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from: 倭寇の末裔さん
2019年05月04日 13時51分52秒
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天皇制は奴隷制か
元号が変わった早々、2019年4月3日の朝日新聞朝刊に東大教授の法哲学者井上達夫さんの「象徴に依存する日本人」と題して大変変わった論説(口述)が掲載された。
その主なポイントを上げてみよう。
・天皇は自らの地位の正当性の根拠である「国民の総意」による支持を、日々調達しないといけない。その自覚故に国事行為を超え、慰励の旅行を繰り返した。
そんなことを考えて天皇がなされているとは思わない。これは井上教授の全くの「げすの勘ぐり」である。
・私は象徴天皇制を日本に残った最後の「奴隷制」だと考えます。
・「象徴」として記号ほ下げた天皇、皇族は政治権力どころか人権まで剥奪され、表現の自由や職業選択の自由もない。
・特定の血統を持った一族から人権を剥奪し、彼らを国民のアイデンティティーを確保する道具として利用し続けるのは、異質な他社者との共生の思想としてのリベラリズム
とは相容れない。
このような論調である。
たしかに、皇族には選挙権もないし、政治的な言動も禁止されている。
それは、天皇や皇族の発言、意見となるとその影響力が大きいから、一部の政治家や官僚に利用され悪用されることを防ぐためである。
相撲好きの昭和天皇が、記者から「おひいきの関取はどなたですか」と問われ、「それは言えません。影響が大きいからです」と答えられたという。その位天皇の影響力は大きいからそれを悪用されないように配慮することは必要だと思う。
憲法には、皇族の基本的人権を認めないというような文言は一つも記載されてはいない。
居住の自由の問題にしても、宮殿はあるし、警護の関係であちこちに移転されるのは困るという事情も考えねばならない。
また、天皇が国民統合の象徴としての地位を保障してもらうために、日銭を稼ぎのように、慰問や慰霊に精進しているという見方も、偏りすぎて、前述の通りげすの勘ぐりに聞こえる。そんな人気とりのためでは毛頭なく、象徴としての在り方を真剣に模索された姿であろうと思う。
これは、天皇制胃イコ-ル奴隷制の発言とともに陛下に誠に失礼千万な発言だと思わざるを得ない。
日本人の家元に対する敬意意識を本元の家元である皇室に向けられた深甚なる敬意を払っており、天皇がこれに答える行動をとられることは日本人にはリベラルで自然なことなのだ。
それがリベラルな理念の欠如とは思われない。
村上新八
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