さりげなく振舞っているが、その裏には狂気が潜んでいるというのが一番怖いが、橋下大阪市長はまさにそんな男であると思う。
　橋下は弁護士で、面白いテレビタレントとして名をうるようになり、出馬することは２万％ない、と言っていた大阪府知事に出馬し、風変わり好みの大阪人に受けて当選した男で、その後大阪都構想などを打ち出して、腹心を知事に推し、自分は大阪市長になるという変わった道を行く男である。
　彼が大阪府知事になったあたりから、持ち前のテレビ利用、マスコミ躍らせのうまさを活かして、「大阪維新の会」なる政党を立ち上げ、既成政党不信の間隙をついて中央政会に踊り出ようとしている。
　その橋本が一体何を考えているのか、その言動から彼の特性とその狂気とも言える本質を探ってみようと思う。
・人権、プライバシ－を平気で踏みにじる
　１大阪市職員ーに対する執拗な政治行動調査
　橋本は、市長当選後、選挙せんで競った平松前市長を支持した職員の政治意識と平松支援の行動を、詳細なアンケ－トや聞き取り調査でてった徹底的に調べあげた。これは誰が敵か味方かをはっきりさせ、それ対応の処遇をするためである。