金日成生誕１００年１２年に「強盛大国」を目指すとしていた北朝鮮は、そのレヘルを引き下げて「強盛国家」と変えることを検討しているという。
　「大国」というには、あまりにもお粗末過ぎるから「国家」にト－ンダウンさせよう、というものであろう。が、それよりも「強がり国家」のほうが適切である。
　先日も延坪島沖に砲弾を撃ち込みながら、あれは島の近くの工事現場での発破の音だ、などとごまかしていたが、それは近く行われる米韓軍事演習に対する牽制であったことは明らかである。
　北朝鮮の農業被害は今年も深刻らしい。国民を餓えさせておいて「強盛」もへちまもないが、北朝鮮の嘘つき、ならず者体質は牢固として変わらない。
　先ごろ、韓国が北朝鮮を合併した場合の費用を概算したところ１７兆円以上必要だと分かったという。潰れても困る、潰れなくても困る，どう仕様もない国、ということなのだ。いっそのことカネ持ちの中国に併合したらどうか。北朝鮮人民は喜ぶであろう。
　村上新八