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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2018年04月27日 08時48分36秒

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    自主憲法は必要か(2)

    自民党は、自主憲法の制定わ党是としているが、その内容は軍備を備えた普通の国になることである。
     しかし、今後の世界は戦争の出来ない世界である。
     戦力は、従来の陸海空だけでなく、宇宙からサイバ-空間まで広がつており、武器の破壊力も計り知れないものになっているから、一たび世界大戦などが発したら、地球上の人類、生物の壊滅に繋がるからである。
     そういう中で、戦争放棄を謳った日本国憲法は、今後の世界各国の理想とすべき憲法であると思うからである。
     阿倍総理は、「今の憲法に従えば、自衛隊は違憲であるという憲法学者が大半を占めている。これでは自衛隊の士気にも影響するから、自衛隊を憲法に明記すべきである」と云っている。が、自衛権は自然権であるから、国家である以上当然の権利であり、自衛権の行使に必要な軍備を持つことは憲法に規定されなくても合憲なのだ。
     また、阿倍は、「憲法9条はそのままにして自衛隊を付け加えればよい」と主張しているが、これは憲法改正に国民の抵抗をなくそうとする阿倍の小細工に過ぎない。つまり、自衛隊は既存のものだから、それを憲法に掲げることには国民は抵抗しないはずだから、改正が遣やり易い、まずそれをやっておく。そうすれば、そのうちに、9条2項との矛盾を問題にしてくるから、次に2項をなくせばよい、と言う策略なのだ。
     こういう策略には乗らないよいに、注意すべきである。

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