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from: 弾き語りストさん
2015年12月04日 13時35分51秒
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断舎利断行
2015年月12月某日 晴れのち大荒れの予想 プラス8℃意外と ぬくし
今年はなかなか良いGuitar譜が手に入ったな。
レアな楽曲ばかり集めたのや、価格の割に目新しい曲が多かったもの、
弾き語りTABがとても実戦向きに採譜してあったものなど。
ほとんどがNetオークションやNetショップなんだけど、
こまめに、あるいは不定期でもいいから覗いてみるもんだ。
「あれ!」なんつうのをめっけることもしばしば。
まったく便利な時代になったものだ。
世の中には持っていてもまったく使わない人がたくさんいるもので、
かくゆう我家でも、この三十年あまりの間に家族それぞれが買ったものが
いまやこの先一生使わんだろうというものであふれかえっておる。
いわゆる「断捨離」とかゆーものであろうか、
とにかくこの先使わないものは、リサイクルショップに売り払うとか、
フリマに出すとかの七めんどうなことはやらずに、
とにかく市の「不燃物・断裁できないゴミ」にぶん投げるに限る(一袋80円)。
Tシャーツだって黄ばんだりほつれたものを後生大事にしまっとかないでバンバン捨てる。でもって「ユニクロ」とか「2ndハンズ」とか「Hard-Off」みたいなとこで新品やら古着やらを買った方がテンションがバンバン上がって実にカッコいい暮らしが出現する。
Guitarだけは、四十本とこらもっておっても、
よほどどこかに不具合が出ない限りはちょこちょこ弾くのでそう対象には絶対ならない。そのほかの、とくに衣類だな。よれてふにやふにゃのパンツとかも捨てて、「サンキ」あたりの値下げ品をホリホリすれば結構な頻度でいいやつが発掘できる。
まあとにかくモノ集めがクセの飼い犬のごとく、六十年も人間をやっていると実にいろんなものを溜めこんでしまう。
古いレコードのようなものはいつかは出番がくるけれど(死ぬまで来ないかも)、
着るものだけは、腐るわけでもなく溶けてなくなるわけでもなく、
しかもクローゼットのなかで結構な専有面積を主張しよるわけでタチが悪い。
さてと本題......。
オレはLiveにあたって、これまで自分なりにやり易い方法をいくつか考案してきた。
その最たるものが「譜面」だ。
もとより、SongBookを現場に持ち込んだり、歌詞とコードだけのシートをクリアファイルにいれたやつを使うとゆう愚行は端からやっていない。
SongBookの譜面をB5見開なら115%くらいに拡大したものを、
ネタ曲分用意、譜面にはマーカーやら鉛筆にてあれこれと書き込みをして、
演奏中に見落としや目移りがないようにしてある。
しばらく前までは、この譜面を、当日の演奏分をそろえて、下部を10カ所くらいホチキスどめにする。この束を、百均で買ったB4のボード二枚を張り合わせ、センターを蝶番でつなげた譜面台紙的なものにBindingを下向きにしてセットする。
本文では、一曲終わるたびに、自分の手前側に譜面をめくりおろす。
こーすると譜面はばらけないばかりか、次に演る曲を紙芝居のように手繰ってゆける。
しかも、最近はさらにいいことを思いつき、重量がNeckであったこのボードを段ボール製に変更。これが実に軽くて使い勝手が良い。しかもそこいらで手に入るリユースもののため原価はゼロ。
また、譜面台の設置位置にしても(おそらく他人はこういうやり方はやらないだろうが)、イス座りの自分の向こうに上下伸びのstand-マイクを置き、その向こうに譜面台を設置している。それ以前はこの配置を逆にしていた。
一見すると、その方法はヨコ入れのアームstandで譜面が遮られずよかったが、
いかんせん、譜面が近すぎて目線は落ち、見ずらいことが判明。
そんな時、コペルニクス的転回によって、これを逆にすることを発想。
前述の段ボール製譜面ホルダーの発案と相まって、
私のLiveでの演奏性は格段に向上、譜面見落としも低減し、より一層弾き語りに集中可能となった。
"必要は発明の母"とゆうが、まことに言い得て妙なり。
どこをどーすれば、と日々悶々としつつ、あーでもないこーでもないと、
一人工夫を凝らしてきた甲斐があったとゆうものである。
そんなこんなで、また。o@(^-^)@o。