小沢は、菅総理がぢきぢきに折衝しても政倫審に出て、説明することを拒否した。政倫審は、強制力はないから、ここで小沢招致を決議しても小沢が出ない、と言えばそれまでであるから、決議は意味はない。
　小沢は、起訴されている裁判で無罪を証明するのだから、政倫審に出る合理的理由はないし、仙谷、馬渕の問責決議もあるから、これだけで国会無審議が円滑になるとは思わない、と言う理屈でごねているのだ。
　しかし、これは屁理屈だ。その理由は四つある。
１国会で決めれば政倫審に出る、と小沢が言った際には「起訴されなければ」という条件はついていなかった。
２仙谷、馬渕の問責決議の問題は全く関係のないことだ
３世論調査では８０％が小沢の国会での説明に賛成している
４小沢問題が審議阻害の一つになっていることは確かである。
　しかし、小沢の意思は変わらないであろう。こうなれば、証人喚問の決議をするしかあるまい。
　村上新八