-
from: 弾き語りストさん
2013年05月31日 15時41分06秒
icon
息子の一人立ち…孫の誕生
★弾き語りストです。
この春、二度目の挑戦で上の息子が念願の国家試験合格!
苦労するかなと半ば構えていた就職も、縁あって隣町のE病院に決定。
まだ試用期間、時給換算の待遇ながら、ようよう社会人の一歩を踏み出した。
併せて二年前から付き合いのあった(親が知ったのは昨年末!)高校同級生の彼女と、
5月5日の旗日を狙っての「入籍」。
さらに、すでに新妻の体内に宿った新しい生命(親が知ったの昨年末!)が、
この7月に誕生!(つまり、初孫。じじばばにとっては〝曾孫!〟)
矢継ぎ早の人生のeventに親としても物心両面からサポート中。
職場近接のアパート(2LDK)も契約して、来月早々に引っ越し。
先日から二人がリストアップした家電・家具を、カミさんが一緒に見に行き、
まだ薄給、生活定まらぬゆえと、ポンと数種のシロモノ家電をプレゼント!
自分たちの時はどうだったかと思わず記憶を手繰ってしまったが、
若い男女が新しい住居を定め、新たな暮らしを始めるにあたって、
必要な生活用品というのは実に多いものだ、と再実感。
新しいアパートの間取りは、11.5畳+6畳+6畳。
照明器具・ストーブ装備、風呂・トイレ別。
まずベーシックな家電...、冷蔵庫・電子オーブンレンジ・洗濯器・電子炊飯ジャーなど。
これらはカミさんが新品を買いそろえてあげた。
テレビは彼女の母がくれるというし、テレビ置台はウチにあるものを。
食卓テーブルもウチから、食器棚は新規購入。
各部屋のカーテン、カーペットも同様に新規。
bedは長く使うものなので「お値段以上...」などよりも、
家具専門個店で、高くてもいいものをということで物色中。
タンス類・蒲団などは二人のウチから運ぶ。
その他、ベビーベッドはどうするのか、
食器や鍋・釜はどうするのか、風呂用品は買ったのかなど、
いままで何の不足もなく暮らしていた毎日の暮らしに必要なものを、
新たに調達しようとしたら、なんて面倒で費用もかかることか。
これが独身の一人暮らしなら、
とりあえず食う寝るところと住むところがあれば、
まるで犬の拾い食いのように少しづつ、必要なものを買いためてゆればいいが、
嫁さんと乳飲み子まで参戦する「新生活」となると、そんな安直さは許されない。
自分たちが新しい生活を始める時、
両方の親はともに遠方にいて、何くれと世話を焼きたくてもできなかった。
最初のアパートにはそれぞれ前の住処からあるものを持ち寄り、
足りないものだけ買い足した。
その後、移ったアパートでまた少し家具類が増え、
新築戸建ての今の家を購入したのが四半世紀前。
以来、なんやかやといろんなものが増え(オレのGuitarも)今に至る。
それでも、身分相応に高額の家具などは買わず(買えず)に、
けっこう倹しく暮らしてきたんだと思う。
それに比べたら、築20年の古いアパートでの新しい暮らしには、
少し贅沢ともいえる新しい家電でスタートできる息子たち夫婦は嬉しかろう。
新婚の最初の暮らし、赤子も入れて三人の暮らし。
年を重ねるごとに少しつづ、なんやかやといろんなものが増えて行くのだろう。
なにせ、三十年前に、たった一本の〔YAMAHA〕からスタートした、
オレのアコギ生活も、いまや「Guitar 31本」なのだから。
とっぴんぱらりのぷう (*^ー^)ノ☆。・:*:.・★,。・:*:. -
from: 弾き語りストさん
2013年05月17日 17時08分48秒
icon
加山雄三、76歳。いつまでもエレキの若大将
★弾き語りストです。
また、一冊、Guitar譜。
例のNetオークションで。
200円で美品。
79年発行だから、35年前の古本か。
古いだけで使用感なし。
折れも書き込みもない。
こういうのが手に入ると素直に、嬉しい。
74曲収録。
70年代にreleaseのアルバムからの曲がメイン。
60年代後半にreleaseのsingle多し。
その頃は、まだ小学生だったか。
〔加山雄三〕...。
〔70年代フォーク〕やアコギと出会う前に聴いていた。
懐かしいというより、その時のあの頃を思い出す。
たぶん死んだ兄貴がレコードかラジオかで聴いていたか、
家のテレビの歌謡番組かな。
東京オリンピックの時、家でテレビ見てた。
小学校低学年の頃にはテレビ、家にあった。
親父がサラリーマンだったし、
死んだ母ちゃんもたくさん内職してたから買えたのか、テレビ。
Guitar譜、まいどおなじみの〔ドレミ楽譜出版〕。
見やすい楽譜、手書き風の文字。
歌詞全部記載してない編集パターンなので、
(同じドレミ楽譜出版でも歌詞全部掲載あるのも)
二番以降は、また鉛筆で手書き。
「君といつまでも」「お嫁においで」「蒼い星くず」...
定番ヒットはもちろん、初見モノもたくさん。
これがいい。
知ってるシンガーソングライターの知らない曲を弾き語り。
これが好き。
けっこう、それでいい曲、見つけるね。
band譜でなく弾き語り譜。
70年代フォークじゃないけど、似たような時代。
弾き語り風にやるかな。
〔加山雄三〕...もう76歳。
おじいだけど、まだツアーやってる。
五十代・六十代のフォークシンガー、負けるなよ。
茅ヶ崎育ち、慶大卒、ソングライターでもある(弾厚作=だん こうさく)。
弾厚作の曲、けっこう好きだな。
original聴いちゃうとハワイアン・ベンチャーズ・ポップス&ロック。
でも、弾き語りなら、シンガーソングライターのフォークモノといえなくもない...か。
オレ、湘南とかサァーファーとかサザンとか、あのあたりの雰囲気、好きじゃない。
なんかかっこつけた感じ?
海臭いのがいやなのかも。
漁師以外の、〝海のオトコ〟...やだ。
山や野原や高原の方が好き。
山猿の田舎者だから。
七十過ぎのおじいでエレキっての、かっこいいな。
オレも七月には孫生まれて、〝おじい〟ださ。
上のボンズ、就職して結婚して子供生まれるの、一遍にやったものだもの。
息子二人はGuitar弾かなかったが、孫なら、どーだ?
隔世遺伝で、興味もたんべか?
もう、男ってわかってるから、幼稚園くらいで弾けるぞ。
売るほどあるから、なんぼでももってけ!
ちょうどいいのがある。
園児なら、〔Headway〕のparlor-Guitar。
これにcompound弦張って弾かせるべ。
最初からスチール弦。
園児で指ダコ...いいなぁ。
孫が二十歳で、ちょうど今の〔加山雄三〕と同い年。
あと二十年...生きてるかなぁ。きわどい。
そう、考えると哀しい。
習うより慣れろ。
おもちゃ代わりに与える。
小学生でLiveに出られるな。
孫と組むか?
70年代フォーク?
そしたら、半世紀前の...classic扱いだな。
う~ん、隔世の感、覚醒の勘。
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) -
from: 弾き語りストさん
2013年05月07日 12時35分10秒
icon
community スペースでビール飲みつつ弾き語り練習した。
弾き語り仲間の二人と連れ立って、レンタル-スペースでLiveの練習会をしてきた。
場所は、市内の「 O 」というところで、
築七十年の古い建物をリフォームして、地域のコミュニティスペースとして開放している。
かつては「下宿屋」だったようで、
建物内には当時のレトロな〝忘れ形見〟が随所に。
玄関を入ると共同トイレがあり、今はもちろん水洗になっているが、
当時、下宿まで我慢してきた住人達が真っ先に駆け込んだに違いない。
玄関横には小さなガラス窓があり、かつてはそこに共同の赤電話があったらしい。
その証拠に、その横の壁には、当時の部屋数分のボタンが並んだ、
「呼び鈴ボード」がそのまま残されていた。
携帯もメールもない時代、下宿の共同電話が鳴ると、大家さんがこの呼び鈴で該当の住人を呼び出す。
それは故郷の親からであり、恋しい彼女からの電話だったかもしれない。
オレたちが借りたスペースは当時の一階と二階部分を吹き抜けにした、
二十二畳大ほどの部屋。
二方向に広めの二重窓があり、床は板張りで、
歩けばギシギシと天然の〝ウグイス張り〟が良い風情。
壁は塗り直した様だが、柱や梁などは当時のままのようで、見上げると、当時二階住居部分の床にあたる箇所は、
ほどよく古びて、むき出しの木質感がなんともいえず温かい感じ。
吹き抜けの二階部分にあたる両端は当時の二階スペースが畳二畳分ほど残されており、
そこにソファが置かれているので、呑み食べしながら、
手すりから階下stageを見下ろすことができる。
一階部分には石油ストーブが置かれていて、
まだ肌寒いこの時期とて、ガンガン炎が燃えていた。
温かな空気は吹き抜け部分に上がり、二基のシーリング・ファンで撹拌されて全体に行きわたる仕組み。
さすがに古い建物で壁の断熱などは心もとなく、この日は雪さえ降りかねない外気温のため、
試しにストーブの炎を弱めてみたら、途端にじわじわと寒気が滲みてきたので、あわてて火力Maxに!
※施設の管理者によると冬の寒さ夏の暑さは〝ハンパない〟そうで、
まるで「神田川」か「トキワ荘」の世界を彷彿とさせます。
吹き抜けの開放的な空間とはいえ、木造・塗り壁の内部は音の残響は少なく、
演奏してみたらどんな感じかなと少し危惧しましたが、それは杞憂でした。
一時間当たりコーヒー一杯分の料金で借りられる音響をセットを、
慣れないながら自分たちであれこれセッティングしてみました。
まずはマイク・マイクスタンドが各四本。
今回は三人なので、それぞれのvocal専用に一本づつセット。
残り一本はGuitar用にして、使いまわします。
マイクケーブルをミキサーにつないで音量を設定して音出しのCheck。
吹き抜けの天井あたりの両サイドにスピーカーがあり、
エコーの効いた音がスペース全体に良く響きました。
monitor(返し)のスピーカーがセットできなかったので、
ミキサーの音量調節の具合次第で、vocalとGuitarの音量バランスが上手くゆかず(時にハウリング)
自分の歌とGuitarの音が確認しづらかったりもします。
いままで、自分でアンプやミキサーをセットしたことが無かったので、
今回、初めてあれこれと自己流で調整してみることになりました。
試しに、マイクをはずしてGuitarを弾いてみると、
生音でもこれがけっこうよく響くようで、吹き抜けの二階スペースで聴いていると、
木造の古い建物でも実に音響効果がよいのが確認できました。
で、さっそく三人で「二曲廻し」の弾き語り練習です。
用意してきた楽譜をセットして愛用のGuitarで順ぐり弾き語りそてゆくのですが、
観客もいないのでのんきなものです。まちがっても、やり直してもOKなので、
気楽な気分で練習ができます。
この日のGuitarは、〔WASHBURN D-25 Vintage series〕。
80年代の米国製で、骨太な低音がお気に入りの一本です。
相方たちのGuitarは、それぞれ70年代の〔K.Yairi〕と近年モノの〔Martin D-18〕でした。
近くのコンビニでビールとつまみを仕入れてきたので(「 O 」は持ち込み自由!なのです)、
傍らにそれらをセットしてぐびぐび飲みつつ弾き語りです。
これまた、なんて贅沢なsituationなのでしょうか。
相方たちが弾いているときは、スペースのあちこちに移動して、
音の響きや部屋の雰囲気を確かめました。
実にいい。レトロな昭和の雰囲気は、まさにおやぢ世代には懐かしくも慣れ親しんだ感触。
黒光りしてウグイス鳴きする木床や木枠の窓ガラス、節くれの古い柱や太い梁。
古い木造家屋に特有の匂いまでもが、故郷の祖父母の家を訪れた時のような錯覚さえ覚えます。
音響設備の整った環境の良いLive-houseやカフェで演るのも良いですが、
「 O 」のような場所で、ビールでも飲みながらGuitarが弾けるなんて、贅沢の極みです。
この日は結局、三時間の利用で、一人1,300円でした(飲み食いは別)。
ストーブガンガン焚いて、PAも利用して、一時間当たり430円が、
〝小遣い生活者〟のサラリーマンにとって安いのかどうかは人それぞれでしょうが、
日がな一日、銀玉の行方を見ているだけのアレや、家で飲めばいいのに街まで行って高いお金払うアレや、
止まっている白いぶつぶつ玉をぶっ叩いて何回で穴ぼこに入るかに一喜一憂するアレや、
走る馬に賭けたり、まず当たりもしない紙切れのくじに賭けたり...、
そういうアレやコレやに比べたら、なんて倹しくそして心豊かな時間の過ごし方ではないかと、
自画自賛して家路についた、私めであります。
それでは、また♪(*'-^)-☆