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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年08月23日 08時38分32秒

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    日本がやるべき積極的平和主義 (3)

    ・安倍流積極的平和主義
     阿倍の本丸は、母方の祖父岸信介が果たせなかった平和憲法の改定である。しかし、これを提起するには、参院での与党の議席数が不足であり、国民の憲法改定意識も希薄であり、現時点ではその実行は不可能である。
     しかし、阿倍としては、せめて、これまで歴代の内閣で不可とされ続けてきた、集団的自衛権行使くらいはやれるようにしたい。
     そこで、頭を絞って思案した挙げ句、憲法の解釈を変えて、ゴリ押し承知で、これを可能にすることを決意したのであろう。
     幸い?なことに、中国はその経済発展に伴って軍事力を急速に拡充させ、日米に脅威を与えているし、北朝鮮では核兵器開発が進み、長距離ミサイルに核弾頭を搭載できるレベルまでに至っているという東アジアの安全保障上のリスクも高まっている。
     また、法的には、かっての最高裁の砂川判決には、日米安保条約に伴っての米軍の日本駐留に関して、独立国として自衛権を持つのは当然である、という一節があり、これを拡張解釈して、この自衛圏には、個別的自衛権だけでなく、集団的自衛圏も含まれていることにすれば、立派な法的根拠になり得るということにしょうと決められたのであろう。
     これは、まさに、詐欺師的思考、三百代言言辞であるとし言わざるを得ない。

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