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from: 弾き語りストさん
2011年03月09日 18時07分20秒
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【ヤァ、ヤァ、ヤァ、Furch D41CRがやってきた!】
【ヤァ、ヤァ、ヤァ、Furch D41CRがやってきた!】
♪弾き語りストです
大阪・M楽器からUSEDで手に入れた
チェコ共和国製アコギ〔Furch D41CR〕が届いた。
正確には宅配Kの最寄り営業所に取りに行った。
手に入れたアコギを自宅配送で受け取るような
ドジを踏むオレ様ではない。
アコギ購入をカミさんに見つかり、
そのヘマで見るはめになる地獄は底なしだ。
彼女の勤務シフトの隙を巧みに突いて
宅配Kまで自分で取りに行き、
帰り道の公園で梱包材を隠蔽処理して
何食わぬ顔で自宅に戻る。
今回も無事、新顔のアコギ嬢をシーツの覆いの下に寝かしつけた。
かれこれ四十年もアコギを弾き続けているのに
弾き語りのテクニック同様に
アコギの構造や音の知識は
依然として中途半端な素人のママだ。
〔Furch(フォルヒ)〕を調弦して弾いてみる。
弦高設定、12Fで6弦2.5ミリ、1弦2.0ミリ。
やはりこれくらいがベスト。
一番弾きやすい。
まず、
低音弦の太く深い響きに…素直に感動する。
手持ちの、
GUILD F50Rには負けるが
Taylor 110には肩を並べる。
知らず知らず、手持ちのアコギたちと比べてしまう。
そんなアタシ。
ナット幅は45ミリとやや広めだが
ネックの形が「U型」なのでしっくりと握りやすい。
身長の割に小さき我が手。
じっとその手を見る。ネックをニギニギ。
サティンフィニッシュの手触りとも相まって
とても具合がよろしいこの〔Furch〕。
高音弦も含めて全弦をストロークで弾き下ろす。
適当なコード進行で
右耳をやや下向きに傾けながら音を確かめる。
弾き下ろしたコードの和音が
ややしばらくアコギの胴の中で余韻をつないでいる。
長い長い…延びる延びる…まだ落ちないまだ落ちない…舟木がぁ〜、K点を越えてきたー!
「ふなきぃ〜、ふなきぃ〜(;O;)」
と、そういう感じのすごく長い響きの名残。
この段階で、すでにすごく気に入ってしまった。
M楽器のA氏が説明したとおりの音に
しめしめと、独りほくそ笑む。
ついでに鼻くそもほじくる。
トップの単板シダーは濃いめの塗装色。
わずかな打痕あるものの
グロスフィニッシュの艶いきいきとして
秘境の森に眠る泉のごとく、我が無垢の心を映す。
んな詩的なわけはなく、天井の蛍光灯だの
壁の絵などいろいろ反射している。
ピックガードは、ない。
トップ板本来の響きのためには
このほうがいいらしい。
指の脂汚れもピックの弾き傷も
響きを優先するならピックガードなど
ハナから貼らない方がよい、と
言う人もいる。
ピックガードもデザインの一つ。
かっこいい形状がブランドの主張でもある。
あるべきものがないと
ノーパンで歩いているようで
落ち着かない、という人……は、あんまり…いないか。
サイド&バックの合板ローズウッド。
これまた木目がキレイで
さわり心地も抱き心地も、とても気んモチいいぃー。
装着済みの弦の銘柄は分からないが
これを「Elixir」張ったら、さらに弾きやすく
さらにさらにすごくいい声で鳴ってくれるハズ。
Elixir…もっと安くなれー。
せめて1セット千円くらいになれー。
3セットで二千円台になれー。
しかも送料込みでね。
そこんとこヨロシク。
このアコギ、2005年製なので
ケースもそれなりの経年変化あり。
エンボス状のケース外観と
ヘッド部分が、ちょっとくびれて
よくクラシック系の楽器用のケースみたい。
これがヨーロッパ系のデザインセンスなのか。
現在の〔Furch〕のオリジナルケースは
おフランス製ざますとか。
それだったら良かったのににゃー。ケムンパス!
それにしても、
チビ太のおでんて、なんであんなに美味そうなんだ。
それと昔話の白・ピンク・緑三色の串団子。
小池さんのラーメン、あれも一度は食べてみたかった。
どうしてアニメやコミックや昔話にででくる食べ物って
あんな美味そうなんだろう。
〔Furch〕にはTaylor 110と同じく
バックにプレーシングがない。
わずかにラウンドバック気味のバックの加工。
それも、この深い響きを生み出す秘訣なのか?
チェコという国は、
ヨーロッパの中でも内陸にあるので
日本に比べて冷涼で乾燥した気候だとか。
日本の様に四季があるとも。
冷涼で空気が乾いて四季がはっきりしている。
日本でいえば北海道の気候に似ているのだろうか。
そんな、
アコギ造りにはぴったりなチェコの〔Furch〕というアコギ。
きっとこれからも、よき「相棒」になってくれるだろうね。
それじゃ、また(*^^)v
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