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  • from: 倭寇の末裔さん

    2018年06月14日 10時46分03秒

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    パワ-ハラスメント

    筆者が子どもの頃は、職人さんになるために大工や左官などの親方のところへ丁稚奉公をする子が多かった。当時は義務教育が小学校までだったから、12~3歳くらいから丁稚奉公に出されたのであろう。
     年はかない子が町なかで、かんなや金槌の柄で親方に打たれている光景をみて、可哀想だと思った記憶がある。
     その頃は、職人は「技は盗んで覚えろ」という言葉があったように、丁稚は親方の仕事振りを見て、技を覚えるのが当たり前で、間違ったらなぐられるだけ、親方が言葉で教えることはまずなかったようである。これは今様に云えばパワ-ハラスメントそのものであったのだ。
     中学校の教室でも、宿題を忘れたりすると、先生に教科書の背で頭を叩かれた。固い表紙の教科書をたたんだ状態で叩かれるから、結構痛かった記憶がある。当時は、そんなパワ-ハラスメントが当たり前であったのだ。
     ハラスメントにもいろいろある。一番古くて有名なのはセクシャルハラスメントだが、その他にドクタ-ハラスメントもある。しかし、最も件数が多いのはパワ-ハランメントだと言われるが、実際はセクシャルハラスメントが最多であるが、我慢して表に出ないから、というのが実態であろうと思う。
     2018年当時の財務省の事務次官がセクハラ事件を起し、辞任した際に、当時の麻生財務大臣は「セクハラ罪はない」と云って物議をかもしたことがあった。罪にはならないのだからやってもよいというように聞こえたからである。
     確かに、セクハラ罪もパワハラ罪もない。が、これは「へそから下のことは大目にみる」とか「訓練に多少の暴力はやむを得ない」といった日本の伝統によるものであろう。
     しかし、セクハラ行為は自己コントロ-ルできるものであるから、罰則付のセクハラ罪を決めることは良いと思うが、パワハラは、そう簡単ではない。
     自分のポストを笠に着た、人前での過度の威嚇、叱咤、暴行が禁止されるのは当然であろうが、そうではなく、陰湿なパワハラもあるのだ。
     2017-18年に起きた、財務省理財局での公文書の隠匿、廃棄、改ざん事案は、阿倍総理夫妻の森友学園、加計学園問題への係わりをぼかそうとする財務省上層部の思惑で、厭がる部下に強要して渋々やらせたもので、そのために自殺者まで出しているのである。これも外的圧力による立派なパワハラ行為である。
     このような外的圧力によるパワハラ行為は、実行者の正義感が強ければ回避できる行為であるからと云って、当人の責に帰することは酷に過ぎよう。それを拒否すれば左遷に繋がるからである。
     このような問題を完全になくすのは、外的圧力を掛けねばならなくなるような根本原因、すなわち阿倍の親近者優先の不適切行政をなくすことしかないのである。そのためには、この問題をうやむやに終わらせず、阿倍の責任を糾弾し、処分することが求められるのだ。
     村上新八
     

     

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