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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2019年04月15日 13時58分06秒

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    理解と共感の違い

     「多様化社会」という言葉がある。
     先進国での少子化は一般的な現象である。これに対して各国とも色々な対策を打ってはいるが、効果はあまりないまま人手不足が深刻化している。すると、当然のことながら、開発途上国からの移民を受けざるを得ないことになる。これは人種を多様化させ、それによって、文化、宗教、慣習の違いによる摩擦や、不況時の仕事の取り合いによるトラブルが発生し、移民排斥の大運動が起こる。
     このようなおきまりのプロセスが各国とも時期はずれているが等しく起こっている。これは多様化可否の問題として取り上げられているが、今一つの多様化問題はLGBT問題である。
     レズや男色の問題は昔からあることだが、今までは表には出さずに隠されてきた問題であった。
     これが近時表面化されおおっぴらにやられるなったが、これも多様化の一環だとして世間から認知されるようになったのだ。しかし、宗教的には認められてはいない。
     この問題については、先進国では、同性同士の結婚まで認めている国もあるが、日本では結婚までは認めないが、パ-トナ-として結婚に準じるとり扱いをするようになっている地域も出てきている。
     これは、そういうことに共感するまでは行かないが、理解は示そうということなのであろう。
     共感と理解は違う。共感とは、全く同感して、自分がそうなっても良い思う位の感情を持つことを意味するものであると思う。
    それに対して、理解は、同性しか愛せないという気持は分らないでもないから認めてもよいが、自分はそういう気持にはなれない
    という程度である。
     LGBTに対する一般の感情はその程度であり、それが妥当な水準であると思う。
     村上新八 

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