１３米兵の集団強姦事件で出された外出禁止令守れず
　２０１２年１０月、米海兵隊員２人が集団強姦事件を起こした。米軍は、自体を重視して、直ちに午後１１時～備午前５時間の夜間外出禁止令を出したが、守られなかった。
１４酔って暴行した米兵の身柄引き渡しなし
　同年１１月2日、夜間外出禁止令中、飲み屋の店長が酔った米兵に「門限ですよ」と声をかけたところ、暴れだし、民家の３階に駆け上がって、寝ていた少年の顔を殴り、テレビ等を破壊して窓から逃げようとして階下に転落重傷を負って、基地内の病院に収容され、その後回復し退院した。
　そこで、沖縄県警がこの容疑者の身柄引き渡しを求めたが米軍はこれに応じず、嘉手納基地に移送してしまった。
　
　地位協定を巡ってこのような理不尽な事件、米軍による理不尽な措置が絶えないのだ。
　これを是正しようと、沖縄県側は、地位協定の改定を再三再四要求しているが、米側は、協定そのものの改定には応じず、運営上で是正するということで誤魔化し続けているのである。
　この理由は、地位協定は米軍が駐留している各国にと結ばれているから、一カ所だけ改定するのは問題があるからだろうと判断していたが、そうではないらしい。
　そこで、他の協定と比較して、日本の場合はどうなのかを見てみることにしょう。