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from: 22世紀さん

2011年11月27日 11時32分20秒

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池田大作氏の女性観

彼は女性との関係に関しては、「法治国の国民としては、それ(一夫一婦制)に従うべきだ。ただし――ただしですよ、(笑い)――もし、それだけの理由と力があっ

彼は女性との関係に関しては、
「法治国の国民としては、それ(一夫一婦制)に従うべきだ。ただし――ただしですよ、(笑い)――もし、それだけの
理由と力があって、しかも誰にも迷惑をかけないという場合には、一夫一婦制の枠外の行為でも私は男性として認め
ます」(『宝石』前掲号)

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銀河

from: 22世紀さん

2011年11月28日 00時47分28秒

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「Re:Re:池田大作氏の女性観。大ちゃんのミストーク」
『月刊宝石』1970年(昭和45年)1月号の「青島幸男のイジワル対談」から張り付け

(貼り付け開始)

話せるなァ、会長は!

なぜ、ヒッピー族が入信するか
ファッショ化する危険はないか
理想的な経済体制はどんな型か
男の浮気は認められるかどうか
会長の後継者は決まっているか

<ゲスト> 池田大作(創価学会会長)

(前略)

「男の浮気について」

青島 昭和元禄とも関連しますが、最近は、やれ女性上位時代とか、モノ・セックス時代だとか、男女の仲が乱れとるといわれますね。男と女のあり方みたいなものについてはいかがでしょうか?
池田 それは個人個人の自由の問題ですね。やっぱり、男は力でしょうね。女性は「宮本武蔵」のお通とか「三国志」の劉備玄徳の芙蓉とか「レ・ミゼラブル」のマリウスに対するコゼットとか、そういう姿は好きですね。
青島 そこらは、私の見解とわりあい似てますね(笑い)。じゃ、まず恋愛については――
池田 そうですね、恋愛論になると、やはり男はまず、力、意欲、創造性、いろいろ含まれるが、その男性に女性がたくさんついてくる、その中からいちばん自分として悔いのない女性を選べば理想的だと思う。男性がめめしく女の後ばっかり追うのは、ちょっと二流だと思うんです。
青島 けっこうですね。それも私の見解と一致です。それから一夫一婦制の問題ですけれども、私はやはり、男性というのは本来の生理からいっても、どうしても一夫一婦制の枠内に入りきれない場合がでてくると思うんです。そういう行為をお認めになりますか?
青島 法律的にいうと日本は一夫一婦制に定められているからよくない。
青島 いや法律では決まっておりませんよ。一般道徳としてはいちおう一夫一婦制みたいになっておりますけれども、戦前の姦通罪みたいなものはありませんからね。
池田 いや、一夫多妻の東南アジアと同じではいけないという意味です。ぼくが言うのは法律的届けの問題は一夫一婦になっているということ。それで、法治国の国民としては、それに従うべきだ。ただし――ただしですよ、(笑い)――もし、それだけの理由と力があって、しかも誰にも迷惑をかけないという場合には、一夫一婦制の枠外の行為でも私は男性として認めます。
青島 認める……これはいい、これはいいですね(笑い)。(念を押すように)財力があって、力があって、女の人も傷つけない、社会になんら迷惑を及ぼさない場合はおかみさん以外の女と関係をもっても、これは認めるべきであると、そういうお考えですね?
池田 そう。男性としてそう思いますね。
青島 イイなあ、これは抜群にいいな(笑い)。こんな素敵な人だとは思わなかった。
池田 冗談もいらいところにきてしまったな。いや、いや、どうも……。
青島 そうです。そう思いますよ。ぼくも。
池田 じゃあ握手しましょうよ(笑い)。
青島 向こうの女の人も望んで、かまわないから、ということだったらいっこう差しつかえないということですね?
池田 一般の人間社会として、誰も束縛できないことだと思います。それは別に教義に書いてあるわけじゃないですけれどもね。
青島 それはむろんそうでしょう、教義に書いてあるわけではないでしょうね(笑い)。
池田 それはなにも公の会の席上で言う必要はないわけだ。ただ人間はだれだってそういう本性はあるだろう、それをいちいち、そういうことしちゃいけないとか、していいというのは別問題だ、あくまでも個人の責任の問題だということですね。決して奨励するわけではない。身を滅ぼしてはいけない。
青島 それは自由でいいな。
池田 それは自由ですよ。
青島 わりに政治家としての能力に疑いがもたれるケースが多いんですがね。これは私はうなずけないんです。ナポレオンにしても秀吉にしても吉田さんにしても、たいへん大きな業績を残す人は、やっぱりそれだけ、婦人に対してもバイタリティを持っていると思うんですよね。だから、婦人関係がわりあい複雑だということと、男の仕事とは、別に考えてしかるべきだとおもうんですがねえ。
池田 そうでしょうね。ですから私は、たとえば総理大臣が、どんな豪勢な家に入ろうが、何しようがいい。それだけの仕事を総理としてやればいいと思いますね――そういう総理はあまりいませんがね。
青島 私もそう思います。しかし、こんなに池田さんが話せる人だとは思わなかったですね。
池田 男女関係は複雑で、単調なものではない。重荷になったり迷惑をかけてはならない。
青島 ぼくは男女関係に対しては、わりあいフリーな意見を持っているほうですが、婚外の関係においては、子供だけは作るべきではないと思うんです。というのは、子どもは望んで生まれてくるわけではありませんから、平等に、生まれてきた権利をきちんと保証されて、自由に伸び伸びと育ってしかるべきなんですね。ところが、その子が籍に入れられないようなケースの場合には、親としてたいへん無責任なことだと思うんです。
池田 そうですね。私も大勢の人と会って、いろんな境遇の人を見たり聞いたりしています。できるだけそれらの人を守って、理解しているつもりです。

「意中の後継者はいますか?」

青島 子どもといえば、池田さんは、お子さんに自分の後を継がせるようなお考えはありますか?
池田 (きっぱりと)世襲制度はとりません。子どもは子どもの人権を尊重して、自分のいきたい方向にいかせます。ほかの教団なんかはほとんど世襲のようですけれどもね、うちの場合はもっともすぐれた弟子に譲るという考えです。子供のことは決して考えていません。
青島 すると、もっともすぐれた弟子という、その後継者の心あたりはもうつけてありますか? 前会長にとっての池田さんにあたるような方は?
池田 当時は人数が少なかったから早かった。しかし、今は膨大です。何百万という会員ですから、ゆえに若干時間がかかるでしょう。私は後継者一人だけを偉くしてという差別感はもっておりません。全部後継者になってもらいたい気持ちです。その中から、いずれ第四代、第五代とできていくでしょう。過去の形態と違って、時代と共に民主的にきめていかなければならない。これからは――。
 それからもう一つは、優秀な人が陸続と続いております。それに、自分が会長になりたいというのは出ないですよ。会長というのはいろんな点でたいへんであることを知っているから、前会長も七年間ならなかった、私も二年間ならかった。やむを得ずされてしまったという格好です。時が来れば自然にきまっていくものですね。また、いろいろと考えて育てています。
青島 それは何人かですか、複数ですか、単数ですか?
池田 複数ですね。複数で、その中からお互いに選べばいいと思っています。
青島 ということは、やっぱり最終的には単数になるわけですね?
池田 それはそうです。会長二人じゃ、創価学会と創価別会になってしまう(笑い)。それはまずいですねよね。社長が二人いるみたいなもんで。
青島 さきほど、形態が変わってくるだろうとおっしゃったのは、たとえば過渡的な形で、ソ連の集団指導制みたいな……。
池田 いや、そういう意味ではありません。集団指導制というのは不安定ですから、長続きしません。そうじゃなくて、何人か選んで、その中から一人を選びなさい、ということですね。
青島 ところで最後に、もっともばかばかしいことを聞きたいんですけど……どうしようかな……やっぱり、ばかばかしいから、やめましょう、けっこうです(笑い)。
池田 途中でやめちゃったんじゃ、男らしくないじゃないですか(笑い)。
青島 そうですか、じゃあ申しましょうか。私は、この池田会長のもっておられる組織というものに、たいへんな畏怖と同時に、あこがれを持っているわけですよ。ですから、もし仮に私がいま入信した場合には、時期会長になり得る可能性がありやなしやをおききしたかったんですけれどもね(爆笑)、ちょっとばかばかし過ぎますね。そうでなければやっぱり総理大臣を狙ったほうがいいんじゃないかと思うんですが(笑い)。
池田 いや、両方狙えばもっといいじゃないですか(笑い)。
青島 じゃあ、そうさせていただきましょうか(笑い)。それでは今日はこのへんで、どうもお忙しいところありがとうございました。

<青島後記>
 なんでも、現在のマスコミには三つのタブーがあるそうだ。菊(皇室)、桜(自衛隊)、それに鶴(創価学会)だという。
 池田さんは、その鶴の総帥だから、私ごとき人間と会う場合には、さぞや家の子郎党多数引きつれて乗り込んでいらっしゃるかと思ったら、これが大違い。たった一人、先に着いていらして、にこやかにあいさつされた。たいへんな苦労人とお見受けした。
 浮気論にいたっては意外に寛容なお答えで、こちらのほうがあわてる始末。花も実もある宗教家でいらっしゃる。鶴がタブーでなくなる日も近いのではないか、と期待したい。

(貼り付け終了)

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