今日３１日午後、安倍と野田の党首討論をやるという。
　結構なことだが、安倍は「近いうちに解散」という、野田と谷垣との対話の話を持ち出して、年内解散を迫る話に終始するのではないか。
　これに対して、野田は特例公債法や違憲といわれている衆院の一票格差是正なくして、総選挙は出来ないと反論する。安倍はそれを待っていましたとばかり、それに賛成すれば、解散を約束すかと迫るというシナリオを描いているのであろう。
　国家が今のような差し迫った状況で、政治空白を作ったり、一から出直しなどのことは愚の骨頂というものだ。
　ここは与野党協力して、日本の建て直しを行うことしかないと思うが、政界をごたごたさせるしか能がない政治家は、バカ政治やというしかあるまい。
　村上新八

　今日３１日午後、安倍と野田の党首討論をやるという。
　結構なことだが、安倍は「近いうちに解散」という、野田と谷垣との対話の話を持ち出して、年内解散を迫る話に終始するのではないか。
　これに対して、野田は特例公債法や違憲といわれている衆院の一票格差是正なくして、総選挙は出来ないと反論する。安倍はそれを待っていましたとばかり、それに賛成すれば、解散を約束すかと迫るというシナリオを描いているのであろう。
　国家が今のような差し迫った状況で、政治空白を作ったり、一から出直しなどのことは愚の骨頂というものだ。
　ここは与野党協力して、日本の建て直しを行うことしかないと思うが、政界をごたごたさせるしか能がない政治家は、バカ政治やというしかあるまい。
　村上新八

国会開催に当たっての野田首相の所信表明演説は、衆院のみで参院ではやらせてもらえないという異例のものであった。
　彼の演説の骨子は、
・決められない政治から野党の協力を得て決められる政治への転換
・明日の安心の責任を果たす政治
・日本再生戦略、革新的エネルギ－・環境戦略、経済外交の三つを原動力とする
・被災地の復興なくして日本の再生なし
・平和主義で領土、領海を護る
・不毛な党派対立を止め、中庸を進む
・今の状態はまだ道半ばであり、これを完遂したい
という点であり、まことにまともである。
　野党は批判しなければ、野党の立場がないから、抽象的だとか言葉だけは綺麗だが、などと批判するが、改憲論議や集団的自衛権論議よりもよほどましである。
　多数政党化せさるを得ないこれからの政界では、この方向に沿って、一緒に推進することが今後の政治のあり方であると思う。
　村上新八

　最近の野田内閣の支持率は２０％にまで落ち込んでいる。
これは、原発の再稼動、「近いうちに解散」の約束不履行、消費税増税、政治の停滞、中国との摩擦、オスプレイの問題、新任法相の更迭などによる有権者の不満の顕れであろう。石原の言う、第三局指向や維新の会の動きはあまり関係はないと思う。この第三局には期待はできないからである。
　しかし、これらの問題は、どの政党が政権をになっても、簡単に解決するような問題ではないし、現実的施策と将来対応を睨んだ判断をすれば、結局は現在の野田内閣と同じような方向になるであろうし、また政界のねじれは続くであろうから、「決められない政治」「決まらない政策」というジレンマも続くであろう。
　また、即解散といっても、最高裁から違憲状態であると決め付けられている、現在の選挙区と定員のままで総選挙をやることも出来ない。
　こう考えると、一定の成果が上がるまで、このまま野田政権を継続したうえで、それぞれの政策基本をあきらかにして、政界再編の方向を決め、そこで総選挙をやるのがもベストな方法であると思うが。
　村上新八

鳩山は、北海道での講演のなかで、尖閣諸島問題は、領土問題であると述べたという。政府は、「尖閣には領土問題はない」として中国の主張を突っぱねてきた。が、この鳩山の立場は、尖閣については、日本領土として国際法に沿って決めて来たことであるから、日本領土として確定している。これを今更、どこに所属するかを議論するつもりは毛頭ない、と突っぱねてきた日本政府の姿勢をひっくり返す発言である。
　つまり、領土として確定しているか否かが、判断の分岐点になるわけである。
　鳩山の言うように、領土として不確定の問題だとすれば、改めて、固有の領土としていた日本の主張をご破算にして、中国との交渉を始めることなになるが、その場合は、中国の主張は変わらないであろうから、中国の主張を認めざるを得ないことになるのだが、鳩山は、それを予想した上で、このような発言をしたのだろうか。その真意を知りたい。
　村上新八

おかしな世の中にはおかしな奴が出てくる。その代表が、橋下、石原慎太郎、竹中平蔵あたりだ。橋下の評価はこれまで散々やったから、今回は省略する。
　懸案山積の東京都を放り出した石原は、国会に戻るという、気がおかしくなった齢８０才の「暴走老人」だ。奴のいう「第三局」とは、政策なんて些細なもの、原発問題も些細なもの、こんな小さな差異は無視して、選挙に勝って、第三局を作るために、小政党が団結しよう。それで勝ったら、徴兵制、核武装を含めて政策決定しよう、という乱暴極まるものだ。だから「気おかしくなっている」というのである。これも認知症の始まりなのかも知れない。
　日本維新の会の公募選定委員長とやらになったという竹中平蔵もおかしい。
　「リ－ダ－は、組織に異質なものを持ち込む力がないといけない。新しいことをやる時には必ず抵抗があるからだ。それは国民を説得する力や、ときには相手を捻じ伏せる力にも繋がっている。小泉さんは異端児で、干されても自分の考えを曲げなかった。そういう人がリ－ダ－になって初めて物事が成就する。橋下さんも同様に異端児だ」と言っている。これは、そっくりナチスのヒットラ－礼賛である。
　小泉は異端児でなく、パラノイアだ。これは靖国参拝、郵政民営化固執ではっはりしている。
　牛は牛ずれ、おかしな奴にはおかしな奴が寄るのである。国民は用心が肝心だ。
　村上新八

石原都知事が人気を２年も残して突如辞任した。日本タチガレ？の老とく一味と一緒に新党を作るというが、老人クラブになるだけだ。
　彼は１３年前に、「東京から日本を変える」と豪語として当選したが、何も出来なかった。彼の業績は、エンジン廃棄物を出すトラックを都内から一掃したくらいのもので、新銀行東京では大失敗、２０１６年のオリンピック招致も大金を使ってムタ゜になっただけ、強がりの尖閣買収では中国から、えらいしっぺ返しを食らって、何千億円の損害を招いたのだ。それでも辞任の弁で、官僚退治をやるという。お笑いである。
　幼稚園設置基準の問題やゆとり教育の失敗を挙げて官僚を攻撃したが、空しい。そんなことさえも出来なかったのに、「東京から日本を変える」の豪語はどうした。
　石原がやるべきことは
１退職金は辞退して、それを東日本大震災の復旧にまわすこと
２政会から即引退して、福島で農業でもやること
それだけである。
　村上新八

国の原子力規制委員会は、２４日、全国１６箇所の放射能拡散予測結果を公表した。それによると、事故が発生した場合の、一週間の総被爆線量が危険レベル以上になると予想される地域は３０キロ以遠に及ぶことが分かったという。
　この被爆地域の範囲は、そのときの風向きによって違ってくから、半径３０キロ以上の円周域になるわけだ。
　となると、な日本には、世界第３位、５４基の原発があるから、その全部について被爆危険範囲を描くと、狭い日本では殆どすべてが被爆危険域に入ってしまうことになののではなかろうか。
　こうなると、逃げるところもなくなるのである。
　まさに、原発は「パンドラの箱」であると言わざるを得ない代物である。
　村上新八　

１０年以上も前から、他人の家に乗り込み、その家を乗っ取って、家族同士で暴行させ、金を奪い取り、挙句のはては殺害してしまうという事件が、尼崎、高松で起こっている。その主犯とみられる現在６４歳の女が逮捕されているという。
　この手口で殺害され、家の床下に埋められたり、ドラムかんにコンクリ－ト詰めにされて放置されたり、海に捨てられた人は８人にもののぼっているのだ。
　たかが女の力でこんなことが出来るわけはないから、共犯がいることは間違いないが、どうしてこんなことになったのか不思議千万である。
　こんなことは未曾有の事件であり、その全容とこの凶悪な主犯者の餌食となった被害者の心理を徹底的に解明し、犯罪史上の貴重な資料とすることを望みたい。
　村上新八

橋下と父親は関係ないと言うが彼の刺青職員への態度を見ると父親の刺青への反発と言える、これは彼の出自と市政と関係を物語るものである。