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from: 倭寇の末裔さん
2018/05/24 11:16:19
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セクハラ問題
世界的にセクハラが社会問題となっている。
セクハラは今に始まったことではない。映画でもテレビのドラマでも、通りがかりの女性のお尻をバタンと叩くいたり、手で触ったりするシ-ンは、よく見られたが、こんな女性の人格を軽視して、性の対象として扱う、けしからぬセクハラ行為は、昔からあった。
また、映画のプロデュ-サ-や監督、或いは作曲家が、女優や歌手に出演させたり、本人向けの歌詩をつくったり、作曲することを条件にセクハラを容認させるという話もよく聞いていた。それらは、自分を売り出すためには、我慢するしかないこととして、黙認されてきたのである。
このように、セクハラは昔からあることだが、ここにきて、問題化される切っ掛けとなったのは、かってこのような扱いを受け、今は一流となったが、セクハラを真に嫌悪する女性芸人何人かが勇気を出して世論に訴える活動を始め、それを切っ掛けに身に覚えのある多数の女性芸人が「ME TOO」と叫んでこの活動に参加し、それが世界的に女性の共感を得て、拡大したものであろう。
性差別の禁止、男女共同社会と叫んでも、セクハラを黙認していたのでは底が抜けている。第一セクハラは人権蹂躙行為そのものでもあるから、この活動は遅きを失したと言える。
問題は、セクハラとそうでない場合との区分がはっきりしない点である。
相手が厭がることが分かるはずの場合に、異性の身体に触れたりするのは、明らかなセクハラであるが、言葉の場合は難しい。
例えば、結婚適齢期を過ぎている未婚の女性に「結婚しないの」と言うのは、セクハラと言われるが、同じ事を男性に云ってもセクハラにはならない。
この違い何なのか。女性に対して云う場合は「お前はぶすだから、嫁のもらい手がないのか」という意味にも取られかねないから、というのであれば「お前はぶすだ」と云ってもセクハラにはならないのとどう違うのか。
言葉の場合は、そういうことを云うと異性が嫌悪感を持つ、あるいは対応に戸惑ってしまうであろうような性的発言をするがセクハラである。嫌悪感を持つかどうかは、一般的常識で判断できるはずである。
性的な要素を含まない「嫌がらせ」や「悪口」はマナ-の問題として扱えばよい。
2018年4月に当時の福田財務事務次官が女性新聞記者に「胸をさわっていい」とは「浮気してみない」とかのセクハラ行為をしたことに抗議するために財務省を訪れた数名の女性国会議員にたいして、ある自民党議員が「この人たちは絶対にセクハラの対象にしならない人たちです。私なら絶対にセクハラしないことを誓います」と発言して、後に撤回した事案があった。
これは、貴方たちにはセクハラを支度だなるような魅力はありませんよ」と云う意味だったのであろう。
これも女性にとっては嫌な発言であろうが、これはセクハラではなく、マナ-の問題である。
「いいケツしてるね」とか「セクシ-なボディだね」とはセクハラ発言になるであろうが、もんだいは褒め言葉みたいな発言である。
「セックスアッピ-ルがありますね」とか「色っぽい方ですね」というのは、褒め言葉であるから、言われた方も悪い気はしないであろうし、喜ぶ面もあるであろう。これらはセクハラにはならないであろうが、どんな環境で、誰が誰に対して言うのかで違ってくると思う。まずはこんなことは云わないでおくのが賢明であろう。
村上新八-
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