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from: 弾き語りストさん
2012年06月29日 15時46分19秒
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【詩とパンと珈琲の店でミニLiveを…】
【詩とパンと珈琲の店でミニLiveを…】
町の小さなパン屋で店主と話をした。
「パン作りは右脳だろうか左脳だろうか?」
「どっちも使ってるんじゃないの」
「パティシエに女が多いのは両脳間の情報やり取りが盛んだからかな?」
「そうかもね」
店の奥の方、焼き窯のある作業場での立ち話。
オレはGuitarのtuningをしながら。
火を落とした窯の余熱、チリチリと頬をなぶる。
この店、ちょっと変わってる。
パン製造担当と詩の朗読を担当する人がいる。
パンを作って売って、時々「詩の朗読会」を店内で開く。
詩とパンと珈琲がウリ。
ひじょうに興味深い。
作業場に残された手書きの詩集帳、数冊。
つい最近亡くなったという店の詩人の遺作。
気さくで研究熱心な店主のパンは評判がいい…らしい。
パンは好きだがこだわりのないオレはいい客ではない。
作業場の壁時計が10分進んでいる。
怠け癖の自分にサバを読んでいるんだ、と。
この小さなパン屋でミニライブ。
オレと他の三組とで、アットホームなコンサート。
ウクレレ弾きと新婚夫婦デュオと弾き語りオンナと一緒。
出番は三番手、ちょうどイイー、ホンダ!
出番のくじ引きはけっこういいのを引き当てる、オレ。
年賀状の景品は当たらないのに。
今回の持ち時間45分一本勝負。
昔のプロレスみたい。だから10曲用意。
30分一本勝負なら6曲、15分なら4曲。
大してウケない間合いのシャベリ(MCとか言わない)も含む。
ネタ曲一覧。
【70年代フォークの旗手】
1.〔花嫁になる君に〕よしだたくろう
【地元歌手series】
2.〔夜風の中から〕中島みゆき
3.〔君が好きさ〕松山千春
4.〔想い出通り雨〕ふきのとう
【かぐや姫とその周辺series】
5.〔おまえのサンダル〕かぐや姫
6.〔北国列車〕風
7.〔荻窪二丁目〕南こうせつ
【その他series】
8.〔線香花火〕N.S.P
9.〔一本道〕友部正人
10.〔恋は風にのって〕五つの赤い風船
美人やイケメンでも至近距離の客を前にはやはり緊張?。
ならばオレの緊張、当たり前。
ときどき見かける平気なヤツ、鉄面皮なヤツ。
オレ、緊張しまくりのキンチョールのルーチョンキ。
灯りは消して!キッスは目にして!…注文が多すぎる。
アコギ一本、どこでも行きます唄います、の気概必要なり。
出前コンサートをポリシーに弾き語りするがよい。
街で、Live企画、最近盛んなり。
喫茶やカフェやはたまたパン屋の隅っこで。
アコースティックなライブが大流行。
1,000円、1,500円で参加、人に聴かせるspaceの提供。
ノルマもなければ気兼ねもない。
聴くに堪えるか否かは客次第。
エッセイスト気取りのブロガー。
デザイナー気取りの素人DTP。
ミュージシャン気取りのアマチュアシンガー。
老いも若きもオレがオレがの時代到来。
自己主張と自意識と自己満足の大洪水。
せめて持ちたい謙虚なポーズ。
こんな歌ですがこんなGuitarですが、精一杯やってみます。
来月は、月一定期のLiveスペースで弾き語り。
年一回の地域の夏祭りステージで弾き語り。
地元商店街のカラオケ大会で一曲披露。
唄える場所がある限り、
こんな歌とアコギですが、精一杯やらせて頂きますよ♪
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) -
from: 弾き語りストさん
2012年06月12日 13時03分22秒
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【Guitarを背中に、森に行こう♪】
良く晴れた気温もそこそこ高い休日、どこからともなく焼肉の匂いが漂ってくる。
このあたりはほとんどが庭付き一戸建ての住宅街だから、
夏になると毎週末必ずどこかの家の庭先でバーベキュー、が定番だ。
海よりは山が好き、魚よりは肉が好き、薄情な美人よりは厚情なおかちめんこの方が好きな、★弾き語りストです。
シアヨセだなぁ〜。
ボカぁ、キミのおかげで、たいしたシワ寄せな目に遭っているよ。
by もんく ゆうぞう
洗濯に臭いが着くとか、家の中に煙が入り込むなどと、無粋なことをいわないのがこの地方の住民だ。
住んだことはないが、隣家とびちびちの敷地で庭などネコの額、というような都市部の住宅地なら、
家の外で炭火焼なんて迷惑この上ないだろうから、つくづく地方都市に暮らしていて良かったと思う。
運動会でも遠足でも、外で何かを食べるのはどうしてあんなに美味しいのだろう。
景色や空気の効果もあるだろうが、人間の本能がそうさせるのかもしれない。
ましてやそれが〝肉を焼いて食らう〟という、原初根源的な〝肉欲〟の発現となれば、
小食の年寄りといえども興奮するのは必至だ。
同様に、戸外でGuitarを弾くのも、気持ちがいいものだ。
森の中の小路でつまびく弦音に〝鳥が迷惑している〟と非難の目を向けた野暮人がいたが、
なら君には森の中に入ること自体をやめたまえ、といいたい。
小賢しい自然保護を唱えるくらいなら、すぐさま地球の人口を半分にするべし。
Guitarの生音と自分の歌声は、樹々の梢を抜けて高い空に向かってゆくのだ。
吸い込む森の霊気が鬱屈した心までも、とぷとぷと緩やかに溶かしてゆくよ。
小振りなボディのアコギなら森への運びもお手軽だし、
silent guitar ならなおのこと、イヤフォン装着で、
周囲の景色を楽しみながら、他人に迷惑をかけずに自己陶酔の世界に浸れもする。
さあ、今度の休みには、
Guitarを背中にチャリンコで、デイパック一つ抱えて森に行こう。
それじゃ、また!