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from: 弾き語りストさん
2010年10月15日 09時33分35秒
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【完全会話体による弾き語りにまつわるえ〜とセトラ】
【完全会話体による弾き語りにまつわるえ〜とセトラ】
♪弾き語りストです
「ねえ」
「なんだい?」
「弾き語りにふさわしい時間帯っていつだと思う?」
「いきなりだな」
「会話はいつもいきなり始まるものよ」
「そういうものか」
「そういうもの」
「で、なんだっけ?」
「同じことをいわせるの」
「わ、分かったよ。相変わらず性格キツイな」
「性格の話するならアナタ今日家に帰れないわよ」
「わ、分かったよ」
「で、どうなの」
「昼間だ」
「いきなりね」
「前振りは苦手だ」
「なぜ昼間なの?」
「朝は忙しいし、夜は眠たい」
「ムードが出づらい時間帯ね」
「ムードは必要ないよ」
「色気もないわ」
「それも不要」
「暗い方が好きだわ」
「夜、アコギ弾くと山から悪魔が来るっていうぜ」
→Pho.〈かぼちゃおばけ〉
「あなたの田舎だけよ」
「共鳴ってあるだろ」
「いきなりね」
「前バリは嫌いだ」
「スケベ」
「アコギの弦振動と共鳴した霊が騒ぐらしい」
「ジャンルは関係ない?」
「中○み○きがやばい」
「曲調じゃないの」
「み○きの歌い方って細かい音程の上下が特徴だろ」
「たしかに」
「コピーしすぎちゃうと現れる」
「なにが?」
「ドッペルゲンガー」
「誰の?」
「み○き」
「嘘でしょ」
「信憑性は低くない」
「高くも…」
「…ないな」
「夜は癒されるわよ」
「こういう話もある」
「どんな?」
「夜はアコギの弦が切れやすい」
「もしかしてそれって…」
「どっと減る弦が〜」
「やっぱりね」
「いやマジメな話」
「根拠は?」
「もちろん、ある」
「マジメにね」
「もちろん」
「ど〜ぞ」
「夜は日が差さない」
「当然ね」
「電灯を点けるね」
「暗いから」
「照明器具は電磁波を放射する」
「らしいわね」
「電磁波は動悸・頻脈・不整脈・疲労感・倦怠感を引き起こす」
「本当?」
「電磁波が身体のコントロールを不調にさせると
利き腕は制御が効かなくなる」
「ストロークプレイなんてしていると」
「つい力が入りすぎて」
「バッキン!…そうかぁ」
「科学的根拠は低くはない」
「高くも…」
「…ない」
「説得力薄いじゃない」
「こんなのはどう?」
「ラストチャンス」
「ありがたき!」
「ど〜ぞ」
「夜書いた恋文は昼間には読めたものじゃない」
「よく言うわね」
「夜は精神状態が普通じゃない」
「かもね」
「夜、弾き語り練習して、もし昼間のライブでやったら」
「ど〜なるの?」
「聴けたものじゃない」
「こじつけのよーな」
「そうでもない」
「どうして?」
「夜は家中も外も静か」
「当然ね」
「自分の声もアコギも良く聞こえる」
「やりやすいわ」
「それで自信持っちゃうわけだ」
「前向きだわ」
「その調子で昼間のライブに出る」
「上手くいきそう」
「逆さ、周囲の音と観客の視線でメタメタ」
「そういうことなの!」
「しばらく立ち直れないね」
「かわいそー」
「弾き語りの練習は真っ昼間に」
「かもね」
それじゃ、また(*^^)v
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