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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年06月27日 09時21分08秒

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    故郷慕情 (10)

     故郷の訛りを耳にしたり、昔馴染んだ歌謡曲を聴いたり、久しく接触の機会がなかった人に会ったりすると、懐かしいと感じる。
     しかし、過去の苦い経験、苦しかった経験については、それを思いだしても、懐かしいとは感じない。その思い出を振り払おうとするだけであろう。
     懐かしいと思う思い出は、良かった、楽しかった経験ではなくても、心をなごませないような、嫌な経験ではないのである。
     このような、懐かしさを伴う郷愁が懐古的郷愁である。
     郷里から、昔の知人、友人が訪ねてきても懐かしさは感じる。故郷が昔食べなれていた特産の食品が送られてきても懐かしさは感じるであろう。
     しかし、これは郷愁には繋がらない。
     ということは、郷愁を感じさせる主役は、昔のままの故郷の自然、山、川、草原、森林、海、湖なのだと思う。人はその自然の中に包まれた脇役といっても過言ではないと思う。
     これが懐古的郷愁である。
     郷愁に駆られる人も自然の一部なのだからであろう。









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