-
from: 弾き語りストさん
2012年09月21日 15時27分27秒
icon
【右のボッケにゃカポタスト、左のボッケにゃよしだたくろう】
【右のボッケにゃカポタスト、左のボッケにゃよしだたくろう】
Liveに弾き語り用の楽譜を持ってゆく場合のことだ。
Liveに楽譜持ってゆくのは当たり前だろ、というかもしれないが、
どんな「様式」の楽譜なのかという話だ。
「様式」っていうと、なんだか西洋史の卒論でも書くのかと思われちゃうから、
ただ単に「形式」とか「フォーマット」とか言えばいいものを、
つい学のあるところをひけらかして小難しい言葉を使うのが玉にきずだ。
とにかくだ、
Live出演の時に、わざわざ楽譜集本体を持ってゆくことはない。
重たい思いをして、やらない曲の楽譜まで持ってゆくのはエコではない。
今日び、なんでもかんでも「エコ」流行りであるから、荷物は軽い方がいい。
オレ的、弾き語り楽譜持参時の「様式」。
演奏ネタ曲のみ元楽譜集から「ダイソー5円コピー」で複写して、
2pの譜面なら見開B4で複写、3p以上なら貼りあわせて全頁分を通しで見られる一枚にする。
それを一曲づづ、透明なクリアファイルに入れてLive会場に持ち込む。
予定曲以上に演奏する場合や、他人とのjam-sessionに備えて、数曲の予備も用意。
A型なので「念のため」とか「もしかしたら」に対処するが好きなのだ。
用意周到といえば聞こえがいいが、小度胸なだけ。
カラオケルームの曲本みたく、分厚い楽譜本体を持参する人はあまりいなんじゃないか。
よく見かけるのは、自作したコード付歌詞カードをプリントアウトしてクリアフォルダーにいれて、
それを一冊抱えてくる人。これならかなりの持ちネタ曲を、ケースバイケースで弾き語りできる。
これはこれで使い勝手がいい。
ただ、これだと譜面台にはセットしにくく、「Guitar譜+メロディ譜」じやないとダメな自分などにはてんで合わない。
で、いつもは、前述の〔楽譜本体をコピー→貼りあわせて一面に→クリアファイルにin→持ち運びに便利〕の方式を常用してる。
ところが今回、ちょっと便利な〝歌本〟をNetオークションで落札。
しかも「百円」!
鹿も、弾き語りスト御用達の〔ドレミ楽譜出版〕刊。
歯科も、〔よしだたくろう〕。
史家も、「100曲」掲載。
と、「しかも」の大安売り状態である。
楽譜そのものは、単なる「Guitarコード付歌詞」集なので、
それだけだと、さして驚いたり感心したりするものではないが、
なにしろ「100曲」網羅されているのだからね、
「A5判」の判型は持ち運びも軽量・便利。
これ一冊フトコロにしのばせておけば、何キロもあるGuitar譜を持参しなくても、
〝何は無くても、よしだたくろう〟という人々とのjam-sessionにも対応できちゃうのだ。
なにしろ世の中のアコギ弾きで〔よしだたくろう〕ファンは最大与党なのだ。
〔よしだたくろう〕は〝70年代フォーク界〟では第一党の党首だし、選挙に出れば固定票だけで軽く当選するだろう。
敬愛する〔松山千春〕も最近〝出馬〟のウワサがあるが、千春はどっちかといえば〝野党〟イメージなので、
選挙活動は全国ツアーと抱き合わせで敢行するに違いない。
それはともかく、
〔よしだたくろう〕ファンならずとも、この「歌詞集」の収録曲が気になって仕方ないだろうから、
何はともあれ、「100曲」一気に掲載してみる。
ココロして確認ください。
■〔よしだたくろう 作品メモリー〕収録曲
ドレミ楽譜出版 刊 1974年 (当時価格:550円)
(判型)A5判
1.シンシア
2. 竜飛崎
3.襟裳岬
4.世捨人唄
5.金曜日の朝
6.落陽
7.都万の秋
8.むなしさだけがあった
9.晩餐
10.君去りし後
11.望みを捨てろ
12.ひらひら
13.君が好き
14.野の仏
15.子供に
16.旅の宿
17.雪
18.せんこう花火
19.祭りのあと
20.結婚しようよ
21.たくろうチャン
22.加川良の手紙
23.春だったね
24.たどり着いたらいつも雨降り
25.何もないのです
26.おろかなひとりごと
27.ふるさと
28. 親切
29.マークII
30.ともだち
31. 灰色の世界
32.人間なんて
33.高円寺
34.また会おう
35.イメージの詩
36.馬
37.こっちを向いてくれ
38.リンゴ
39.ガラスの言葉
40.男の子女の子
41.今日までそして明日から
42.まにあうかもしれない
43.もう寝ます
44.青春の詩
45.自殺の詩
46.どうしてこんなに悲しんだろう
47.私は狂ってる
48.わしらのフォーク村
49.夏休み
50.ある雨の日の情景
51.やっと気づいて
52.とっぽい男のバラード
53.老人の詩
54.笑えさとりし人ヨ
55.おやじの唄
56.川の流れの如く
57.おきざりにした悲しみは
58.僕は何をやってもだめな男です
59.地下鉄にのって
60.静(花酔曲)
61.なんとかならないか女の娘
62.やせっぽちのブルース
63.ゆうべの夢
64.来てみた
65.雨
66.トランプ
67.僕一人
68.ポーの歌
69.のら犬のブルース
70.俺
71.自由は
72.腹へった
73.花嫁になる君に
74.7万5千円の右手
75.もうお帰り
76.恋の歌
77.大きな夜
78.兄ちゃんが赤くなった
79.されど私の人生
80.かくれましょう
81.日本人になりたい
82.こうき心
83.ルームライト
84.僕らの旅
85.面影橋
86.基地サ
87.伽草子
88.ビートルズが教えてくれた
89.こんなに抱きしめても
90.暑中見舞い
91.話してはいけない
92.春の風が吹いていたら
93.夕立ち
94.風邪
95.蒼い夏
96.新しい朝
97.制服
98.からっ風のブルース
99.長い雨の後に
100.雨が空から降れば
ね、ちょっとばかしスゴイでしょ!
「100曲」というキリの良い数字、きっぱりとした断言口調、ウソ偽りのない正札、通好みの網羅性…、
と、いくつもの美辞麗句で賞賛してもよいほどの「歌集」ではないか。
中でも、今回注目したのが、「63〜77」曲目あたりに分布している曲群である。
「よしだたくろう」もののGuitar譜は4冊持っているが、そのあたりの楽曲の譜面が未入手なのだ。
何度か、それらを収録したGuitar譜をNetオークションで競札してきたが、なかなか希望する価格での落札ができない。
今回は「コード付歌詞」ではあるものの、
信頼のおける〔ドレミ楽譜出版〕ものだけに、未入手の楽曲情報が手に入ったのは、ひとつの収穫。
これで、今後のLiveで演りたかった〔たくろう オン・ステージ第二集〕収録曲が練習できる。
もちろん、現在まで通算で「31枚」〔2012.6〕ものアルバムをリリースしている〔よしだたくろう〕を、
全て網羅できるわけないのは承知の上で、初期〔よしだたくろう〕の70年代をざっくり駆け抜けるには、
またとない「好著」である。この「歌詞集」とカポタストさえあれば、たくろうjamのやり放題さ。
(この歌集、持っている人けっこういるのかなぁ?〕
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
コメント: 全0件