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from: ハムスターさん
2011年11月25日 00時09分19秒
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フォーラム
乙骨正生 ジャーナリスト
11月18日に創価学会は81回目の創立記念日を迎える。
昨平盛年の冒習は、創立80周年の節目であるとともに、同年5月3日は池田大作名誉会長が、創価学会会長に就任して50年の節目の年だったことから、創価学会は昨年を、会長就任50周年劇立80周年の矢佳節であると位置づけていた。
だがその矢佳節の年に池田昏体調を崩し、創立80周年の節目に表舞台に立つことはできなかった。
かつて池田氏は、「七つの鐘」構想というものを唱えていた(昭和33年創価学会本部総会)。
これは創価学会創立の年とする昭和5年を起点に7年を7次に区切り、創価学会の発展の歴史と展望を述べたもので、7×7で昭和5年から49年後の昭和54年に広宣流布の基盤を完成するというものだった。
もっとも池田氏は昭和41年の創価学会本部総会の席上、昭和54を短兵急にすぎると思ったのか、「そんなに無理する必要はない」として、当時所属していた日蓮正宗の総本山である大石寺の創建700年、戸田城聖会長の33回忌、そして自らの会長就任30周年にあたる昭和65(平成2)年を目標にして、「広宣流布の総仕上げにかかりたい」と発言していた。
しかし「七つの鐘」構想の仕上げの年である昭和54には、日蓮正宗との第一次の対立の結果、教義違背等の責任をとって会長を辞任。平成2年(昭和65)年にはやは日蓮正宗との対立の挙げ句法華講総講頭を事実上、解任され、翌平成3年には日蓮正宗から破門された。
その後、池田氏は平成13(2001)年になって、「21世紀の広布の山を登攀」したとして、創価学会創立100周年の2030年に向けて新たな「七つの鐘」に言及した。
そこには次のようにある。「2001年5月3日。21世紀の広布の山をついにわれらは登攀した。(中略)同時に、新たな『7つの鐘』の出発となった。これから7年ごとに、また10年ごとに、希望と勝利の節を刻みながら、前進してまいりたい。
まず、『1の鐘』を締めくくる、7年後の2008年の5月3日。次に創立80周年の2010年の5月3日。
また『2の鐘』の結びとなる2015年の5月3日。
さらに創立90周年の2020年の5月3日。そして創立100周年の2030年の5月3日を絢爛たる勝利で飾りたい。
この間に『3の鐘』(2015年から22年)、『4の鐘』(2022年から29年)も刻まれる。そして、2050年は創立120周年であり、『第2の7つの鐘』の総仕上げの年に当たる」(2001〔平成13〕年4月27日、全国総県長会議へのメッセージ)
しかし2007(平成19)年の参院選以降、国政選挙は3連敗。頼みの自公連立政権も破綻した。 2010年すなわち昨平成22年は、冒頭に記したように一大佳節として「七つの鐘」が打ち鳴らされるどころか、池田時代の終焉を告げる弔鐘が鳴り始めた年となってしまった。
そして今年一年、池田氏は表舞台に全く姿を見せることができず、挙げ句、その虚実は断定できないものの「週刊文春」10月27日号には、2カ所の「脳梗塞」を発症して「車椅子」生活を余儀なくされているばかりか、「認知症」が進行して他者の認識すら覚束ない状況にあると報じられている。
もはや池田氏が、「2の鐘」の結びの2015年5月3日や、90周年・100周年の佳節を迎えることは不可能だろう。
そんな池田氏と創価学会に一大鉄槌を加え、池田氏と創価学会の旧悪を暴露する衝撃の告発本が出版された。
矢野絢也元公明党委員長による創価学会の国税の税務調査妨害の全容を記した「乱脈経理」である。
筆者はこれを池田時代の終焉を告げるレクイエムと読んだが、いかがか。-
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