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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2019/03/05 09:01:36

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    やるせない愛運

     先に「運」とは人生で出会う偶然の出来事についての自分の選択の結果であると述べた。これは間違いないが、人生にはどうにもやるせない運もある。その最たるものがある条件下での恋愛であろう。
     恋愛も偶然であり、自由である。近時では同性間の恋愛も公的に許されるようになってきたが、それも含めて自由である。しかし、その当人が既婚者であり、子どももいるという場合の得恋は困ったことになる。
     「ある条件下での」というのはこの意味である。既婚者の得恋は不道徳であると言っても、人間だからそういうこともあり得るのである。
     魅力的な女性の魅力は、既婚であろうと変わらないし、結婚すれば、その魅力は更に増すかも知れない。偶然その人に出会って心底それに惹かれてしまう既婚者の異性がいてもおかしくはない。それが片思いで済めばそれで終りになるであろうが、それが相愛に発展すればことは厄介になる。
     ことが露見しないでも、既存の夫婦間には目に見えないひびが入るし、家庭を壊しかねないことになるからである。
     こうして、当事者双方に、家庭を捨てて新しい得恋に走るか、じっと堪え忍んで、惜愛の心を抱えたまま、今の家庭を守るかの厳しい選択が迫られることになる。
     こういう人生相談を持ちかけられたら、どう答えるのか自問してみるが、なかなか難しい。この場合、何の罪科のない人たちに苦しみを与えたくないし、と言って一回しかない人生を空転させたくない気持も強いからである。こういう出会いの偶然を恨んでみても仕方がない。
     たとえ、前者の道を選択するにしても、何の罪科のない家族の生活や子どもの教育に支障が出ないように、万全の配慮と責任を尽くすようにすべきだ、と答えるしかないであろう。
     これも常識的すぎるか。
     村上新八
     
     



     

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