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from: 弾き語りストさん
2010年11月12日 18時53分03秒
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【一人で演りたい一人だから…】
【一人で演りたい一人だから…】
♪弾き語りストです
人嫌いってわけじゃないよ。
でも気さくにガハハハというタイプじゃないな。
お調子もんて言われるよりは、マジメなのねって言われるほうが気分はいい。
初対面なら「堅苦しくて何考えてんだか分かんない」
これがオレの第一印象だ…と。
そうだろうそうだろう、否定もしないし逆らいもしないよ。
最初のつかみは最低、相手の心を鷲づかみどころか甘噛みさえできんヤツ。
それがオレって人間だ。
他人と一緒に何かするより自分のペースでシコシコやっていたい。
孤独とは違うな。
孤独っていうのは、その裏に人と群れたい願望が見え見えだろ。
そういうのとは違う。
少し仲良くなって気さくに慣れ慣れしい付き合いが始まっても
途中でそんな付き合いに息切れしちゃう。
最初は適当に合わせるさ。
社交辞令、大人の交際術、常識的な応対ってやつ。
しかし、
それも長くは続かない。相手に合わせたり、
気を遣ったり気配りしたり、だんだんとそういうのが
自分で煩わしく辛くなって、それが自然と顔や態度に表れる。
すると、
たいていは相手も気がつく。馬鹿じゃないから察しがつくわけだ。
上っ滑りの会話や中味のない返事、気乗りのしない言葉の端々に
いちいち疑り深い不信の眼差しを投げつけてくるようになる。
何を求めているんだ!
偽りのない友情か?底なしのお人好し加減か?
オマエが王様でオレは奴隷か?
そういうのが鼻につくくらいなら
始めからコンビもタッグもグループも組まないことだ。
合わせること、アンサンブル、そういうものの楽しさは、たしかにある。
アコギなんて、一本増えるだけで伴奏の深みは倍増。
声質がナイスな組合せなら
その上、上手いことハモってくれたりしたらさぶイボだらけだ。
子無しは子育ての喜びも悲しさも実感はできぬ。
下戸には上戸の悪ふざけが理解できない。
つるんで演るのが好きな弾き語りストは
躁でも鬱でも自分次第の弾き語りソロリストのノビノビ感を知らない。
「わがままなんじゃないの」
…反論はできない。こういうのをわがまま、ジコチューというなら
たぶんそうだろう。
〝弾き語りはソロリストが基本〟
と言えなくもないが、
オレはつくづく一人で演ってきて良かったと思っている。
世の中には心の間口が広い人がいて
受容度合いが高く、他人からのアプローチを
いつも真綿のように柔らかく受け止めてくれる。
生まれ持った性格なのだろうが
幸せの放物線はその人の笑顔に純粋に比例するだろう。
幸せってヤツはやはりしかめっ面のところには来にくいものだ。
眉間にしわよせているヤツよりは、いつもアホみたいに笑っている
タイプが好きなのは人も動物も同じだ。
苦虫かみつぶして、哲学者然としてやってるわけじゃない。
他人からの視線も別段気にもしてない。
弾き語りの時間は何にもまして穏やかでご機嫌だからね。
一人遊びで楽しくしていりゃ悪さもしない良い子なのだ。
一人で演りたい一人だから、
今夜もまた、弾き語りはソロリストで行こう。
それじゃ、また(*^^)v
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