イスラエルは１４日ゴザのハマス幹部の拠点を空爆し、幹部を含む１１名を殺害した。この報復として、ハマスはテルアビブにロケットを撃ち込み、３人が死亡したという。　最近はハマスのテロ攻撃の話は聞かなかったから、小康状態になっていと思っていたのだが、そうではなかったのだろうか。
　この攻撃は、イスラエルがハマスの幹部を殺害する意図を持って始めたのであろうが、そうだとすれば、当然その報復は予想されていたはずであから、それがエスカレ－トして報復合戦が激化することになるでろうことも予想できたはずである。それは無辜の一般市民までも巻き込むことも想定できたはずである。
　そのようなリスクを犯してまで、ハマスの幹部を殺害する必要があったとは思えない。
　ネタニヤフ首相は、直ちにそのような愚考は止めべきである。
　イスラエル、パレスチスナどちらの一般市民も、報復合戦に巻き込まれことはもうこりごりのはずである。
　村上新八