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弾き語りストの独り言

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公開 メンバー数:7人

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  • from: 弾き語りストさん

    2011年06月03日 13時02分41秒

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    【初夏は名のみの風の冷たさに、森の木陰でアコギをジャラリン】

    【初夏は名のみの風の冷たさに、森の木陰でアコギをジャラリン】

    ★弾き語りストです。


    ♪初夏は名のみの風の寒さよ♪
    をまるで地で行くようなこのとろの生理、いや天候不順。
    不純も不順もロクなことはない。

    ただでさえ気短な北国の春から夏。
    せめて洗濯物がカラッと乾くくらいに、
    せめて布団の日光浴ができるくらいに、
    せめて庭でバーベキューができるくらいに、
    せめてひと夏のアバンチュールが叶うくらいに、
    お天道様を、拝ましてくれぃ!

    日の出から日の入りまで、
    こんなに昼間が長いのに
    日差しが望めないせつなさといとしさと。

    人知が及ばないことに一喜一憂しても仕方がない。
    晴れには晴れの、雨には雨の生き方をすればいいと、
    思いつつも、やはりそう簡単に達観できない小市民の切なる日差し願望。

    天日干しの布団の匂いを有難がる日本人。
    その匂いを臭いと感じてしまう外国人。
    フカフカの布団にすっぽり包み込まれる
    幸福感を知らぬ国に生まれなくて、良かったぁー。

    梅雨知らずの土地に暮らすのだから
    せめて、その恩恵をカラダいっぱいに受けとめたい。
    内閉傾向の強い人も、うららかな春の日差しや、
    木漏れ日を浴びての散策は気分が晴れるだろう。

    日本の四季それぞれの楽しみ方の中で、
    春から夏にかけてのアウトドアがらみの過ごし方は
    こんなおやぢになっても、ゾクゾクワクワクする。

    むやみに陽に焼かれるとガンになるとなどと
    脅かされるものだから、
    早見優やアグネス・ラムのような肌色になりたいという人は
    少なくなってきているが、生っ白い皮膚をうっすらと染める
    日焼けは、それがたとえ汗かきの暑苦しいワシらおやぢの腕・首であっても
    なんだか健康的な気にさせるから不思議だ。

    いま住んでいるここいらへんでは、
    それほど気にすることもないが、
    熱波と梅雨が総動員して押し寄せるような土地に暮らす
    アコギ弾きたちにとって、汗かき季節の弾き語りほど
    あれこれ気遣いの多いシーズンはない。

    ボディに乗せた半袖腕から、つぶつぶのしょっぱい汗がしたたれば
    当然アコギ本体に影響はあるだろう。
    安物アコギならいざしらず、愛蔵の高級器だったりすると
    無理して長袖着用したり、当て布をしたりと、
    種々の対策を講じる。

    汗でスペル指は、普通のブロンズ弦がElixirになるか、というと
    そんなことはなく、ただすべりでフォームが決まらないし、ミスタッチも多い。
    エアコン設備の練習場所があるプチブル・ギターマンには無縁だが
    窓開け、扇風機全開の高湿度ルームで弾き語りする
    多くの平民ギターマンなら、
    制汗対策を工夫している人もいる。

    臭い脚にスプレーできる制汗剤を弾き手の平に噴射したり
    弦の消耗承知の上で、ベビーパウダーをまぶしてみたり、
    ドラマー御用達の滑り止め剤や、サーファー常用の滑り止め剤を
    ぺたぺたと塗ってみたりと、
    いやはやなんとも涙ぐましい。

    本当に良いのは、
    森に行くことなんだ。
    アコギを抱えて森までゆき、
    木漏れ日がさし、木々をすりぬける緑の涼風が吹くような
    倒れ木に腰かけてアコギを弾いてみなよ。

    フィトンチッドの香しい天然のコンサートホールで
    弾き語ってみれば、どんなプチブルの練習部屋も敵わない
    感動が味わえるぜ。

    通りすがりの壮年ハイカーが怪訝な視線を投げつけてきても、
    梢の野鳥が遠慮のない非難声で鳴きわめいても、
    な〜ぁに、気にすることはない。

    ハイカーはすぐに立ち去るだろうし、鳥はひと所にとどまるほど暇でない。
    むしろ、アナタの弾き語りが素晴らしければ
    人は微笑み返し、鳥たちも讃美のさえずりでこたえてくれるだろう。

    「森を楽しむ三原則」……というのがあるとすれば、
    さしずめ「持ち込まず、持ち帰らず、いじくらず」となるか。
    ゴミを持ち帰るのは当然として、草花も摘んで持ち帰らない。
    さらには、木々を手折ったり、幹に相合傘書いたり、草むらに立ちションしたりしてはいけない。

    昔、
    森の中でアコギを弾いていたら、
    「鳥がうるさがっているから、やめれ!」とクレームをつけてきた人がいた。

    したら、お前も森を歩いて知らずにアリやら毛虫やら踏むなよ。
    汚い二酸化炭素吐いて空気汚すなよ。
    臭いメタンガス発生さすなよ。
    といいたい。

    自然を大切にするのはいいことだが、
    極端に神経質になったり、病的な環境保護をヒトに強要するのは、反対だ。

    そりゃ、人間の及ぼす悪影響は性質が悪いが、
    人間とて動物・生き物の一種であり、大自然の前にはひ弱な毛無しザルでしかない。

    偏見だけど、
    アコギは良くてラッパはだめか?
    ウクレレは良いが太鼓はだめか?
    フルートは良いがアコーディオンはだめか?
    という議論になるとにわかに会議は踊りだすし、当方の旗色も悪い。

    アコギよりはラッパの方がウルサイから森よりは河川敷で吹く方が良い。
    どうしても森で太鼓を叩きたいなら別だが、そうでないなら神社で叩いてほしい。
    アコーディオンは許容範囲の気もするが、森よりはのど自慢の伴奏することをオススメする。

    どうあっても、森の木陰でアコギをジャらリンすることをごり押ししたい(自分が)ようなので、
    ここはひとつその線に沿ってご賛同いただきたいものだ。

    それじゃ、また!

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