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  • from: 22世紀さん

    2010年10月21日 21時39分32秒

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    菅・仙谷が頼った「創価大学卒」の駐日中国大使/週刊現代

    藁をも掴むとはこのことだろう。尖閣問題で中国とのパイプがまったくないことを露呈した菅首相や仙谷官房長官だが、ここに来て公明党・創価学会との急接近が囁かれている。その手始めとなったのが、9月26日に突然、菅首相が創価学会の池田大作名誉会長(82歳)が創設した東京富士美術館を訪問したことだった。

    「当初は将来の公明党との連携に向けて、表敬訪問したのではないかと見られたが、あれはそんな先を見越した行動ではない。とにかく目先の尖閣問題を解決するために、仙谷官房長官が創価学会と中国のパイプを使おうとし、菅首相がそれに乗ったということだろう」(民主党中堅議員)

     菅・仙谷両氏は創価学会にとって「仏敵」とされる人物。それでも学会に頭を下げざるを得ない事情があった。胡錦濤国家主席が08年に来日した際も池田氏と会談したように、中国は学会や池田氏を「古い友人」として扱ってきた。人的交流も盛んで、今年2月28日には、創価大学に留学した1期生の程永華氏(56歳)が駐日中国大使に着任したばかりである。

    「日中国交回復(72年)後、中国側が日本に留学生を送ろうとしても、日本の大学が受け入れない事態が続いた。そこで75年に創価大学が受け入れた6人の留学生の一人が程氏だった。私も在学中だったので、お世辞にも垢抜けたとは言えない格好をして、食堂で黙って食事している程氏を何度か見かけました」(ジャーナリスト・乙骨正生氏)

     大使着任直後の3月10日付『聖教新聞』では1面トップで程氏と池田氏の会談を報じている。程氏は学会と中国の関係の深さをアピールする象徴でもあるのだ。

     漁船衝突事件翌日に程氏が外務省を訪れて以降、9月27日に前原外相と会うまで、官邸は大使サイドとほとんど接触できず。それだけに学会に頭を下げてでも、程氏から中国側の本音を探りたかったに違いない。

     ちなみに、程大使は小沢元幹事長とは旧知の仲。尖閣問題でも小沢氏と非公式に2度会談を持ったという情報もある。菅・仙谷氏が小沢氏に仲介を頼む手もあったが、そんなことをするなら創価学会に頭を下げたほうがマシということか。

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