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from: 22世紀さん
2011年07月06日 20時44分59秒
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池田大作「権力者」の構造
地方宗教法人「創価学会」の成立
5月18日、男子部の組織が整備拡大され、隊の下に新しく分隊が設けられた。2月に設置されていた参謀部は、男子部長の下に直属し、主任参謀・石田次男は教育参謀を兼ね、竜年光は作戦参謀、池田は情報参謀と割り振られた。また第一から第4までの部隊長の下にも幹部室(幹部長と教育、作戦、内務の各幹部)が設けられ、池田は第4部隊長・竜直属の幹部長兼教育幹部でもあった。
参謀部が男子部全体の運営事項を決定し、幹部室が部隊活動の細目を決め、実際活動を班―隊―分隊が推進するという戸田の構想であった。他宗に対しても、それまでの各部隊バラバラの攻撃を改め、男子部長と参謀部で目標を定め、情報収集、作戦研究、準備を行ったうえ、四部隊がいっせいに攻撃することになった。
十ヵ月前、187名だった男子部員はここにきて四部隊、二十六班、三十隊、百二十四分隊、総計811名にふくれ上がっていた。会員増による初期入信者の自然的な地位上昇という恩典も、池田の出世を加速する大きな要因であった。
前年、戸田は宗教法人法による宗教法人として創価学会を東京都に届け出ていたが、8月、都知事の認証を得、9月8日、日蓮正宗から独立した地方(東京)宗教法人として成立させた。
宗教法人創価学会の当初の役員は、同会の規則(『聖教新聞』昭和27年6月20日発表)附則によれば、会長は戸田城聖、理事は和泉覚、柏原ヤス、小泉隆、原島宏治、辻武寿、馬場勝種、森田悌二、神尾武雄の8名であり、神尾を除けば、戸田の会長就任時の理事と順序こそちがえ、同様メンバーであった(神尾は法人設立を機に、6月17日、理事に任命されている)。
同会規則は第三条で法人の目的を定め、
「この法人は日蓮大聖人の一閻浮堤総与の大曼陀羅を本尊とし、日蓮正宗の教義を広め、儀式行事を行い、会員を育成教化する為め業務及び其他の事業を行うことを目的とする」
と、していた。戸田はまだ政界への進出を意図せず、池田会長時の規則にあった「王仏冥合の大理想実現のため」という一句はここにない。
また第五条、第七条、附則は代表役員(会長)を規定し、9人の責任役員(理事)のうちから一人を互選によって代表役員とし、会長の任期は二ヵ年とすると定めていた。同じく池田会長時の「代表役員は会長をもって充てる」「会長の任期は終身とする」「後任の会長は現在の会長が予め定められたものをもって充てる」等に較べ、より民主的な規則だったといえよう。
10月4日、三鷹警察署に招かれ、同署講堂で創価学会の講演会が開かれた。池田は戸田、神尾武雄、石田次男、竜年光とならび、大蔵商事取締役兼営業部長の肩書で日蓮宗概論を論じた。-
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