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  • from: 22世紀さん

    2011年09月24日 19時22分05秒

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    池田大作「権力者」の構造

    折伏のための下工作機関としての民音

     昭和38年5月には、アジア文化研究所が設置された。同研究所は東京の東洋学術研究所に対するものとして京都
    に置かれ、翌39年5月に季刊雑誌『アジア文化』を創刊している。同誌はのちに東洋哲学研究所のアジア文化編集部
    から出されたが、51年3月、12巻4号で休刊している。
     38年9月には民音(民主音楽協会)が労音に対抗して設立され、本部を新宿区信濃町の聖教新聞社内に置いた。
    民音は一般国民の創価学会支持の獲得を狙って設けられ、組織論的には折伏のための「下種」つ゛くり(下工作)機関
    と位置つ゛けられよう。
    『聖教新聞』(昭和41年7月2日)は「民音に参加しよう」という社説を掲げ、その面でのいきとどいた注意を会員に与え
    ている。
    「・・・・・学会員でない人々を、民音に参加するよう勧めることも、また明るい健康な文化社会の建設に努力する学会に
    対する理解を深めていくひとつの要因になる。・・・・・ただ注意しなくてはならないのは、(民音の)演奏会終了後、帰り
    道などで性急に折伏を行うことである。・・・・・折伏するなら、また別の機会に、あらためて行なうのが、ふつうの場合は
    正しい行き方であろう」(清水、前掲論文から引用)
     民音は40年1月、財団法人に許可され、専務理事・秋谷栄之助の下で活動領域を拡大した。同年5月には民音アワ
    ーの放送を開始し、10月には会員78万人と発表し、43年10月には民音プロダクションを創設している。また民音の
    類似機関として39年6月に、民演(民主演劇協会)が設立されている。昭和56年現在、民音の代表理事は姉小路公経
    、専任理事は吉田要、理事に宮川〓也らがおり、年会費200円を納めている賛助会員145万名、職員190名という。
    月刊で『みんおん』を刊行している。民音の入場券押しつけは名高く、一方的に各ブロックごとに券を送りつける時期も
    あった。
     39年2月には、アジア民族協会が発足した。アジア問題、ことに文化交流を目的とする機関で、45年5月から季刊の
    機関誌『民族文化』を編集、日蓮正宗国際センター(理事は和泉覚、滝本安規)から刊行していたが、53年冬14巻3号
    で廃刊となった。なお昭和56年現在、日蓮正宗国際センターからは海外会員向けの英字機関誌『SEIKYO TIMES』
    (月刊、昭和37年3月創刊、公称5万部、編集長・松田友宏)が刊行されている。アジア民族協会の一時期の理事は
    中尾辰義、鈴木一弘、渡部城克、黒柳明、山崎尚見の5名であり、創価学会の政治進出の進捗に対応するアジア政策
    面での下部機構であった。
     またこの39年には、東西哲学書院が資本金100万円で設立されている。同社の役員は篠原善太郎、中西治雄、星
    生務ら創価学会幹部がつとめ、その事業目的には、潮出版社と同様、軽食、喫茶、保険代理業、文房具、化粧品、タ
    バコの販売、美術品即売会、貸画廊までをも掲げている。『牧口常三郎全集』などを出版し、54年には4億7,500万
    円の利益をあげたという。
     社長は創立以来、池田『人間革命』のゴースト・ライターといわれる篠原善太郎で、昭和56年現在の資本金は5,062
    万円、東京・信濃町の本部近くに書店「博文堂」、レストラン「ハクブン」「ニューハクブン」、青山に寿司「満月」、大阪・
    都島に「オーサカ」などを経営している。
     40年10月、創価学会は政治資金300万円を出資して財団法人公明協会(41年2月認可)を設立した。同協会は
    公明党の財産管理部といった役割をにない、その事務所は公明党と同様、新宿区南元町の公明会館に置かれ、代表
    は公明党書記長・矢野絢也、役員には石田幸四郎、吉田顕之助、阿部憲一、小平芳平ら、創価学会=公明党の大幹部
    が連なっていた。
     公明党は創設から44年6月までに公明協会の収入の9割強、4億円を出して同協会に公明党のための土地、建物の
    取得、車の購入等にあたらせた。公明協会は43年中に車両運搬費9,800万円を支出したが、そのうち8,600万円
    を千代田区美土代町の阿部商会一社に集中支出したという(「黒い〝鶴〟のタブー」44)。
     阿部商会は資本金4,179万円の株式会社で、自動車タイヤ、チューブ、部分品、計量器の販売を目的とし、代表取締役
    は阿部文治、取締役の一人に小宮開造がいる。小宮は養子にいった池田の実兄である。
     また公明協会は年々財政規模を拡大し、45年下半期の収入は3億2,897万円、支出は2億365万円にのぼった。
    が、47年1月、品川区上大崎に事務所を移し、48年千里ニュータウンでの土地問題の証拠隠滅のため解散した。
     41年7月には、男子部の機関誌『青年ジャーナル』、女子部の『華陽ジャーナル』がそれぞれ刊行されている。
     創価学会文化局は39年5月の公明党結党、衆議院進出の決定と同時に、その政治部を解消していたが、42年5月、
    池田の会長就任7周年目に、新たに理論部を設置し、さらに衆議院活動のための理論的準備を急いだ。
     理論部は第1部から第8部に分かれ、それぞれ創価学会=公明党大幹部の主任が置かれて次の名称を付された。
    ①東西哲学研究会 ②現代思想会議 ③政治刷新懇話会 ④中道政治研究会 ⑤福祉経済研究会 ⑥現代マスコミ
    研究会 ⑦近代マスコミ同志会 ⑧パールペンクラブ
     これらは『聖教新聞』『公明新聞』に時に論文を発表しているが、中でも主任・秋谷栄之助の現代マスコミ研究会が最も
    活動的で、44年5月には聖教新聞論説副主幹・岡安博司との共同編著で『創価学会と公明党』を総合ジャーナル社から
    刊行している。総合ジャーナル社は41年11月に創刊された文化部の機関誌『文化創造』の発行元でもあるが、昭和
    56年現在は休業状態とみられる。
     またこの年11月に、池田は総評、同盟に対抗する公明党の支持労働団体・民労(日本民主労働協議会)の創設を
    提唱した。が、労働界の反撃と、公明党の社会、民社両党との共闘関係により、いまだ提唱だけに終わっている。




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