民主党は、小沢劉の陳情システムを強化するという。
　陳情の窓口を一本化するのは小沢流の継承だが、これを「陳情・要請対策本部」として、グル－プで、陳情の審議をするのは良いとしても、陳情を選挙協力度、効果性などを勘案しＡ、Ｂ、Ｃにランク分けして、そのランクに応じて対応する議員のランクを決めるなどは、あまりに露骨過ぎる選挙対策丸見えの制度であるといわざるを得ない。
　政策提言は歓迎すべきだが、予算箇所付けなどの利益誘導につながるような陳情は不要になるようにすべきである。
、補助金の廃止、地方交付税などによる地方自治の推進によって、今後は、利益誘導につながるような陳情は全く不必要な制度にすべきではないか。民主党の政権交代時の原点に帰った制度に再考することを望みたい。
　村上新八