国の原子力規制委員会は、２４日、全国１６箇所の放射能拡散予測結果を公表した。それによると、事故が発生した場合の、一週間の総被爆線量が危険レベル以上になると予想される地域は３０キロ以遠に及ぶことが分かったという。
　この被爆地域の範囲は、そのときの風向きによって違ってくから、半径３０キロ以上の円周域になるわけだ。
　となると、な日本には、世界第３位、５４基の原発があるから、その全部について被爆危険範囲を描くと、狭い日本では殆どすべてが被爆危険域に入ってしまうことになののではなかろうか。
　こうなると、逃げるところもなくなるのである。
　まさに、原発は「パンドラの箱」であると言わざるを得ない代物である。
　村上新八