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from: 倭寇の末裔さん
2017/12/17 10:08:20
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何故ドンパチ番組が多いのか
テレビの映画番組をみると、拳銃や自動小銃を駆使するいわゆるドンパチ映画番組ばかりである。
映画番組の分類の仕方はいろいろあるが、社会派、ホ-ムドラマ、歴史もの、戦争もの、ドンパチに分けると、ドンパチものが80%から90%を占めているようにおもわれる。
これは、映画専門の有料チャネルばかりではなく、一般のチャネルも同じである。
何故なのか、映画番組は勿論視聴者の好みに応じて選択されるのだから、視聴者がドンパチものを好むからそうなっているのだろうし、映画制作企業自体がそのようになっているのである。
映画の制作は圧倒的にアメリカが多いし、アメリカでは銃の保持が憲法で規定されているし、毎年何万人もの銃による犠牲者が出る社会なのに、思い切った銃規制が出来ない国柄であるから、映画もドンパチが多くなるのだ、という事情もあろう。が、銃の保持が禁止され、規制が厳しい日本でも、テレビ映画の番組にドンパチものが多いのは何故であろうか。
人間は、そもそも好戦的なのだ、それが理由であると云う人もある。しかし、ドンパチ映画のように、いとも簡単に銃をぶっぱなして、人を殺害するのを好んで見るという悪趣味の人は多くはないはずである。
トルストイは、「幸せな家庭は、そのパタ-ンはどこも同じだが、不幸な家庭の事情は、それぞれに異なっている」と云ったが、そこに理由があると思う。
ホ-ムドラマや恋愛ものは同じような単調な筋になりがちである。これに較べると、ドンパチものは、マフィアや犯罪が絡むから、筋は多用、複雑にすることが出来る。その方が面白くなるのである。
それがドンパチものが多くなる真の理由ではないかと思うのである。そして、単純なドンパチでは、飽きてくるから、これでもか、これでもか、という具合にエスカレ-トしてくるのである。
それも限界がくると、穏健な映画が増えてくる時期がくるのかも知れない。
村上新八
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