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弾き語りストの独り言

弾き語りストの独り言>掲示板

公開 メンバー数:7人

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  • from: 弾き語りストさん

    2012年08月30日 12時33分44秒

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    【ミリオンセラーのフォーク・グループ、でもなぜだかオレの中ではマイナーなグループ〝赤い鳥〟】


    【ミリオンセラーのフォーク・グループ、でもなぜだかオレの中ではマイナーなグループ〝赤い鳥〟】

    Netオークションなどで、それまでずっーと探していた〔70年代フォークのGuitar譜〕が手に入ると、素直に嬉しい。
    〝希少性〟〝マニア向け〟を売り物にバカ高い価格で販売している古書店などは相手にできないが、
    Netオークション出品で、そこそこの価格で〝探し物〟を見つけて、まんまと手に入れられると、心から嬉しい。

    今回入手のGuitar譜は、まあまあの高値格設定だったので、
    普通なら、〝どうすべーか〟と、そのまま一回パスして次回の別出品を待つことも考えるんだが、
    いかんせん類似の楽譜が、次回出品されるかどうかいささか心もとなかった。
    結句、思い切って「入札」、その後競札なしでスタート価格のまま「落札」…ヨカッタ。( ̄ー ̄; ヒヤリ

    そのGuitar譜が、〔赤い鳥〕だ。※Pho.参照。

    〔赤い鳥〕?…と言う人へ。
    〔紙ふうせん〕〔ハイ・ファイ・セット〕なら聞いたことある?
    ない?なら〔山本潤子〕ならどうだ!それって誰? そうかぁ…そんなレベルか。。゚(゚´Д`゚)゚。
    ま、〝70年代フォーク〟をかじっている人ならどれもお馴染みだよね。

    つまりは、70年にデビューした〔赤い鳥〕というフォークグループから、グループ内の男女メンバーがなんやらかんやらあって夫婦になって、グループ解散後それぞれ別ユニットを結成。
    とまあ、よくある話なわけです。

    以下、〔赤い鳥〕について、例によってWikipediaより抜粋してみる。

    〔赤い鳥〕は69年結成、70年majorデビュー、74年に解散。
    Guitarの後藤とpianoの平山がくっついて〔紙ふうせん〕となり「冬が来る前に」とかがヒットし現在も活動。
    Guitarの山本とボーカルの新居がひっついてbaseの大川も加わり〔ハイ・ファイ・セット〕になり、ユーミン曲をカバーし74年解散。
    妻:山本潤子はソロとして全国ドサまわりしている。

    〔赤い鳥〕で有名なのは、というより数少ないヒットは「竹田の子守唄」と「翼をください」ぐらいだろう。
    本人たちも〝それぐらい〟しか有名なのはない、とどこかで自虐的に言っていたほどで、
    他の〔70年代フォーク〕グループ、たとえば西岡たかしの〔五つの赤い風船〕や高石ともやの〔ザ・ナターシャセブン〕などと比べると、
    たしかにヒット曲は少ないし影が薄く、むしろ解散後の活動の方が良く知られているというのが皮肉なグループだ。

    それでもヒット曲があるのはまだいい方で、
    〝ダレ?そのグループ〟という悲しい70年代フォークのグループもたくさんいるんだろうな。

    Netオークションでの〔赤い鳥〕は、レコード・CDなどはオムニバスも含めてそこそこ出品があるが、
    楽譜はめったに見なかった。同時期に〝ピアノアレンジ12曲〟という楽譜が出品されていたのは、珍しい偶然。
    彼らの楽譜を手に入れたいとは思いつつ、これまで目にすることのなかった〔赤い鳥〕Guitar譜。
    ようやく見つけて手に入れた楽譜は、〔東京楽譜出版発行〕のアーチストseriesの「22」番目。

    〔赤い鳥〕が71年・73年・74年の各年にリリースした、
    三枚のアルバムから、その全34曲を網羅している。
    全盛期の楽曲を網羅していることからも、〝すげー、いいもんめっけた〟と小躍りですわ。

    以下が、その曲名リスト。

    オリジナルアルバム〔書簡集〕 1974.7リリース ※赤い鳥としてのラストアルバム
    1.卒業
    2.夕日おちる国のうた
    3.ラブレター
    4.くさひばり
    5.雪のふる夜は
    6.いかつり唄
    7.さりげなく
    8.雨の日暮れ
    9.流星
    10.ほたる
    11.君をさがして
    12.帰り道
    ※Guitar譜未着の現在、タイトルからはどの曲も初見だと思う。
    練習をしてみて、もしかしたら記憶にあるメロディーが見つけられるかも。

    オリジナルアルバム〔美しい星〕 1973.1リリース 
    1.美しい星
    2.まつり
    3.花吹雪
    4.指きりげんまん
    5.赤い屋根の家
    6.みちくさ
    7.せみしぐれ
    8.走馬灯
    9.どこに帰ろう
    10.窓に明かりがともる時
    ※同じく、どの曲も初見かと…。それだけにいい曲が見つけられる可能性も。
    他の70年代フォークアーチストのGuitar譜も同様だけど、オレが知らなかっただけで、実際に練習を始めてみると、
    〝おぉー、なんだかいいぞこの曲〟というのはたくさんあるのだ。恐るべし〔70年代フォーク〕の世界。

    オリジナル〔竹田の子守唄〕 1971.7リリース ※ヒット曲、「竹田の子守唄」「翼をください」を収録。
    1.河
    2.言葉にならない言葉
    3.旅
    4.上村の子守唄
    5.美しくも哀しい人生
    6.翼をください
    7.忘れていた朝
    8.田舎暮らし
    9.赤い花白い花
    10.朝陽の中を
    11.太陽
    12.竹田の子守唄
    ※7.「忘れていた朝」は昔、聴いた記憶がある。トワ・エ・モアほかいろんな人がcoverしたので、曲としては有名なのかも。
    今回入手の楽譜には未収録だが「紙風船」って曲も、昔グリコのCMで聴いたことがあるぞ。
    ※6.「翼をください」はいうまでもなく〔赤い鳥〕の代表曲No.1だろう。70年代は合唱曲として学校でも良く唄われていた。
    そういえば高校の合唱大会でウチのクラスでもこれを唄い、見事「銀賞」を獲得したっけな。
    single発売三年で100万枚という大ヒットだったから〔赤い鳥〕って大majorなんでないの?と言いたいが、スパって言い切れないもどかしさはオレだけ?
    ※12.「竹田の子守唄」シングル盤ではB面が「「翼を…」なんだって。地方伝承の原曲を元に唄われた曲のカバーなんだとか。
    その歌詞内容から一時期、自粛の憂き目に遭ったそうだ。蛇足だが、三番の歌詞にある「守りをばいじる…」という箇所、ずっと〝ばいじる〟ってなんだべ?って思っていた。

    〔赤い鳥〕はどのmemberもボーカルを取れるということで、
    その精妙なコーラス・ハーモニーがウリだった。
    それゆえ、解散後のグループ分社化でも、その強みを活かした活動が可能になったよね。

    実際にはGuitar譜が手もとに届いてから練習を始めるんだが、
    〔赤い鳥〕のようなハーモニー主体のグループの歌を、オレみたくソロで演る場合はどう表現したらよいのだろう。
    〔五つの赤い風船〕や〔六文銭〕などグループものは、リードメインで普通にやってたけどね。

    たぶん、…だけど、Guitarの弾き方や歌い方の強弱をより意識的にしてみる。
    静かにメロディをなぞりつつ唄う箇所と、サビの盛り上げ方の変化のメリハリで、けっこう雰囲気が出るのかも。
    グループ・ハーモニーの重奏感は出しようがないけれど、曲の雰囲気や美しいメロディのなぞり方を工夫したらどうかな。

    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
     

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  • from: 弾き語りストさん

    2012年08月24日 10時03分00秒

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    【70年代フォーク、三種の神器。それは…?】


    【70年代フォーク、三種の神器。それは…?】

    「70年代フォーク」について広く深く、かつしつこく研究している人には遠く及ばないが、日々、そのジャンルを弾き語りして、Liveにて演奏している者にとっての必需品…、いわゆる〝三種の神器〟は、〔古書・古本のGuitar譜〕〔YouTube〕〔復刻版のCD〕だ。

    ただし、メジャー・ポピュラー・定番以外の、いわゆるレア・コア・マニアックな、早い話が、自分以外の同好・同趣味の弾き語りたちが、Liveで演らないような楽曲を探そうとすると、これがまたけっこう大変だったりする。

    たとえば〔Guitar譜〕の場合。
    一番いいのは、70年代から80年代当時に発行された古書・古本のGuitar譜を探すことだ。

    最盛期の時代だけに、編集力のある出版社のGuitar譜には、個別アーチストもので良いアレンジのものが多い。

    なかでも、〔ドレミ楽譜出版社〕と〔協楽社(kmp)〕発行の弾き語りseriesはラインナップが多く、かつ採譜やアレンジが秀逸で、弾き語りにしっかり対応できる構成で、とても重宝する。

    もちろん個別アーチストものをピンポイントで探す方が曲の網羅性は高いが、複数アーチストを集めたものでもOK。

    古書店やマニア向けのNetオークション出品品だと、こちらの足元につけこんで、えらくバカ高い価格を設定する輩がいるので、それには知らん顔を決め込み、良心的な出品価格設定、あるいは、押し入れから出てきた、親が使っていた、何も分からないものなので、
    といったものを小まめに探すと、〝お宝〟に出会うことがある。

    今まで集めた「70年代フォーク」のGuitar譜も、中には高値で取引されているものを、たまたまその時のタイミングで、さして競札することなく、中にはものすごい価格で入手できたものもある。

    相手にとってはまったく不要のものであっても、この先二度と手にできない希少Guitar譜というものがあるのだ。

    〔YouTube〕については言わずがなであり、楽譜・レコード・CDなどが入手できない場合の検索で、
    かなりマニアックな音源と映像が入手でき、耳コピというほどのこともないが、そこからGuitarの弾き方や、
    アレンジ、コードの押さえ方などを知る手かがりにもなるから、まさにメディア様様といえる。

    〔復刻版のCD〕については、メリット・デメリットの両面がある。
    まだ自宅にレコード・プレーヤーを保有しているが、物入れにしまいっぱなしでかつカートリッジや針がないため、
    Netオークションで安く出品される「レコード盤」に入札できないので、当時の貴重音源は〔復刻版CD〕に頼らざるを得ない。

    〔復刻版CD〕では、当時のレコードと同じ曲目をそのままCD化して、紙ジャケット仕様にしたり、
    レコード発売時のライナーノーツをそのまま転写縮小流用するなどの工夫もあり、リアル・レコード世代にとっても嬉し懐かしい。
    ラインナップが多ければ多いほどいいが、マイナーなアーチストや音源消失の場合もあるので、探しているレコードのの復刻版の有無はやや心もとない。

    そんな中、いま手もとに二枚あるのが、〔フォークジャンボリー実況版〕のCDだ。
    どちらも二枚組。Netオークションにて入手した。

    〔フォークジャンボリー〕とは、1969年から71年にかけて、岐阜県で三回開催された日本初の野外フェスである〔全日本フォークジャンボリー〕のこと。

    〔中津川フォークジャンボリー〕の方がよく知られた通り名だ。
    以下、Wikipediaより抜粋で、その概要をまとめる。

    〔第一回〕は69年8月9日開催、18時~翌9時半まで。参加者2,000〜3,000人。入場料800円。
    五つの赤い風船(中川イサト・西岡たかしなど)、遠藤賢司、岡林信康、高石ともや、高田渡などが出演。

    〔第二回〕は70年8月8日、13時45分〜翌正午まで。参加者8,000人、入場料800円。
    赤い鳥、五つの赤い風船、遠藤賢司、岡林信康、加川 良、斉藤哲夫、シバ、高田渡、はっぴいえんど、南正人、六文銭らが出演。

    そして、いわくつきの〔第三回〕が71年8月7日〜9日、参加者25,000人。
    あがた森魚、五輪真弓、岩井宏、遠藤賢司、加川 良、かまやつひろし、高田渡、武蔵野たんぽぽ団、友部正人、中川五郎、長谷川きよし、吉田拓郎ら多数。

    手もとの二つのCD(ともに二枚組)はこのうち、第二回からの実況録音盤。併せて四枚のCDにはダブり曲がなく、かつ有名無名曲取り混ぜての編集のため、資料的価値はもちろん、今後Liveネタとして活用する上でも貴重なものだ。

    せっかくなので、曲目リストを掲出しておく。

    〔全日本フォークジャンボリー1〕Bellwood Record ※Pho.参照
    【ディスク:1】
    1. 怪盗ゴールデンバットのうた / なぎらけんいち ※アマチュア参加
    2. 海の風(バラーズ)
    3. ハナゲの伸長度に関する社会学的考察 / ひがしのひとし ※アマチュア参加
    4. 南京豆の唄(アテンション・プリーズ)
    5. こもりうた(アテンション・プリーズ)
    6. ごあいさつ(高田渡)
    7. 銭がなけりゃ(高田渡,岩井宏)
    8. 赤土の下で(高田渡,加川良)
    9. この世に住む家とてなく(高田渡,加川良,岩井宏)
    10. 9月になれば(のこいのこ)
    11. あげます(のこいのこ)
    12. よせばやし(田楽座)
    13. 夜汽車のブルース(遠藤賢司)
    14. 満足出来るかな(遠藤賢司)
    15. 血まみれの鳩(五つの赤い風船)
    16. これが僕らの道なのか(五つの赤い風船)
    17. 遠い世界に(五つの赤い風船)
    【ディスク:2】
    1. ジプシーの音楽 / チェコスロヴァキア スルク大舞踏合唱団
    2. 追分(村岡実とニュー・ディメンション・グループ)
    3. ねえ踊ろうよ(遠藤賢司)
    4. ああどうしたんだろう(藤原豊)
    5. 値上げ(高田渡)
    6. 悩み多き者よ(斉藤哲夫)
    7. 雨が空から降れば / 小室等と六文銭
    8. 賞状 / 小室等と六文銭
    9. 春よ来い(はっぴいえんど)

    〔1970 フォークジャンボリー〕EMIミュージックJapan
    【ディスク:1】
    1. ねえ踊ろうよ(遠藤賢司)
    2. おとぎ話を聞きたいの(五つの赤い風船)
    3. どこかの星へ伝えて下さい(五つの赤い風船)
    4. 13番街のおもちゃ屋(五つの赤い風船)
    5. 青い面影(南正人)
    6. 愛の絆(南正人)
    7. 第五氷河紀(高橋照幸)
    8. ウィークエンド(高橋照幸)
    9. 深夜(高田渡)
    10. 仕事さがし(高田渡)
    【ディスク:2】
    1. 斧を持て石を打つが如く(斉藤哲夫)
    2. 待っていてもだめさ(シバ)
    3. とってもいいよ(シバ)
    4. 比叡おろし(六文銭)
    5. 夢のまた夢(六文銭)
    6. ゲリラの歌(六文銭)
    7. 朝(はっぴいえんど)
    8. いらいら(はっぴいえんど)
    9. 雨あがりのビル街(はっぴいえんど)

    さらに、未入手だけれど、
    avexマーケティングから発売の、〔URC 1970フォークジャンボリー〕限定BOXなどは、
    CD七枚組で、実に74曲を収録しているが、高額で手がでず、今後のNetオークション出品を待つしかない。

    手持ちの他の70年代フォークオムニバスCDには、
    このフォークジャンボリーからの録音と思しき曲が収録されている場合もあるが、
    〔1970 フォークジャンボリー〕に関しては上記「七枚組」にとどめをさすのだろう。

    せっかくだから、〔七枚組〕の曲目リストを(自分のためにも)掲出する。

    【ディスク:1】
    1. オープニング 友よ(全員)
    2. 冷やそうよ(高田渡)
    3. ほんとだよ(遠藤賢司)
    4. 夜汽車のブルース(遠藤賢司)
    5. 遠い世界に?雨よいつまでも(五つの赤い風船)
    6. 猫が眠っている、NIYAGO(遠藤賢司)
    7. 雨よ今日だけは降らないで(五つの赤い風船)
    8. うた(中川五郎)
    9. いつのまにか(中川五郎)
    10. 主婦のブルース(中川五郎)
    11. 180°回転(高田渡)
    12. 春まっさい中 鉱夫の祈り(高田渡)
    13. 戦争は知らない(高石友也)
    14. エンディング 友よ(全員)
    【ディスク:2】
    1. ねえ踊ろうよ(遠藤賢司)
    2. おとぎ話を聞きたいの(五つの赤い風船)
    3. どこかの星に伝えて下さい(五つの赤い風船)
    4. 13番街のおもちゃ屋(五つの赤い風船)
    5. 青い面影(南正人)
    6. 愛の絆(南正人)
    7. 第五氷河期(高橋照幸)
    8. ウイークエンド(高橋照幸)
    9. 深夜(高田渡)
    10. 仕事さがし(高田渡)
    【ディスク:3】
    1. 斧を持て石を打つが如く(斉藤哲夫)
    2. 待っていてもだめさ(シバ)
    3. とってもいいよ(シバ)
    4. 比叡おろし(六文銭)
    5. 夢のまた夢(六文銭)
    6. ゲリラの歌(六文銭)
    7. 朝(はっぴいえんど)
    8. いらいら(はっぴいえんど)
    9. 雨あがりのビル街(はっぴいえんど)
    【ディスク:4】
    1. アルバートが唄ってる(野沢享司)
    2. 東京節(なぎらけんいち)
    3. 教訓1(加川良)
    4. 時にまかせて(金延幸子)
    5. 待ちすぎた僕はとても疲れてしまった(遠藤賢司)
    6. ミルクティー(遠藤賢司)
    7. 早く帰ろう(遠藤賢司)
    8. 抱きしめたい(はっぴいえんど)
    9. 朝(はっぴいえんど)
    10. はいからはくち(はっぴいえんど)
    【ディスク:5】
    1. 男らしいってわかるかい(ザ・ディラン2)
    2. プカプカ(ザ・ディラン2)
    3. 深い木立に/ぼく(武部行正)
    4. あたたかい木曜日の午後の事/ぼく(有山じゅんじ)
    5. 春の歌/ぼく(武部行正)
    6. 俺が旅から帰った時は(中川イサト)
    7. その気になれば(中川イサト)
    8. この世で(シバ)
    9. コーヒー・ブルース(高田渡)
    10. ワイセツな唄(高田渡)
    11. 結婚(高田渡)
    12. ゼニの効用について#2(高田渡)
    13. 赤ん坊さんよ負けるなよ(岩井宏)
    【ディスク:6】
    1. 梅雨どきのブルース(友部正人)
    2. 大阪へやって来た(友部正人)
    3. 煙草路地(はちみつぱい)
    4. しゅろの木の下で(はちみつぱい)
    5. 綿つみの唄(はしだのりひことクライマックス)
    6. 花嫁(はしだのりひことクライマックス)
    7. 教訓2(なぎらけんいち)
    8. 俺たちの時代(斉藤哲夫)
    【ディスク:7】
    1. アトミックボムズ・アウェイ(ブルース・クリエイション)
    2. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー(ブルース・クリエイション)
    3. サーカスにはピエロが(ザ・ディラン2)
    4. 飛行機ぶんどって(三上寛)
    5. おかっぱ頭の少女のメンスが紅い(三上寛)
    6. 姫松園(加川良)
    7. 求めます(加川良)
    8. カレーライス(遠藤賢司)
    9. 12月の雨の日(はっぴいえんど)
    10. 春よこい(はっぴいえんど)

    いやはや、すごいなぁー。
    70年代フォーク好きにしたら、たまんない内容だね。

    〔Guitar譜〕にしても〔復刻版CD〕にしても、有名曲のオムニバス盤はニーズがあるため、
    NetオークションやNetショップでよく目にするが、個別アーチストの全集モノは、やはり地道に探すほかはない。
    70年代を中学〜高校〜大学で過ごした自分が、もし当時発行の楽譜を入手していれば、今、苦労することはなかったろうが、
    当時はお金もなく、またあったとしても別のことに浪費していたので仕方のないことだ。


    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))





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  • from: 弾き語りストさん

    2012年08月17日 17時35分40秒

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    弾き語りストよあの星を目指して

    残暑の蒸し暑さに毎日汗だくで、
    カラダがクサくてクサくて仕方のない、★弾き語りストです。

    アマチュアの弾き語りストも、
    目標・目的を持って練習をするとヤリガイとハリが出る。

    〔弾き語りスト〕とは〝アコギの弾き語りをする人〟
    というくらいの意味だ。

    四十代後半まで、オレは単なる宅弾きの弾き語りストだった。

    〔宅弾き〕とは〝自宅でアコギを弾く弾き語りスト〟
    というくらいの意味だ。

    あることをキッカケに、Liveで弾き語りをする楽しさに目覚めた。
    性の目覚めと同じくらいにドキドキして、Hの覚えはじめほどにも夢中になった。
    キッカケを作ってくれた人物とは今は絶縁状態だが、感謝はしている。

    自力でいろんなLiveイベントを探しては参加を申込み、いまでは年間で30本くらいのLiveに出るようになった。
    「ライブでは同じ曲をやらない」ことを自分なりのルールにしている。
    その理由はただ一つ。ネタ曲の在庫の問題だ。

    オレの弾き語りの楽曲のジャンルであるのが〔70年代フォーク〕。
    そのGuitar譜をNetオークションやNetショップで探しては集め、今ではけっこうな冊数になった。

    その楽譜にはまだまだ知らない曲がたくさんあって、おそらくはそのすべてを一通り弾き終わるまでは、生きてはいられないだろう。

    となると、同じ曲を二度も弾き語りしていては間に合わない。
    ゆえに、Liveでは同じ曲をやらないことにした。

    さらに、それゆえ、Liveのスケジュールに合わせて、どんどん新しい曲を練習することになる。

    Liveの日から逆算してみると、練習できる日数も限られる。
    いきおい漫然とした練習ではなく、集中的にかつ長時間アコギと立ち向かうことになる。

    たかだか素人の弾き語りだから、自分で言うほどたいしたことはなく、エラそうにあれこれ言うのも赤面ものだが、
    人前でやるからには、中途半端なやっつけで無様なことはしたくない、というのも本音ではある。

    聴き手はこっちが考えるほど真剣には耳を傾けていないし、
    第一、聴きたくて聴きに来ているわけではない人がほとんどだから、
    それだけにこちらが適当にお茶を濁した弾き語りをしていると、
    あまりの出来の悪さに、小心者の取るに足らない自尊心は木端微塵に破壊されるため、すくなくても聴くに値する最低限度の練習は必須となる。

    無尽蔵と思えるほどの楽曲が存在する〔70年代フォーク〕も、
    好きな時に好きなように、自宅やカラオケ店で唄っていればこの上なく気楽だが、そうすると同じ曲を、針の飛んだレコード盤のように何度も繰り返してしまうことも多い。

    その点、Liveに向けて新しい曲を練習し、
    それが終われば次の新しい曲をGuitar譜から探してきて、再び練習を開始するようにすれば、ひと区切りのついた弾き語りの練習ができるし、そのために練習に飽きるということもなくなる。

    ある意味、
    Live向けに弾き語りの練習をしているように見えて、
    実は宅弾きの弾き語りの趣味に飽きてしまわないように、Live出演を利用しているのかもしれない。

    いまとなっては、何の目的もなく何を目指すわけでもなく、
    ただ漫然と宅弾きをしていたことが、どれほどつまらなかったかと思えるが、〝Liveに出て、弾き語りをやる〟という発想がなかった頃は、
    ただアコギを弾いて唄うだけでも、けっこう楽しかった。

    元々、人前でなにかをやるなんて、自信過剰で自意識過剰な人間の所業だと考えていた節があった。

    プロはそれを商売にしているが、アマチュアや素人が人前で何かをやるのは、単に目立ちたいから、注目されていい気分になりたいからといった面の皮の厚い行為だと考える時代もあった。

    そんな心持が変化したのは、ある野外ライブで通りすがりの観客だった老夫人のひと言と投げ銭の千円だった。

    はやい話が、自分の弾き語りを聴いてくれて「とても感動しました、少ないですがぜひ受け取って」と、
    嘘ではない心からの賛辞とともに、紛れもない身銭を切ってくれたのだ。
    ライオンのタテガミ首相じゃないが、自分の方が逆に〝感動した!〟。

    それ以来、こういう風に考えるようになった。

    〝アマチュアの弾き語りを聴く人たちというのは、ある意味プロを聴く場合よりシビアだ〟

    …プロならお愛想でも拍手するが素人相手ならなんの躊躇もなく無拍手・無反応だ。

    それならそれでいいじゃないか。中には自分と趣味・志向のあった聴き手がいて、拍手もしてくれるだろう…
    〝アコギと歌が好きなのはウソ偽りもなく本当のこと。ならば家で唄っても人前で唄ってもなんら変わりはないんじゃないか〟

    人前で歌うのに、〝聴いていても聴いてなくても、関係ない〟というのはさすがにウソだろう。

    できれば拍手が欲しいし、良かったのかどうかの反応は気になる。
    大事なのは、そこに過度な期待や必要以上の自己顕示をしないことだろう。

    〔泰然自若〕とはいかないまでも、
    自分なりの努力で練習をして、心をこめて弾き語りして、そのあとの反響は観客まかせ。

    ウケてもウケなくても極端な一喜一憂はしない。これが理想だし目指すべき姿勢かな。

    日本各地にいる、セミプロ、玄人はだしのアマチュア・ミュージシャンたち。そのなかでも、ソロの弾き語りで、聴く者を感動させることができる実力者たち。彼ら彼女らはいつもどんなことを考えながら唄っているのだろう。

    そういうレベルに達している人は、天性の声質や持って生まれた歌の上手さに加えて、その容姿や、まとっている雰囲気というものが、おそらくキラリと光っているんじゃないかな。

    たとえ、見た目が地味で凡庸であっても、その瞳の奥に秘めた純度の高いひたむきさが感知できるだろう。

    そして、さりげなく手にするアコギは良く手入れのされたmajorブランドもので、弾きはじめれば、豊富な練習量がうかがえるようなテクニックと、口惜しいほどの美音があたりに響きわたる。

    習いごとの上達は練習以外には無いとは、当たり前のようによく言われる箴言だ。玄人だとか素人だとか、上手いとか下手だとかと言う前に、
    もうひたすら練習をする。わずかな時間を見つけて練習をするのが、遠くてもっとも近い上達の道。

    オリンピック本番の競技の数々を見ていて誰しも思うのは、
    どんなに過酷な練習をこなしてきても、本番に向けて最高潮の状態に仕上げるのは難しいということと、
    どんなにたくさんの練習を実践してきても、本番でその実力が発揮できないアスリートが実に多いことだろう。

    才能と実力のある人が正しい練習をたくさんこなせば頂点に立てる。
    才能はないが努力だけは人一倍した人はそこそこのところまでゆける。
    才能も実力もないように見えた人が大舞台で思わぬ好記録を打ち出す。

    もはや禅問答かなにかのようにわけが分からなくなるが…、
    とどのつまりは〝好きこそものの上手なれ〟というベタな結論に行き着く。

    誰に見せるわけでもないが、とにかくアコギと謳うことが好きなんです。だから、暇さえあればアコギを抱えて弾き語りしています。
    そして、練習の一区切りをつけるために、Liveに出て、人前で唄います。

    拍手があれば単純に嬉しいし、投げ銭があればもっと嬉しいし、道ならぬ恋が生まれれば胸が疼きます。

    そんな、私は、死ぬまで〝弾き語りスト〟。

    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

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  • from: 弾き語りストさん

    2012年08月02日 16時09分52秒

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    〔はっぴいえんど〕を70年代フォークで味付け


    故郷に住む実弟から「世界のビールセット」を中元でもらった。
    美味いにゃうまいが、やっぱ日本のbeerはアタマひとつ抜けてるぜ。
    もちろん、オレ的には、Suntory→Sapporo→Kirin→Asahiの順だけどね、
    と言ってはばからない★弾き語りストです。

    例によって、Netオークションで、Guitar譜を落札。
    今回は、〝和製ロックの開祖〟といわれる、かの「はっぴいえんど」。
    2002年:シンコーミュージック発行の〔はっぴいえんど SongBook〕だ。

    発行当時の九割引きで落札、これだもの、Netオークションは侮れないし、やめられないとまらないかっぱえびせんなのだ。

    とりあえず、掲載収録曲を…。

    【収録曲】全32曲

    ■抱きしめたい
    ■空いろのくれよん
    ■風をあつめて
    ■暗闇坂 むささび変化
    ■はいからはくち
    ■はいからぴゅーちふる
    ■夏なんです
    ■花いちもんめ
    ■あしたてんきになあれ
    ■颱風
    ■春らんまん
    ■愛餓を
    ■春よ来い
    ■かくれんぼ
    ■しんしんしん
    ■飛べない空
    ■敵TANATOS想起せよ!
    ■あやか市のどうぶつえん
    ■十二月の雨の日
    ■いらいら
    ■朝
    ■はっぴいえんど
    ■続はっぴーいいえーんど
    ■風来坊
    ■水無月のスケッチ
    ■明日あたりはきっと春
    ■無風状態
    ■さよなら通り3番地
    ■相合傘
    ■田舎道
    ■外はいい天気
    ■さよならアメリカさよならニッポン

     けっこうな収録数を網羅してるっしょ。
    もうけものだ。もっと高値で出品されている例もあるし、Netショップでもずっと高い価格で出ていたので、完全に〝アナ〟狙いで、ずどーんと射止めた感じだ。

    日本のロックやJ-POPに大きな影響をもたらした伝説のバンド〔はっぴいえんど〕について、あれこれ語る知識を持ち合わせてないので、知ったかぶりしては書かないが、
    〔はっぴいえんど〕がオレが守備範囲の「70年代フォーク」の範疇に入るのかどうかという疑問はあった。

    実は、以前、弾き語りライブで〔空色のくれよん〕という〔はっぴいえんど〕の楽曲をやったことがある。
    ネタ元は、「70年代フォーク」の弾き語りギター譜だったため、
    あくまで70年代のフォークとして練習してLiveでやっただけなんだが、けっこういい感じの曲だった。
    普通に「70年代フォーク」として弾き語りしてなんの違和感もなかったし…。

    あるいは、あちこちで耳にしたことのある、かの名曲〔風をあつめて〕も、それが〔はっぴいえんど〕の曲だと知って、へー、なんかいいね、くらいのノリであった。

    実のところ、このグループは70年にアルバム・デビューして、三年間活動。アングラフォークレーベルとして有名な〔URC:アンダーグラウンド・レコード・クラブ〕に所属していたり、当時のフォークシンガーたちのバックを務めたりと、けっこう「70年代フォーク」との接点があったという。

    また70年代フォークのオムニバス・アルバムにも〔はっぴいえんど〕はlineupされることが多く、
    オレの中での彼らの位置づけは大きく「70年代フォーク」でくくられちゃってたわけだ。

    で、まあ、Netオークションで今回のギター譜見つけて、かつ格安で落札できてLuckyてなものなのだ。

    〔はっぴいえんど〕の四人のmember、細野・松本・大滝・鈴木については、いまさらオレなんかが何を語れるわけもないけど、
    彼らが70年代フォーク全盛期の、岡林信康・高田渡・友部正人・加川 良・遠藤賢司らとともに、フォークブームの中にいて、その一翼を担っていたということがとても興味深いのだ。

    URCから1970年にリリースの1stアルバムについて、ある人はこう書いている。
    〝ウエストコースト、Americanロック的なサウンドに日本語の歌詞を試みが明確に提示されている〟

    〝日本的な湿り気のある言葉を多用、日常的な風景を描写しつつ幻想的なイメージのふくらみを持った独自の世界観〟
    うまいこと表現するものだなあ。

    いろいろ書かれているのを読むと、
    ようわ70年代当時、洋楽のロックに日本語の歌詞と言うのはのっかりにくいといわれていて、〔はっぴいえんど〕はそれを成功させたグループということになるらしい。

    三年間の活動中オリジナルアルバムを三枚発表。

    URCからは〔はっぴいえんど '70年〕、〔風街ろまん '71年〕。Bellwoodから〔happy end '73年〕。

    今回入手のGuitar譜は、この三枚からselectされた楽曲が収録されているので、オレがやれるやれないは別として、〔はっぴいえんど〕を一通りナメナメできるわけで、それはそれでとても良いね。

    これを書いている時点ではまだこのGuitar譜が届いていず、
    練習も始めていないが、オレの志向している音楽と〔はっぴいえんど〕の楽曲は、けっこういい線でつながるような気がしている。

    「70年代フォーク」をメインジャンルに、country・Bluegrass・westcoast music・Americanfolk…
    等が好きなオレにとって、Americanロックに抒情的な日本語歌詞をのっけ盛りにしている、〔はっぴいえんど〕の世界って、相通じるものがあるのじゃないかな。

    オレはずっとソロの弾き語りだし、Bluegyでもシャウトでもない、どちらかといえば古臭い歌い方ゆえ、どうひっくりかえっても、〔はっぴいえんど〕を手本通りcopy・coverできるはずもなく、いたってオーソドックスに「70年代フォーク調」に仕立て直すしかなかろう。

    フォーク全盛期ともいえる「70年代」の、しかもその初期に活動していた〔はっぴいえんど〕の楽曲とはいかなるものか。

    コアなファン以外には(当然オレなんぞも含め)あまり知られていない、彼らの名曲を引き出しつつ、
    〔70年代フォーク〕的解釈と味付けでモノにしたい。と、密かに画策している、★(⌒杰⌒)AMA-G'です。

    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))





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