８０歳の登山家、三浦雄一郎氏がエベレスト登頂に成功し、無事に下山した。
　余の中ではこれを偉業だとして賞賛している。しかし、そうだろうか。
　何度も思い病気患いながら、これを克服して、苦しみながら登頂に成功し、生還されて、良かったと思うし、凄い人だなとも思うが、偉業だとは思わない。
　遭難したり、命を失うリスクは大きかったし、その場合は何十人もの救援者を危険な目に合わせることになったであろうし、二次遭難ということもあったかも知れないのだ。それは周囲にとっては大迷惑なことである。それを分かっていて、自分の我を満足させるためにやった我侭勝手な冒険である。
　登頂に成功し、生還したから良かったが、それがうまくゆかなかったら、世間は年寄りの冷や水だとしてバカ扱いしたであろう。
　村上新八

　第二次大戦末期に、アメリカが広島、長崎に原爆を投下したのは、韓国植民地化に対する神罰である、と韓国人ジャ－ナリストが新聞に書いたとかで、外務省が抗議するなどの騒ぎになっている。
　が、地獄、極楽、閻魔様、罰当たりなども子どもだましみたいな考えに取り付かれているアホな記者の愚行にいちいち腹を立てることはさらさらない。
　腹を立てるということは、間に受けているという、同じドアホレベルであることを示すことになるのだ。無視するのが良識人のやり方である。
　子どもの喧嘩じゃあるまいし、バカバカしい限りである。
　村上新八

　小平市で約５０年前に計画されていて、これから着手しようという道路建設計画の可否について住民投票が行われるという。
　その建設用地は、現在は雑木林で、住民の散策や憩いの場になっているという。
　極く少ないくなってしまった武蔵野の林野は、今や絶滅危惧種化している感があるのだ。
　これを何とかして残そうとする市民運動が今回の住民投票となったものである。
　しかし、当局側は、この投票率が５０％以下であったから、住民の意思が希薄だとして、開票もせずに破棄してしまうという。
　が、市長選挙で、投票率は３０％台というのが少なくないのに、当選させているのである。
　首長の当選は３０％の投票率でもＯＫだが、自然を残そうという住民投票は、投票率５０％以下なら破棄というのは、全く筋が通らぬ話ではないか。
　村上新八

橋下よ軍隊体験者の話を聞け

橋下よ軍隊体験者の話を聞け

　内閣官房参与の突然の訪朝は、米韓にも知らせずに、極秘裏になされたものらしいが。北朝鮮はこれを大々的に報道している。その狙いは、このところの北朝鮮の強硬姿勢が効を示さず、ゆき詰まっており、その打開の手として日中韓に楔を打っておこうとする北朝鮮の作戦に乗せられたものだと思う。
　その餌としては、このところ全く停滞している拉致問題が好適で、かって、小泉、金正日会談にも同行していた飯島を呼んで、この問題を検討する振りをして、その代わりに米朝会談を仲介させようとの狙いがあったのであろう。
　阿倍内閣としては、拉致問題に進展らしいものを感じさせれば、選挙にはもってこいの得点になると、これに乗ったものであろう。が、米韓は、この頭越しの単独行動に対して、不快感を表明している。
　しかし、したたかな北朝鮮のことだから、また騙されて米中から軽蔑されるのが落ちであろう。
　村上新八




　

これからは、短文でツイ－トに書いても分かることはツイ－トを優先的に利用することにします。
　「ｐａｃｈｉｍｉｅｅｗｋ」をご覧下さい。
　村上新八

　祖父岸信介の背後霊を背負っているような安倍普三は、憲法改悪を自分の政治の本丸と考えている男である。
　その改悪項目は、いろいろあるがその一つは憲法２１条の言論の自由だ。自民党の改憲案では、これに「公益、公共の福祉に反しない限り」というフレ－ズを付け加えようとしている。
それは一見、当たり前のことのように思えるが、とんでもない。この一文によって、警察でも行政でも、恣意的な拡大解釈で、何でも取り締まれることになるのだ。
　オスプレイの飛行反対デモも、原発再稼動反対デモも、すべて公益に反するという解釈で取り締まることもできるようになるのだ。
　その手始めは、９６条の改憲発議条件を、国会議員の２／３から、他国に例がない１／２に低めようとするたくらみなのだ。
　これを阻止するために、改憲勢力を絶対に２／３以下に抑えねばならない。
　村上新八

　アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」「ニュ－ヨ－ク・タイムス」等４紙が、阿倍について「日本政府は、歴史に常に謙虚に正面から向き合うことが重要だ」などと、阿倍の靖国神社対応や憲法改定姿勢、村山談話批判など、一連の右傾化言動についての懸念を表明している。
　これについては、筆者も先に、本サイトで批判の投稿をしているが、全く正論である。
　この阿倍の姿勢が中韓北朝鮮を刺激し、東アジアの不安定化を助長することをアメリカは心配しているのであろう。
　これに関して、駐米日本大使は、米紙に反論を掲載しているが、阿倍の態度が益々右傾化にエスカレ－トしていく事実の前には、そんな反論は犬の遠吠えにもならない。
　国民と野党がしっかりこの阿倍の姿勢を牽制しなければならない。
　村上新八

　阿倍普三は祖父、岸信介ができなかった憲法右傾化をやりたくて、その前準備として憲法９６条を変えて、国会議員の半分の発議で憲法改定が進められるようにしようとしている。これには絶対に反対である。
　国の基本法である憲法が簡単に変えられるようでは、国家の在り方が安定しなくなってしまう虞がある。
　政権与党が過半数になることはよくあるし、その度に憲法をいじくれるようになりかねないからである。
　しかも、普三が考えている憲法改定は、天皇を元首にし、自衛隊を国防軍にして、共同防衛を可能にするとともに、戦争できる国にしようとすることである。
　これは、とりもなおさず、隣国、中国、韓国、北朝鮮に対日警戒感を強めさせ、軍拡を促し、アジアを不安定化させることになるのは必至だが、普三は憲法改正は国内問題だから外交には関係ない、と嘯いている。非常識極まる考え方だと言わざるを得ない。
　こんな外交センスのない奴に日本の将来を託すわけにはゆかない。
　村上新八