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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2018年04月03日 12時53分03秒

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    点滴

     点滴が日本で始まって70年以上になるであろうが、点滴は今も重要な医療器具になっている。
     点滴の使用薬品の管理は極めて厳重に行われ、携帯インタ-ネットで、腕につけられた患者ID腕巻きによる確認チックを何回も行つてから点滴がおこなわれる位の厳重さだが、盲点がある。それは点滴の終了時だ。
     この終了を患者がナ-スコ-ルを押して知らせる場合もあるが、適時終了時点を見計らって看護師が点滴を外しに来る場合もある。
     今の点滴は、点滴が終わっても、空気が血管に入ってしまうようなことはないから、点滴が終了して放置されても心配はないが、看護師がまだ点滴の薬剤が残っているのに、点滴を外してしまう場合がある。それで薬効が十分なのかと心配になることがある。
     点滴を実施する者と点滴治療を指示した医師との関係は、立法と行政のようなもので、立法がいくらきちんとした有効な法を造っても行政の施行がまずければ法の効果が上がらないのと同じである。
     医師は、点滴治療がきちんとなされていると言う前提で治療方針を立てているはずであるから、実施が不十分であるのに、それを知らずに治療効果が上がらなければ、医師の治療方針にも影響を及ぼしかねない問題になるから、点滴のル-ルはきちんと徹底させておくべき問題であると考える。

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