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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年06月17日 11時05分21秒

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    故郷慕情(6)

     今一つは、故郷に人的なつながりが残っていることである。親族はいうまでもなく、昔の友人、同窓生、知人など付き合いのあつた人たちが残っていることがだいにの条件である。
     郷里に帰って見ても、知った人がだれもいない、話し相手もいないという状況ではほとんど意味はない。
     観光なら話し相手がいなくてもよいが、帰郷と観光はたちがうのである。
     この二つが郷愁を感じさせる必要条件であろう。
     いまひとつ条件を挙げるとすれば、帰る家があることであろう。
     子どもの頃遊んだ家、登つて遊んだ樹木、かくれんぼをした納屋、柿の木等果樹がなる樹等々故郷の家が残っているということは、既に父母が他界していても、兄弟か誰かが住んでいればよいのである。
     帰る家があるということは、丁度わたり鳥の止まり木のようものでもこれがないと、帰郷しても、泊まるところがないことになり、帰郷しようという意識そのものが殺がれかねないのだ。
     その意味でこれが郷愁の十分条件といえるであろう。

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