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from: 弾き語りストさん
2013年01月18日 15時11分51秒
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2013年、始めの一本は「Greg Bennett」
【2013年、今年 最初の一本は〔Greg Bennett〕で...】
別にGuitarコレクターじゃあないので、
ただ弾くために、気に入ったGuitarがあれば、たんびたんび手に入れてきた。
といいつつ、今年、最初に入手した一本がこれで、stockもいつのまにやら26本になった。
〔Greg Bennett D-8〕※2010年製。
〝Greg Bennett〟というブランドはコスパに優れたGuitar造りで有名。
数年前に、〔Greg Bennett CJ-14〕というpreamp搭載のGuitarを東京のK澤楽器から購入した。
ところがこいつが、
saddleに割れが出てしまい、修理する費用もママならず押し入れで待機させてしまっているが、このGuitarも価格以上の鳴りと造りの良さに驚いた一本で、Greg Bennettの良さはすでに実感していた。
今回入手の〔Greg Bennett D-8〕はいわゆるDreadnoughtタイプ。
前オーナーか新品購入後、まだ二年しか経過していない「美品」。
新品定価の70%引きほどの値で譲ってもらった。
Grover Gold pegに多少曇りが出ているものの、
その他、キズ・打痕・ヨゴレなど気になる箇所はなく、
「新品」だと言われれば、そうだな、とうなずいてしまうくらい。
既にGreg Bennettを使ったことがあるので、今回もある程度は期待していたが、
実物を手にして、あらためてこのbrandのコスパの素晴らしさを実感した。
恐らくこの価格帯では、他のブランドでは有りえないようなしっかりとした造りと音質に舌を巻いた。
それほど目が肥えているわけじゃないけど、
一目見て「なんかすごくいいぞ」と思うくらいの判断はできる。
このGuitarは、パッと見ただけでも、たしかに胸を疼かせるものが、あった。
知っているGuitar弾きも多いので、Greg Bennettについて詳しくは書かないが、
韓国に本拠を置きながら、今では中国・ドイツ・米国・日本などにも拠点を展開。
そのLineupも年間生産量も、もはや有数の楽器メーカーの位置にあるようだ。
米国のGreg Bennett氏がdesignとengineeringを手掛け、
手工技術に優れたIndonesiaで製作されているアコースティックギターは、
実物を手にし、併せてその価格を知ったら、Guitarを弾く人なら誰しも軽く驚くに違いない。
その価格でこんなGuitarが造れるの?
という感動だ。
とりあえず、今回入手のGuitarのSpec.をざっと...。
【Greg Bennett D-8 continental series】
Type:Dreadnought Top:solid Cedar Side&Back:plywood rosewood(Backはthree-piece)
Fretboard:rosewood saddle:rosewood saddle & nut :plastic Neck:mahogany
puffling:abalone Rosetta:abalone body&Neck Binding:Ivoroid bound
Tuner:Grover Gold
preamp:DigQ-10
TopのCedarは濃いめの塗装で、bodyとsoundholeのabaloneと相まって、
重厚な豪華さを醸し出している。
Side&Backのrosewoodも木目のそろった濃い色合いで、Backのthree-pieceがまたいい感じだ。
前オーナーがbridge-pinをabaloneドットのものに取り替えてくれていたので、
それがまたリッチな雰囲気に華を添えて、〝これでどうだぁーー!〟と主張しているかのよう。
(付属のオリジナルのbridge-pinも、Ebony製のabaloneドットだったのでこれは他のGuitarに転用する)
Fretboardのposition-markも、Slotted Squareで小粋な感じでこれまた良い。
前オーナーがアコギを弾かなくなったための出品だったが、
競札者がいて、一旦は入札で上回られたが、その人が辞退したため、
繰上げでこいつを手に入れられたのも、なにやら運命めいてとてもLucky!
新しいGuitarを入手した時にいつも行う一通りの手順。
Fretboardのlemon-oilがけ、フレット磨き、全体のポリッシュ磨きを行い、
ひとまずはオーソドックスに〔Martin bronze Light-gauge〕を装着。
先日のNetオークションで、定価6,000円をなんと送料込で150円!で手に入れた、
〔KORG〕のコンタクトマイク付きTunerでtuningをする。
Regular-tuningでの弦高設定値は、12Fで6弦-2.3mm、1弦-1.8mmの最適値。
まずはフラットピッキングで音と弾き心地を確かめる。
低音弦は太すぎず十分なハリがあってサスティーンも長い。
中高音のまとまりがよく、ばらつきがないので際立つ音色はないものの耳触りが良い。
開放弦から押弦のバレーコードへのチェンジもスムーズでよどみがない。
適正弦高設定値ながら、saddle高があるので、程よいテンションが感じられるので、
フラットピックの反発も安定して使える気がする。
Neckの握りも太すぎず細すぎずちょうどいい。
とまあ、初回の試し弾きに関しては、ツッコミどころは見当たらない。
このモデルのpointの一つに、使いやすく機能も満載のpreamp〔DigQ-10〕が搭載されていることだ。
このpreampは「4系統16種類」のエフェクト+リバーブ、イコライザーにTunerを内蔵。
しかもその操作は液晶画面のデジタル表示で確認できるという画期的なモノ。
使い方を説明したサイトで一通りの操作と効果を確かめてみたが、
すぐには使いこなせそうにもない。さしあたっては、
せいぜい低音・中音・高音の調整と、常時使用しても違和感のないエフェクトをonにしておく程度かな。
Liveで実戦使用して、モニターの返しでその効果を確認しながら覚えて行こうと思っている。
このpreampのバッテリーは一般的な9Vアルカリ電池ではなく、単三アルカリ電池なのも便利。
合計6本(1.5V×6=9Vという計算か)を仕込むからその分、重くなるけれど、100円shopなら6本買えるので、経済的ではある。
Guitarそのものの造りの良さに加えて、最新鋭のpreamp搭載のこの一本。
〔Greg Bennett D-8〕もまた、長く愛用してゆける〝相棒"になりそうだ。
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
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