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from: 倭寇の末裔さん
2018年04月27日 09時12分13秒
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金正恩の思惑
国民を飢餓にさらしても、核爆弾、ミサイル開発一辺倒を掲げて突っ走ってきた北朝鮮の金正恩が、韓国の文在寅大統領に対
北朝鮮融和姿勢を背景にして、平昌でのパラリンピックを機に手のひらを返したように、核兵器とミサイル開発の中止、核実験場の廃棄まで宣言しはじめ、韓国やアメリカとの首脳会談まで開こうとする金正恩の思惑は何であろうか。
それは、金正恩の主導による朝鮮半島の統一であろうと思う。つまり、核兵器とミサイル開発は、短、中距離のミサイルもICBMの開発も成功し、完了し、数は少ないが、質の面ではアメリカの核軍事力に比肩できるところまで行ったから、開発は完了したから、それらを中止してもよいし、実験することもないから実験場は廃棄してよい。
次はこの成果を背景にして平和攻勢に打って出て、国の経済発展と体制の維持のために活用する段階に来ているのだ、と判断したのであろう。
その金正恩の戦略を予想してみよう。
1休戦協定を平和協定に変える
まず現在の韓国及び朝鮮戦争参加国との間に締結されたまま放置されている休戦協定を平和協定に変えること
これは関係国間の同意が要るが、反対する国はないから問題なくやれるであろう。
2韓国の経済力を利用して、北朝鮮の経済の建て直しを図る
法人税をうんと安くし、北朝鮮の安い労働力を提供するなどの優遇策で韓国の大企業の投資を呼び込むのである。これによつて経済の発展と国民生活の向上に寄与させるのである。こうして北朝鮮の経済力を強化させる。
3韓国と北朝鮮の連邦国家を樹立する
北朝鮮の体制は現状のままにする。
4韓国駐留の米軍の撤退要求
これは即持ち出さず、1,2年かけて、朝鮮が平和国家になったことを示してから、要求するであろう。米軍駐留の意味はなくなっているから、反対は出来ない。
5北朝鮮側の主導で統一国家を樹立する
こうして米軍を排除すれば、連邦国家の北朝鮮側は核兵器の威力を背景に、巧みな政治力で金正恩主導の朝鮮統一を図る
こういうシナリオで朝鮮半島の統一を図ろうとするのが、金正恩の思惑であろうと推定する。
この場合の米朝首脳会談は、北朝鮮の体制保障とか米国の軍事介入の阻止などといっているが、これは口実に過ぎず、ICBMの廃棄というお土産をつけて、大国アメリカという強力な外野からの妨害をなくすための方策に過ぎないと考えるべきであろう。-
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