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  • from: 22世紀さん

    2010年11月22日 20時34分51秒

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    池田大作「権力者」の構造

     結婚とその価値

     5月3日、池田は戦前からの会員である白木薫次の二女・かね(当時20歳、池田24歳)と恋愛結婚した。媒酌は会理事、蒲田支部長の小泉隆が行った。
     これに先立ち、『聖教新聞』(昭和27年3月10日)は彼らの婚約をこう報じた。
    「池田大作君と白木かねさんの婚約が発表された、媒酌は飛躍を続ける大支部蒲田の総帥、小泉隆理事、5月3日の意義深い日に婚礼の式を挙げる。
     池田君と白木さんは蒲田支部内で前々から相思の仲であり、戸田先生は深い思いやりから2月に直直両家と話合われ、きわめて順当に話は決定を見た。
     ・・・・・ホープとして池田君の姿が大きくクローズアップされる、数年間戸田先生に忠実に御仕えし、朝から夜迄縦横に全東京を駆けている姿は実にたくましい、苦難の(昭和)25年も先生の陰の一人として戦い抜いて来た、この多忙の中に朝十分程の五大部の受講をすでに中ばを過ぎんとしている。青年部では作戦参謀として四部隊統合の重要な舵取りである。
     早くから家庭的に独立して戦って来た同君はこゝに内助の良夫人を得て更に力を増すであろう。同君は常に言う『天下を取ろう』と、大志努力の人池田大作君おめでとう。
     新婦白木かねさんの一家は学会屈指の強信の一族である。水の如く続いた信心の力は実に大きい、戦時中から戦い切って来た数少ない同家はお父さん薫次氏は矢口地区部長として大蒲田に欠くべからざる人、お母さんは蒲田の婦人部長として実に清らかな信心の人であり、この御両親のもと母親似のかねさんは実に人のめんどうが良い、池田君の内助の人として無上の縁であろう。
     学会の青年(女子)部では森田部隊の班長として随一の成績を挙げ、教学部では真剣に御書の研究に励む彼女はまた真の強固な内面を持っている」
     白木薫次は中央区の小網町の砂糖取引会社・井筒商会の常務で、二年後には再版された『御書』を、個人最高部数の二百部申し込み、創価学会の理事に就任する学会有力者だった。またその甥にあたる白木義一郎は阪急の投手で、この年一月、大阪への移転にともない、関西に創価学会を移植し、31年以来参議院議員をつとめるエリートである。

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