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弾き語りストの独り言

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公開 メンバー数:7人

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  • from: 弾き語りストさん

    2012年08月02日 16時09分52秒

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    〔はっぴいえんど〕を70年代フォークで味付け


    故郷に住む実弟から「世界のビールセット」を中元でもらった。
    美味いにゃうまいが、やっぱ日本のbeerはアタマひとつ抜けてるぜ。
    もちろん、オレ的には、Suntory→Sapporo→Kirin→Asahiの順だけどね、
    と言ってはばからない★弾き語りストです。

    例によって、Netオークションで、Guitar譜を落札。
    今回は、〝和製ロックの開祖〟といわれる、かの「はっぴいえんど」。
    2002年:シンコーミュージック発行の〔はっぴいえんど SongBook〕だ。

    発行当時の九割引きで落札、これだもの、Netオークションは侮れないし、やめられないとまらないかっぱえびせんなのだ。

    とりあえず、掲載収録曲を…。

    【収録曲】全32曲

    ■抱きしめたい
    ■空いろのくれよん
    ■風をあつめて
    ■暗闇坂 むささび変化
    ■はいからはくち
    ■はいからぴゅーちふる
    ■夏なんです
    ■花いちもんめ
    ■あしたてんきになあれ
    ■颱風
    ■春らんまん
    ■愛餓を
    ■春よ来い
    ■かくれんぼ
    ■しんしんしん
    ■飛べない空
    ■敵TANATOS想起せよ!
    ■あやか市のどうぶつえん
    ■十二月の雨の日
    ■いらいら
    ■朝
    ■はっぴいえんど
    ■続はっぴーいいえーんど
    ■風来坊
    ■水無月のスケッチ
    ■明日あたりはきっと春
    ■無風状態
    ■さよなら通り3番地
    ■相合傘
    ■田舎道
    ■外はいい天気
    ■さよならアメリカさよならニッポン

     けっこうな収録数を網羅してるっしょ。
    もうけものだ。もっと高値で出品されている例もあるし、Netショップでもずっと高い価格で出ていたので、完全に〝アナ〟狙いで、ずどーんと射止めた感じだ。

    日本のロックやJ-POPに大きな影響をもたらした伝説のバンド〔はっぴいえんど〕について、あれこれ語る知識を持ち合わせてないので、知ったかぶりしては書かないが、
    〔はっぴいえんど〕がオレが守備範囲の「70年代フォーク」の範疇に入るのかどうかという疑問はあった。

    実は、以前、弾き語りライブで〔空色のくれよん〕という〔はっぴいえんど〕の楽曲をやったことがある。
    ネタ元は、「70年代フォーク」の弾き語りギター譜だったため、
    あくまで70年代のフォークとして練習してLiveでやっただけなんだが、けっこういい感じの曲だった。
    普通に「70年代フォーク」として弾き語りしてなんの違和感もなかったし…。

    あるいは、あちこちで耳にしたことのある、かの名曲〔風をあつめて〕も、それが〔はっぴいえんど〕の曲だと知って、へー、なんかいいね、くらいのノリであった。

    実のところ、このグループは70年にアルバム・デビューして、三年間活動。アングラフォークレーベルとして有名な〔URC:アンダーグラウンド・レコード・クラブ〕に所属していたり、当時のフォークシンガーたちのバックを務めたりと、けっこう「70年代フォーク」との接点があったという。

    また70年代フォークのオムニバス・アルバムにも〔はっぴいえんど〕はlineupされることが多く、
    オレの中での彼らの位置づけは大きく「70年代フォーク」でくくられちゃってたわけだ。

    で、まあ、Netオークションで今回のギター譜見つけて、かつ格安で落札できてLuckyてなものなのだ。

    〔はっぴいえんど〕の四人のmember、細野・松本・大滝・鈴木については、いまさらオレなんかが何を語れるわけもないけど、
    彼らが70年代フォーク全盛期の、岡林信康・高田渡・友部正人・加川 良・遠藤賢司らとともに、フォークブームの中にいて、その一翼を担っていたということがとても興味深いのだ。

    URCから1970年にリリースの1stアルバムについて、ある人はこう書いている。
    〝ウエストコースト、Americanロック的なサウンドに日本語の歌詞を試みが明確に提示されている〟

    〝日本的な湿り気のある言葉を多用、日常的な風景を描写しつつ幻想的なイメージのふくらみを持った独自の世界観〟
    うまいこと表現するものだなあ。

    いろいろ書かれているのを読むと、
    ようわ70年代当時、洋楽のロックに日本語の歌詞と言うのはのっかりにくいといわれていて、〔はっぴいえんど〕はそれを成功させたグループということになるらしい。

    三年間の活動中オリジナルアルバムを三枚発表。

    URCからは〔はっぴいえんど '70年〕、〔風街ろまん '71年〕。Bellwoodから〔happy end '73年〕。

    今回入手のGuitar譜は、この三枚からselectされた楽曲が収録されているので、オレがやれるやれないは別として、〔はっぴいえんど〕を一通りナメナメできるわけで、それはそれでとても良いね。

    これを書いている時点ではまだこのGuitar譜が届いていず、
    練習も始めていないが、オレの志向している音楽と〔はっぴいえんど〕の楽曲は、けっこういい線でつながるような気がしている。

    「70年代フォーク」をメインジャンルに、country・Bluegrass・westcoast music・Americanfolk…
    等が好きなオレにとって、Americanロックに抒情的な日本語歌詞をのっけ盛りにしている、〔はっぴいえんど〕の世界って、相通じるものがあるのじゃないかな。

    オレはずっとソロの弾き語りだし、Bluegyでもシャウトでもない、どちらかといえば古臭い歌い方ゆえ、どうひっくりかえっても、〔はっぴいえんど〕を手本通りcopy・coverできるはずもなく、いたってオーソドックスに「70年代フォーク調」に仕立て直すしかなかろう。

    フォーク全盛期ともいえる「70年代」の、しかもその初期に活動していた〔はっぴいえんど〕の楽曲とはいかなるものか。

    コアなファン以外には(当然オレなんぞも含め)あまり知られていない、彼らの名曲を引き出しつつ、
    〔70年代フォーク〕的解釈と味付けでモノにしたい。と、密かに画策している、★(⌒杰⌒)AMA-G'です。

    それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))





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