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  • from: 21世紀さん

    2012年05月13日 21時56分32秒

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    国税庁が創価学会を特別税務調査か

    池田Xデー」を控えて「戦々恐々

     増税ラッシュを機に、再び宗教法人への課税問題が浮上してきた。
     宗教法人は非課税や、税の優遇措置を受けている。普通に課税すれば、年間約四兆円の税収が見込めるという。
     なかでも税資産十兆円ともいわれる創価学会が注目されている。
     創価学会の池田大作名誉会長は健康状態が悪化、Xデーが近づいており、学会マネーの行方に強い関心が寄せられている。
     池田の病状については、元女性看護師が「週刊文春」10月27日号で次のように語っている。
     池田は南元センター(東京・信濃町)五階の特別な病室で治療を受けている。脳梗塞がニカ所ある。歩くこともままならず、読み書きや他人と話すことも難しい状態。
     口から食事を摂れないので、首から一日三回、経管注入で栄養剤を入れる。持病の糖尿病も。痩せている。顔につやがない。頬がこけてゲッソりした感じ。
     完全に車椅子状態で、おむつを着用しているという話もある。

    矢野元公明党委員長が税務調査妨害

     九〇〜九二年、国税庁が学会本部に大規模な税務調査に入った。
     この時、学会の八尋頼雄副会長(弁護士)らは矢野絢也元公明党委員長(当時常任顧問)に池田の課税阻止を依頼、矢野は国税庁幹部と「税金逃れ」交渉を行う。
     その間のいきさつを矢野は近著『乱脈経理』で明かしている。
     学会側は絶対に譲れない六項目を矢野に示した。
     ①財産目録は出さない、
     ②美術品には触れない、
     ③池田の個人所得にさわらない、
     ④第一庶務にはさ、わらない、
     ⑤会員のプライバシーにはふれない、
     ⑥宗教活動にふれない。
     交渉の結果、国税庁は墓園事業のみを追徴課題の対象とし、池田の個人資産にはメスが入らなかった。申告漏れは八七年から三年間で総額二十三億八千万円と指摘を受け、学会は法人税六億四千万円を納付した。
     池田がらみの申告漏れは四千二万四千円だったが、矢野から頼まれた竹下登元首相が九二年、事実上、税金をゼロにするよう国税庁首脳を説き伏せた。「信心からやっていることだから見逃してやれ」と。
     これ以来、学会に対する税務調査は一度も行われていない。

    今回も八尋会長が政治工作を策謀?

     学会の主な税収源は、「財務」と呼ばれるお布施。年に一回ほど一口一万円から上限なしで行われる。年間三千億円が集まる。
     不動産は、会館が全国に千二百、巨大墓苑が全国に十三カ所。
     ところが、池田名義の資産は自宅だけという。隠し資産はどこに?
     近ごろ学会内部から「財務デーダ」が続々流出。そこには、宗教法人としてふさわしくない支出が目立つ。
     宗教法人への優遇税制を見直さなければならないが、公明党が〝防波堤〟になっている。財務省や国税庁は宗教法人に弱い。
     最近、国税庁による創価学会に対する特別税務調査問題が浮上。今回も、八尋副会長が中心になって政治工作を策謀していると伝えられる。会館などではすでに〝資産整理〟が進められているという。(敬称略)

    『中央ジャーナル』平成23年11月25日発行

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