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from: 弾き語りストさん
2010年10月05日 13時01分09秒
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【弾き語りとは、小宇宙から創造される果てしないページェント…みたいな。】
【弾き語りとは、小宇宙から創造される果てしないページェント…みたいな。】
♪弾き語りストです
〈弾き語りスト〉のスタイルについて書く。
まず、「座位(ざい)」が基本だ。
座って弾くということだ。
ただし、体育座りやおばさん座りやおネエ的横座りはいけない。
体育座りでどうやって?
という正攻法な突っ込みはさておき、ぺたんと座って、
まぁ、アグラなどかきつつ、おまたのあたりにアコギを置き
弾き語る、というスタイルの場合。
肩胛骨下あたりまでの長いサラサラ髪、
細身のGパンが似合う長い脚なんていう
十代の(あくまでもこの年代までだな)外人orハーフorくおーたー
の女の子なんかが、緩い斜度の草原で
前述のようなスタイルで
弾き語っているのは、たしかにまったく「絵になる」
(べっつい&くりす みたいな子ならGood!)
が、が、
それは、弾き語りストでいう所の「座位」ではない。
基本は椅子に座っての弾き語り。
これは宅弾きの練習でも、Liveにおいても共通。
「立位(りつい)」…立ちスタイルでの弾き語りのデメリット。
宅弾きの場合…。
まず、疲れる、という以前に、立位の宅弾きなんてあり?!
と思うかもしれないが、さういう人いるかもしれない。
自宅に椅子が一つもない和風好み、
三丁目の夕日的昭和の匂いぷんぷんの生活嗜好の人なんてのがある。
朝も夜も食事はちゃぶ台、TVも座布団丸めて枕にしてゴロ寝鑑賞。
トイレは洋式だが、ここで宅弾きは…さすがに(苦虫)。
風呂に椅子はあるが、ここでも宅弾きは…さすがに(苦笑)。
そーいう人は、
ギターすとらっぷ使って立位で弾き語るかもしれない。
ま、そーいう人にはぜひ、リサイクルショップで丸椅子でも
購ってもらって、弾き語りの基本に添ってもらおう。
で、本道にもどって
弾き語りは、家でもらいぶでも椅子での座位。
座位のメリットに話を戻して…
弾き語りは小物を多く使うでしょ。
巨人・大鵬・卵焼き。
洗濯機・冷蔵庫・掃除機。
モモ・クリ三年、カキ八年。
レッド・イエロー・マゼンダ。
これになぞらえて、弾き語りスタイルの三原則。
椅子・譜面台・ハモニカ…
これだな。
座って、楽譜を見ながら、ハモニカで伴奏のおかず。
弾き語りには小物がたくさん必要。
そのため、座位でのメリットが発揮されるのだが…。
譜面台+譜面+洗濯ばさみ、Capo、サム&フラットピック、
Guitarスタンド、から拭き用クロスetc.…
宅弾きに必要なもろもろを
自在に駆使しようとするなら、やっぱ座位でしょ。
これが「立ち」なら、♪あなたな〜ら、どーするぅ♪
ポッケにin? うえすとぽーちにin?
本気なの? なんてダサダサもいいところ。
あわてちゃうでしょ。ピックどこ?カポどこ?てなもんだ。
それが座位だと、
センターに水戸黄門の自分、
左手に角さんの小物置き用の小椅子、
右手に助さんのアコギスタンド。
向こう正面の悪代官位置に譜面台を従えての諸国漫遊。
千手観音のごとく
ぐるりと手を伸ばせば
ここそこに求めるものがすぐそこに。
ま、いうなれば
座位による弾き語りは「四畳半」の発想だな。
弾き語り=フォーク=四畳半=神田川=かぐや姫=南こうせつ=商売上手
なんてなベタな流れで言うんじゃないよ。
なんていうのかな、
小宇宙から創造される果てしないページェント…みたいな。
おおー、自分で書いていて、いきなり高尚な世界に
入り込んでしまったぞ。
ページェントって何だ?
今、ネットひいてみた。
「ページェント=祝祭日に行われる大規模な仮装行列やショー」
おお、適当に使ったが思ったよりもぴったしな表現だった。
そう、
つまり、祝祭日のOFFの日に
自宅の小スペースで展開される、自分のための音楽ショー、
なのだよ。
(こじつけもいいところ)
座位による弾き語りは、
わずかばかりのスペースから生み出される
まさに、めくるめくような豊潤で甘美なひと時なのだ。
それじゃ、また(*^^)v
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