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from: 弾き語りストさん
2010年12月20日 19時32分16秒
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【俺の名前を知ってるかい、思い込み多労というんだぜ】
【俺の名前を知ってるかい、思い込み多労というんだぜ】
♪弾き語りストです
初めてその歌を聞いたときには
たいして興味がないか、むしろ趣味ではないなー、
いやもっと言わしてもらうと二度と聞きたくないな、
というような曲があるものだ。
ところが、
その後、何年も経ってから同じその歌を聞いてみると、
これがまたそこはかとなく風情があって、なんだがしっくりと
自分の気持ちにシンクロしてくる、なんてことがある。
ない?……俺は、あるね。
ま、ありきたりな心理分析をすれば、
自分が歳をとったとか、いろいろと人生の苦労を経験したからとか、
そんな適当な理由が思い浮かぶよね。
小説なんかでも、
子供の頃はちっとも理解できなかったのに
オトナになってもう一度読み返したら、すんごくカンドーした。
なんてことがある。
ない?……俺は、あるね。
親と子供の関係もそうだ。
自分が子供の時には母親にひどいことを言ったり
親父に反抗ばかりしていたのに、
いざ、自分が子供を持つ身になってみると、
あぁー、あん時、あんなことを言ったりしたりしなけりゃ良かったと、
お決まりのような後悔をする。
「後悔先に立たず」
「オレのムスコは夜に勃たたず」
「親孝行、したいときに親は無し」
「先攻後攻、攻めたい時に王は無し」
てな、教訓が頭をよぎるわけだ。
(ひどく適当)
専門的な分析は、専門家に任せるとして、
冒頭の現象は、たいていが俺の先入観が原因の大もとだろうと思う。
だいたい、
俺という人間は、昔から…いやたぶん
亡くなったお袋の腹の中にいたころから
思い込みが激しく、先入観で物事の真偽や好き嫌いを
決めてしまうタイプの人間らしい。
たとえば、
昔、早川義夫という人が唄っていた「サルビアの花」という歌も、
当時の俺は〝うわ、なんて女々しくて薄暗い歌だべ。オラこんな歌ぜったい
唄わねー〟と怖気をふって毛嫌いしたものだ。
ところが、
最近、弾き語り用のアレンジで
ゆっくりと歌詞を噛みしめるように、フィンガーピッキングで
この楽曲を演ってみると、これがまたなんだか、しみじみといいんだわぁー。
(当たり前だが)歌詞そのものは昔と変わることなく女々しさでいっぱいなんだけど
歌ってる本人(俺のこと)がナイーブな感じでは全然ないため
(聴き手がどう感じるかは別として)普通のフォークソングとして
レパートリー加えてしまったんだな。
もう一つの例、
いまでは俺の一番好きなシンガーソングライターである
「松山千春」なぞは、
学生時代の安アパートで、隣のヤツがテレコで千春を聴いて居たのを
壁越しに漏れ聴いて〝うわ、なんて女々しく気持ち悪い声音だべ。
オラあんな歌ぜったい唄わねー〟と即座に全否定したものだ。
それがどーだ、みんなも知っての通り、
あの人ぁ、女心を実に深く理解した熱血漢シンガーソングライターであったのだ。
いまでは、敬愛する彼の初期からのソングブックと80年代〜90年代くらいまでの
楽曲も含むソングブックを全曲制覇すべく、日々弾き語りを鍛錬する日々なのだ。
思い込みの強い人というのは早とちりであったり
注意散漫であったり、観察力不足だったり、
せっかちだったり、あわてん坊のお巡りさんだったりする。
こういう人のいけないところは、
思い込みが激しいくせに変に意地っ張りで
素直じゃない性向を併せ持っていることだ。
つまり、
まちがっても、誤りを認めない頑迷さ、
内心はちがうよなーって分かっているくせに
それを口に出すことができないで損しちゃうのだ。
だいたいが、
世の中で人から可愛がられるのは
美人で高慢ちきな女よりは平凡な顔の素直な女の子だし、
イケメンで高学歴を前面に醸し出す男爵いも顔の男よりは、
本当はまれに見る美男子なのに、本人はまったくそれに気づいてなくて
けっこうなドジっぷりで周囲を和ませているような男だろう。
いつも思うんだが、
自尊心というものは人間には必要だけど、その適量を少しでも超えて持ってしまうと
その人の幸せを八掛け、七掛けで値引きセールさせてしまう
諸刃の剣だと思うね。
腹丸出しで飼い主にこびる自尊心のかけらもない犬みたいな人間も困るが
大した実力や経験もないくせに自尊心ばかりで
人と接する人というのは、どうも上手い人付き合いはできそうにない。
ま、
無駄に歳をとったからかもしれないが
一番信用できないのは自分自身だ…と思うようにしている。
よく、世間には〝自分が信じられなくなったらおしまいだぁ〜〟
みたいに、エゴなんだかナルなんだかわかんないくらいに
自分のことを愛している人がいるが、
俺に言わせると、自分ほど適当な嘘でその場をごまかしたり、
面倒くさいことはなるたけ他人に背負ってもらいたいと考えているのが
自分という人間なのだ。
これまた、自己分析に長けていてしゃべってるわけではなく
俺ってほんとにダメな男だというだけなのだ。
〝思い込み〟って話に戻るけど、
何かの折に、あぁどっかで聴いたことあるあるあるある〜というような
歌と再会したらば、あん時は嫌いであっても
しばし心をニュートラルにして受け入れてみることをオススメする。
それじゃ、また(*^^)v -
from: 弾き語りストさん
2010年12月14日 16時43分24秒
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【実に読みにくい、改行無しの会話体日記】
【実に読みにくい、改行無しの会話体日記】
♪弾き語りストです
「エーッ! 俺? 俺は無理だって。なんぼなんでもそれはできない相談だな。いや、死ぬ気でやれっちゅったらやれんくもないけど、死んじゃっちゃ元も子もないでしょ。だいたいアンタのその態度だよね、問題なのは。それは人に物を頼む態度じゃないでしょ。普通はさ、人にお願いしようと言うときはだよ、それ相応の形式というか、様式美というか、型っていうものがあるでしょ。そーだよ、そういうの常識でしょ。親に習わんかった? まともな親だら教えるな、うん、ぜったい教えるさ。今日昨日子供作った親なら知らないよ。最近の若い人たちは自分だってできないんだから、子供に教えられるわけないでしょ。アンタくらいの歳なら分かって当然だな。えっ? そうとは限らない? 何、言ってんだか。スリランカやリオデジャネイロの人に言ってるんじゃないよ。礼節の国であるこの日の本、日本で話してることだよ。そういうの通じなくなったらこの国もおしまいだわ。俺が嘆いてもこの国はなんも変わらないって言うの? そりゃま、こんな田舎のね、くたびれたおやぢがだよ、エラそーにこの国のこと憂いたってなんも変わんないだろさ。そんなの俺だって百も二百も承知だよ。でもいけないな、そういう考え方は。なんもかんも達観したような顔してさ、どーせやったって無理だ、みたいな。走る前から、どうせゲッパだから気ぃ抜いて走るべみたいなのって、いいことじゃないでしょ。そりゃ今はさ、競争社会だから一番になる人もいれば落ちこぼれる人もいるでしょ。したからって最初からダメだ、出来ない、無理だなんて言ってたらなんも前に進まんと思わないかぃ。いや、挑戦すれとか、大きなことに取り組めなんていうんじゃないよ。そんな大層なこと言ってる人に限って根性なしだもね。たいていは。本当に根性がある人は、こう、普段はさ黙っててさ、くぅーってじっと耐えててね、いざって言うときにバーンってやってのけるね。えッ? そういう大和魂とか根性論は嫌いなの? そりゃさ、植木等やあかしやさんまみたいな陽気で適当なこといいつつへらへらしてても、いざっちゅう時にどどーっとやってのけられるような人なら大したもんさ。だけどもね、人間そうそう度胸のあるというか、腰の据わったっていうか、肝の太い人なんていないんじゃないの。普段はポーカーフェイスで泰然としてても、突拍子のないことが目の前にどどーん出現したらさ、誰だってあわてるしオロオロしるでしょ。アンタなんてどうよ?そんなことないかぃ?あるでしょ。したらさ、あんまし人のことあーでもない、こーでもないって、いうもんじゃないぃ。人のことあれこれゆってる暇があったらさ自分の頭のハエでも追えっちゅうの。ハエの季節じゃない?そういうの揚げ足取りってゆーうんだよ。もののたとえさ、例え。そんなこともわかんないようじゃ、普段どんな仕事してるもんだか。そーだよ、人のことだからさ別にアンタが会社で何をしてようと、どんな人事考課されようと知ったこっちゃないさ。所詮、他人事だもね。えっ? そういう考え方はいけないって言わなかったかって? 言わないよ、そんなこと。いうわけないじゃん。あっ、〝じゃん〟とか言っちゃった。人は人、自分は自分だもの。人のことかまってて自分がダメになったら元も子もないでしょ。他人のことはどーでもいいんです。世の中、生まれてくるのも一人なら、死ぬときも一人ですよ。誰も一緒に生まれたり、死んだりしてくれないよ。双子や心中はどうだっていうの? また揚げ足取りかぃ。何本、揚げ足取れば気が済むのさ。俺の脚は二本だっちゅうの。もののたとえさ、例え! 双子だって六つ子だって親の腹から出る時は一人づつでしょ。六人まとめてどばーんなんてないでしょ。心中だってさ、縁起のいい例えじゃないけど、いくら手と手を縛ったってさ、三途の川渡る時は別々じゃないの。え、見たのかって。なんで俺が三途の川を見にいかなきゃなんないの。田んぼの水見にゆくのと違うんだよ。輪廻転生でもあるまいし。わしゃゾンビかっての。黄泉がえりかっての! なんで、俺こんなに興奮してるんだろう。落ち着け、冷静に、クールダウンしろ、俺。つまり、言いたいのはさ、自分のことをしっかり見つめなきゃだめだっちゅことさ。自分のことも考えられないで、人のことをさあれこれ言うのはまちがいだよ。よく、世話好きというか、おせっかいな人いるでしょ。あれもさ、本人が他人のためにやっていると思っているけど。あれ、違うと思うんだよね。結局、彼ら彼女らは、他人のためといいつつ、そういう行為をしている自分が好き、あるいはその行為に酔っているところがぜったいあるよね。世の中で、本当に無私の境地で、自分以外の人間にあれこれできるのって、たとえば親が子供に対する行為なんじゃないの。子供に注意する親はさ、けっしていいふりこいて小言言っているわけじゃなくて、そんなことやってちゃその子のためにならないからで。そこが、お節介焼きとは根本的に違うわけさ。ところでさ、アンタのね、頼みなんだけどさ。日本酒買いに行くなら自分の分も買ってきてっていう頼みね。それ、無理だわ。何度も言ってるけど、日本酒の好みって人それぞれだから。買ってくるのはいいけどさ、呑んでから〝こういうのじゃない日本酒にして欲しかった〟とか言われたら、イヤでしょ。ラーメンだっていろいろ好みがあるじゃない。細麺・太麺・中太麺、味噌味・塩味・醤油味に豚骨にキムチ味、味濃いめ・薄いめ・こってり・あっさり、こっさりってのもあったな。あすこのラーメン美味いぞって連れてかれて、本当に美味かったためしないでしょ。いや、その人は好きな味なのさ。でもだからって、自分の好きな味とは限らない。つまり〝美味い〟の価値観は人それぞれだからさ。人が美味いって言っても一緒に行っちゃいけない。もし行くんなら、一人でこっそり行って試すのさ。美味けりゃ正解だし、まずけりゃ一人でぼやきゃいい。一緒に行ったら、不味い時、遠慮してホントのこといえないもね。いや、美味けりゃ、美味いって誉めてお礼言えばいいけど、不味い時のきまずさは、ま、耐え難いね。それほど、人の好みってのは一様じゃないのさ。つまり、アンタの美味いという純米酒を俺が美味いと限らない。同じ〝辛口〟っていっても、甘口寄りの辛口と、もう徹底しての辛口じゃてんで違うわけさ。カレーだってそうでしょ…えっ、もういいって? 分かったって? いや、俺まだまだなんぼでも例え話できるんだけど…あれ、行っちゃうの…あれれ…あんなにスタスタと。おーい、アンタぁーーーーって、あれ俺あの人、誰だか知らないや。
それじゃ、また(*^^)v -
from: 弾き語りストさん
2010年12月10日 15時24分43秒
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【五千円のヒゲ、メリットは妄言ですね】
【五千円のヒゲ、メリットは妄言ですね】
♪弾き語りストです
ヒゲを生やし始めてから、もう35年くらいになります。
大学に入ってから生やしだし、
以来、ヒゲのなかった期間は2〜3年ほどではないでしょうか。
日本人の顔かたちもいろいろなので
ヒゲの似合う人と、やめた方がいいのにな、という人がいます。
少なくても、自分では似合っているかなと…というより
もう顔の一部分なので、いまさらツルリとはなれません。
鼻ヒゲとアゴヒゲ…そう松山千春みたいな感じでしょうか。
ハゲはヒゲを生やしたがる。
松山千春の名前が出たのでそんな連想をしてしまいますが
ご多分にもれず、頭部は淋しげですね。
まだ髪のあったころから生やしていたので
禿げた→ヒゲで代用、という構図でもありません。
禿げなくても生やしていたと思います。
ヒゲが似合おうが似合わないが
他人にはとやかく言われたくない人は多いでしょう。
ちょぼちょぼしか生えないヒゲや
どうみてもドロボウにしか見えないヒゲ、
こすからい○国人のイメージのヒゲなど
十人中8人か9人は〝ヒゲ、似合ってませんよ〟と必ず
指摘されるようなヒゲ面も、
本人が気に入っているなら…仕方がないでしょう。
はるか、縄文時代やその後の日本の歴史の中では
多くの男たちがヒゲを生やしていました。
それなのに、現代では
ヒゲ男に対して企業の経営者や一般の人からの
批判の目が厳しい場合があります。
ヒゲ=汚い、ずぼら、アナーキー、フリー志向、反体制派、
自己主張が強い、自意識過剰、いいふりこき、上司や親の言うことを聞かなそう、
みたいな理由にならないような理由で
権力者から弾圧されることもたびたびです。
さっき、
禿げた人はヒゲを生やしたがると書きましたが
たしかに、頭部が淋しくなった人が
その代償行為、代替行為として
頭髪とはホルモン違いのヒゲを生やしたくて
ヒゲに走る…なんか生真面目だった夫が
浮気に走る、みたいなニュアンスですけど、
そういう心理はたしかにあるのでしょう。
禿げて来たので潔く丸坊主にしてますので
いまでは髪の毛に執着はありません。
頭に毛があろうがなかろうが気になりません。
逆に、
汚く禿げ散らかしているのにわざと長髪だったり
どう見たって禿げているのが丸わかりなのに
苦しげな髪型で隠蔽しようとしている男たちを見ると
いい加減にあきらめて潔く坊主にすれば…と
本気で囁いてしまいます。
弾き語りをやっていることも
ヒゲとは関係がありますね。
ヒゲ=芸術家、クリエーターっぽい、音楽やってる人、
というイメージも世間の一方にはあって
のっぺらして眼も唇も細くて、出っ歯で眼鏡かけて
それで弾き語りをするよりは
禿げていてひげ面の方がなんぼかマシな気がしませんか。
もの凄いステレオタイプな先入観と思い込みとまやかしの
考え方ですが、すだれハゲで黒縁眼鏡で特徴のない顔つきの
おやぢがアコギを弾くよりは
きっぱりハゲの丸坊主で、鼻下とアゴにヒゲを生やして
サングラス掛けて首にネックレスなど巻いて、
ハモニカ吹きつつアコギで唄っているおやぢの方が
ビジュアルとしてはライブ会場で映えるとは、思いませんか。
ヒゲを生やしている人で
それなりに手入れを心がけている人は
けっこう手間がかかっているようです。
いまでは、家電店にゆくと
手軽にヒゲやらもみ上げやらを上手に整えられる
電動バリカンを売っていますが
小さなハサミ一本でもけっこう日々の手入れはできるものです。
アメリカ人の庭の芝生ほどには
均一にキレイには仕上がりませんが
出っ張りヒゲや白髪ヒゲ、枝毛、ちぢれ毛などは
このハサミで毎朝ちょんちょんと切りそろえます。
見た目の効果のほかに
ヒゲがあると助かることも多いです。
鼻下ヒゲは、垂れそうな鼻水を一時的に堰き止めてくれます。
スケベな下心で伸びた鼻のしたが隠せます。
ホコリやウイルスの鼻腔への侵入を防ぎます(たぶん嘘)
ヒゲを駆使して恋人を愛撫できます(経験談)
臭いニオイの刺激を軽減できます(未調査)
アゴ下のヒゲは、北風からアゴを守ります(効果はないかも)
アゴヒゲを駆使して恋人を愛撫できます(経験談)
アゴヒゲを撫でながら〝うーん、まんだむ〟とつぶやくことができます。
このようにいろいろな効果が実証される一方で
デメリットも当然のようにあるわけで。
少なくとも、公務員の上級試験にはもう合格できない。
会社を馘首されて再就職する際に書類選考段階で落とされる。
飲み屋で〝まだ二十代だよ〟と言っても200%相手にされない。
ビールの泡がくっつく。
味噌汁のワカメがくっつく。
ケーキのクリームがくっつく。
愛撫しようと思い立っても相手がその気にならない。
ヒゲでダンディさをアピールしようと思っても
ヒゲ以外すべてがダサイので意味がない。
とどのつまりは、
弾き語りの時に多少のビジュアルインパクトがある以外に
それほど評価できるようなメリットはないかもしれません。
それでも、この歳になると
もうこの先、墓場に行くまでヒゲなしの顔を晒すことは
ないでしょう。
昔、
取引先の部長のご自宅に呼ばれて
夕餉をごちそうになり、
酔った勢いで部長が〝そのヒゲを剃ったら五千円やる〟
というブルジョアの戯れにまんまと平伏して
部長宅の洗面所で剃ったことがありましたっけ。
その時は、結局部長から
部長の会社のタクシーチケットを五千円分もらって
深夜帰宅したら、
翌朝、子供達に〝いつものお父さんじゃない〜〟って
笑われただけでした。
それ以来、もうヒゲは剃るまいぞと誓っていたのに
数年後、取引先の支社長と女の子のいる店に呑みに行き
支社長が〝ここでそのヒゲ剃ったら五千円やる〟とそそのかされ
店の女の子がわざわざコンビニから
シェーバーとシェービングクリームを調達してきて、
店の中で支社長に剃らされたこともありました。
またもや〝五千円〟に屈したわけで
ヒゲの価値は所詮「五千円」程度ということになります。
何年も生やし続けたのになんてバカなことを、とお思いでしょうが
剃っても、2週間くらいでまた元のように生えそろうので
さほど深刻になる必要もないのですが…ね。
それでは、またm(__)m -
from: 弾き語りストさん
2010年12月08日 18時09分19秒
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【完全会話体日記→裏技っていうほどのこともない】
【完全会話体日記→裏技っていうほどのこともない】
♪弾き語りストです
「フラットピック使うべ?」
「ああ」
「何?」
「Gibson」
「いつも使ってる黒いアレ?」
「そ、あれ」
「この前、Netオークションでまとめ買いしたやつ」
「うん、一枚60円くらいだった」
「普通は100円か」
「そんなもんだ」
「セルロイドは割れやすい」
「たしかに」
「0.7ミリ前後だとけっこうね」
「んだな」
「それと、弾いてるうちに弦と摩擦でこしくれてじゃりじゃりしね?」
「するする」
「あれ、どーしてる」
「最初はさ、目の細かい紙ヤスリでこすってた」
「どう?」
「だめだな、かえってキズついてじゃぎじゃぎになる」
「俺はさ、本革のストラップの裏側でこすってみたな」
「ほんで?」
「効果なし」
「あれさ」
「なに」
「アコギに詳しい人の話でさ、弦に対して正確にピックが
当たってないと角が削れるんだってな」
「ま、そーだわな」
「なかなかそうは弾けんぞなもし」
「坊ちゃん」
「夏目のそーせき」
「ピックがじゃぎじゃきしてきたら捨てて、どんどん新しいのと取り替えれ
っていう人もいるな」
「割れないとなかなか捨てられんしょ」
「そーだよ、100円玉どんどこ捨てられん」
「でさ…」
「おお」
「ついに発見したのだわ」
「世紀の…」
「発見!」
「真相里見…」
「八犬伝!」
「真相報道…」
「バンキシャ!」
「…と、とにかく、フラットピックのじゃぎじゃぎを
解消する方法だわ」
「で、なに?」
「女のツメヤスリ」
「おお」
「というかヤスリじゃなくて仕上げのツメ磨き」
「おお」
「女の化粧品売場いくとさ」
「おお」
「〝爪〟関係がけっこうあんのさ」
「だべな」
「そこで、爪ヤスリじゃなくて最後に爪表面を
磨くやつを見つけたと思いねぇー」
「思った思った」
「これまたいろんなのがあると思いねぇー」
「思った思った」
「その磨きにも、仕上げ用と最終仕上げ用がある」
「ふんふん」
「これでこしくると、ちょっと見少しも削れた感じはしない」
「ほーほー」
「でもな、じゃりじゃりしたのがなくなるんだわ」
「本当け?」
「ほんとほんと」
「大発見だのぉ」
「そう大したもんではないな」
「ほんでも長年の悩み解決だべや」
「で、弾くときはフラットピック10枚くらい並べておいて、
とっかえひっかえ弾いて、少しじゃりじゃりし出したらその
仕上げ爪磨きでこしくるのさ」
「そりゃ快適だの」
「ほしたら、じゃりじゃりなくなるわな」
「いんでないかぃ」
「サムピックにも使える」
「一石二鳥」
「一石三鳥くらいの価値はあるな」
「いろいろ探して見るモンだ」
「そ、探して見るモンだ」
「ダイソー、セリアは弾き語りスト御用達だな」
「んだ、けっこういろんなもん見つけた」
「1個100円つっても、まとめりゃけっこうなもんだ」
「んでも、楽器屋行っても無いもんも多い」
「アイデア次第、見つけ次第の、工夫次第」
「ひらめきひとつで価値百倍」
「アコギの小道具もさ」
「うん」
「まともに買ったらバカ高いしょ」
「そうだ」
「100円ショップ恐るべし」
「それじゃ、また(*^^)v」
「おー、それじゃ、また(*^^)v」 -
from: 弾き語りストさん
2010年12月06日 13時19分32秒
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【アコギの前のひと仕事、汗かきの前戯、すっきりしてからのお楽しみ】
【アコギの前のひと仕事、汗かきの前戯、すっきりしてからのお楽しみ】
♪弾き語りストです
雑事の一日。いと忙しき雑用のてんこ盛り。
やる?やらない?
やらねば落ち着かぬブラッド・タイプ。
雑事のおろそかさをそのまま放置プレー。
無理無理…無理の介でござる。
アコギ弾きたきゃ、これやらんばなんない。
やってすっきり汗かき前戯。
やることやって心おきなく後顧の憂いなし。
苦にならぬ家事手伝い。
むしろ前向きな積極派、主夫の草の根運動展開中。
ちゃんとやろうとすると意外と時を消費する。
時を駆けるしょ、しょ、しょじょじのタヌキおやぢ。
ないとすく〜ぷ見ながらブレックファスト。
一息入れて即行動。軽い身のこなし、とても五十路とは思えない。
皿洗う、鍋釜洗う、ふらいぱんもこしくる。
ガスレンジも拭き拭き。ついでに冷蔵庫にも侵略する。
侵略すること火のごとし、ほんのり薫は屁のごとし。
気が向けばさらに行軍継続、振り向けばそこにシンクの汚れあり。
そこのクレンザー取ってくれんざぁ〜。
で、流しもこしくる。ぴっかぴっか、まぁ!まるで買い立てみたい。
そしてこんだぁ掃除機引っ張りだす。
居間をガァー、だいどこもガァー、和室もガァー。
フローリングはウエットタイプの化学ぞうきんがけ。
うむ、なかなか良い心がけでしょ。
カーペットはけっこう毛だらけ猫灰だらけ。
猫は飼いたいが今はいない。
毛のあるところに人の気配。
その毛は誰の毛、俺は犯人じゃない。
坊主の俺以外の家族の毛髪落とし。
ダイソーめいどのガムテープコロコロ。
こりゃいい。ころがして毛とって、
一枚薄皮めくってまたころがす。
回して回して回して回わぁ〜るぅ〜う〜うぅ。
そしたら、こんだ、ご不浄に侵攻する。
上と下に1個づつ。よかったトイレ2個ある建て売り買って。
ひとつっきゃない家の朝のトイレ戦争どうすんだ。
近所の公園にでも緊急退避か?
下の話だけに緊急堆肥…ってか。
おばか!
ここまでやったらもう時計はすでにふた回り。
カロリー消費、軽くダイエット効果も期待できる。
脂肪減らすにゃ刃物は要らぬ、家事の四つもやればよい。
サノヨイヨイ。
ほして、こんだぁ、アイロンかける。
外注すればYシャツ一枚200円。
ズボンはどどんと800円。
ワイシャツはもちろん、
パンツも靴下もTシャツもついでに火熨斗でピンピン。
手慣れたモンだよ家内制手工業。
哀れ女工哀史、さすがの共稼ぎ。
習うより慣れよで、シャツ一枚が約5分。
んで、こんだぁ、庭に出る。
桃栗三年柿八年、埋めたどんぐりが、ほんとに成ったよ栗の実に。
伸びた伸びた、野比のび太。
高枝切りばさみでばっつんばっん。
奥さんどれ位切りましょうか。
そうね、セミロングで行こうかしら。
枯葉は熊手で、彼は熊の手毛深いの。
向こう三軒両隣。落ち葉が道に舞えばそれも拾うが
渡世の義理よ。奥さ〜ん、やっときましたから。
ここまでやったらすでに昼のドン。
ね、けっこうなものでしょ。
家事をなめてちゃいけないよ。
家中が荒れれば人心は荒む。
汚れたトイレは悪事の温床。
食う寝るところに住む所。
整理整頓お片付け。
掃いて清めて磨き立て、
今日もすっきり心地良い。
一人暮らしでもやる人たぁやる。
片付けられないオンナの精神構造。
大脳生理学持ち出すまでもなく、ほとんど実家が見本。
親の顔みりゃ子がわかる。
実家ゴミ山、ほしたら息子・娘もご多分にもれない。
掃除洗濯ご飯炊き。
親の背中を見て育つ。
百の小言よりほうきのひと掃き、雑巾ひと拭き。
それが大事、何より大事、大自慢ペアレンツ。
だからせっせと家事手伝い。
家事は深いよ奥深い。
アメーリカじゃ隣家の窓が汚れてたら
お宅の汚れてますよ〜って声がかかる。
芝生も刈ればペンキも塗るし
トンカチ持たせりゃ玄人はだし。
ノコもスパナも持ってきやがれーってなもんだとか。
DIYは輸入物、したけど日の本だって
昔の人たぁ、みんなやってたもんらしい。
ところでオタクはパンク直せる?
一本直して800〜一千円。
しかも穴ひとつでだよ!
チャリンコ屋の苦しい胸の内。
そんだけとらにゃ隣国輪業にゃ対抗できぬ、と。
俺はできるぜ。
門前の小僧だから、ガキの頃、兄貴から教わった。
パンクの一つもできねば村では子供八分。
器用不器用関係ない、そんなのカンケーない。
見よう見まねの盗み技。
やって覚えて身についた。そんなことのなんと多かりしことよ。
息子達よ、伴侶の物差し、面食いにあらず。
美人薄命、薄情で、見目の良い娘は心持ち素直ならず。
誉められチヤホヤ、ダメ出し未経験で自尊心が増上慢。
人がいうほどあんたは美人でも佳人でもないぞよ。
忍ぶれど色に出にけり素直な心。
俺の目を見ろ何にもいうな。
言わずとも分かるのはまぎれもない真実の心。
より良く育てようと思うなら、
まずは今日から始める家事手伝いのハウスキーピング。
どぅーいっとゆあぁせるふ。
あんたが対象、あんたが大事よ、あんたさ、あんた。
オフの惰眠をかなぐり捨てて、家事の人ととして生きてゆこう。
それじゃ、また(*^^)v