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from: 弾き語りストさん
2013年04月04日 11時59分12秒
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キリがいいので「30本目」のGuitarを入手♪
★弾き語りストです。
キリの良いところで、Netオークションから
ついに「30本目」のUsed Guitarを入手。
結論からいう。
音質には少しがっかり。
〔Headway HYG-038〕。
フォークとアコギブームの時代より名匠と名高い人物が創設した
国産Guitarメーカーだが、
Guitar製作に何らプライドを持ちえない国に外注したものに、
国産Hand-Craftの持つ、精神も技術も遠く及ばないのは仕方ない。
過去に二本、このbrand〔Headway〕のGuitar所有したことあり。
いずれも元値で十万円台のものと4~5万円台のレベルのものなんで、
brandのことあーだこーだ語る資格などもとよりない。
ともに今回の一本と似たようなこもった〝ネムイ〟音で、不満たらたらだったと記憶する。
同brandの国産上位機種を所有のファンからすれば「笑止」との嘲笑、それはきっと...ある。
それでも、ブランド名冠したこの一本について書くとすれば、
とってつけたお追従はかえって侮辱なり。
だから...書く。
Netオークションの掲載写真はたいてい実物よりキレイに写る。
これ常識なり。
いくら入札時の質問であれこれ問いただしてみても、
「写真で判断を」といわれりゃそれまで。
打痕・塗装剥がれあり。
元値も安い...なのにあなたは入札に行くの。
自分に都合のいい言い訳を携えて。姉さん...結局、競り勝ってしまったわけで(by 高嶋 弟)
small-bodyでshort-Scale。
Sunburstの色合いがやけに美しい。
軽くてシャキシャキした音質がすると、誰かのブログに。
手渡し可能だから送料不要。
かつHard-case付属とくれば、ある程度の競りには付き合ってしまうアコギバカのサガ。
夜中のラブレター書きとNetオークションには「魔物」が棲む。
先日のSunday-morning。
My-Carにて出品者の店「 G 」に赴く。
最近、設立されたばかりのGuitar-shopは、独自の流通ルートで、
一律低価格販売を旗印に、Guitar小僧の間ではつと話題の店。
「 G 」は、国道沿いの古い住宅の一階を店舗にしておった。
入ると、店内に陳列されているのは自分と縁のない「エレキ」ばかり。
同年代と思しき店の責任者「 K 」に問えば、アコギはあらかた捌けたと。
そんなに儲かってるのか?
落札Guitar〔Headway HYG-038〕を奥から出してきてもらう。
Hard-case、部分的にキズあるも、比較的キレイな状態。
内部ボアもしっかりとしていて、good。
ざっと本体Check。
とくにキレイにしてあるわけじゃない。
(手入れして売りに出せば印象も違うのに、リサイクルショップじゃなくて
Guitar専門店なんでしょ)
弦も緩めていないし、
弦高設定値尋ねても製造年問うても「わからん」と素気無い答え。
それでいいのか。それがGuitar流通革命なのか。アコギはどうでもいいのか。
噂のGuitar-shopにそんな悪印象を抱きつつ、
ざっとチェックして代金支払いそそくさ家に持ち帰った、オレ。
自宅にて改めて本体Check。
sound-holeの縁にカケあり。bodyバックに塗装の剥がれ。
Neck-heelのstrap-pinはネジバカで緩めも締めも出来ず、
ブラブラガチャガチャ五月蠅いので、テープで留めた。
bridgeに紙一枚ほどの隙間あり、やな予感。
いま所有のGuitarのうち、いずれもmade in Chinaのものに
bridge剥がれと割れあり、いま押し入れで眠ってもらっている。
630mmのShort-Scaleのsmall-body(parlor Typeとかいうの?)。
一応、〔Gibson L-00〕のcopy-modelなんだとか。
小振りで可愛く、Sunburst Finishが目を引くstylishさはちょっとイイ。
すでに生産終了品で、
本機は2,000年初期の生産と思われる。
TopはSolid spruce、Side&BackはmahoganyのPlywood(合板)。
Bodyにはwhiteの、NeckにはBlackのセルBindingが巻かれている。
bridge-pinはwhiteのdotなしだったが、安っぽいTypeなので、
手持ちのABS樹脂製黒ドット入りに変更した。
プラ製サドルは弦跡で凹んでいたので軽く紙やすりがけ。
さらに底面を削り、弦高設定値は6弦で2.3mm、1弦1.9mmの最適値にした。
nutはblack。TUSQっぽいが、単なる黒のプラ製かも。
nutがBlackならsaddleもBlackにしてあったらdesignバランス良かったのに。
rosewood指板の減りは少なし。
なら使用感がないかというと、製造後10年経っているし、
キズの状態から使用頻度はほどほどありと見たが、前ownerが単に雑な性格かも。
指板とbridgeにlemon-oil塗布して汚れ落とし。
Fretも磨く。
body全体からNeck・headまでをクリーナーで磨くと、
けっこうな黄泉がえりでbeautifulに。
Tunerのネジも締め直す。
peg-buttonは、プラ製のPearl-whiteで指触りも良い。
さっそく、「Martin bronze Light-gauge」に張り替えて音出しだ。
音出しの感想。
まず、6弦がネムくハリがない。新弦でこれならずっとこの音だろう。
5弦4弦はまだハリのある音がする。
高音弦にはこれといった特徴はない。
弦高設定値を調整したので、stroke弾きでは、開放弦から押弦での移行はスムーズ。
何度かフラットピッキングでガシガシcordを弾くものの、
某ブロガーが書いていたような〝シャキシャキ感〟など感知できず。
tensionはさほど強くないので、single-pickingは比較的スムーズ。
nut幅は42.9mmでNeck厚も細めのため、グリップは握りやすく、
親指シフトの押さえも楽である。
ふところにすっぽり収まるBodyサイズのため、Live時の取り回しも良いに違いない。
音圧が弱いのはBody Depthが薄いから仕方がないが、
Spec.として、たとえば、Santa Cruzの似たようなbodytypeのGuitarのように、
小振りでもBody Depthを厚くすることで音量を確保できると思うが、
そんなの後の祭りで、現品確かめられないNetオークションの限界ゆえ仕方なし。
初見での音出しでは〝掘り出し物〟というほどの成果は見つからず、
逆にbridgeはがれの不安や、ポコポコとしたチープな音質は気に入らない。
満足度から言えば「60%」がいいところ。
所有Guitarもこれで30本。すでにGuitarの置き場所は〝水面張力〟いっぱいの限界。
クローゼット前にも置いているため、服の取り出しごとに、
Hard-caseをよっこら移動しているような状態。
少ない小遣いのやりくりも、いよいよ手詰まりとなったため、
新規の入手はこれで一旦打ち止めである(一旦かい!)
今のところ、転売してしまいたいほどの〝鬼っ子〟Guitarはいないので、
毎週末に順ぐり順ぐり弾くようにしている。
どんなに本数が多くなっても、
それぞれのGuitarは音も弾く心地も違っていて、
弾くたびごとに、おおーこいつは、近頃なんだがちょっと違うぞ、なんてことも。
「29本目のGuitar」→〔Craftman Star of America〕。
これまた、made in Taiwanのチープな予感がする低価格落札の一本なんだが、
意外や意外、これがなかなか侮れないものであった。
また、いわゆる「Japan Old-Guitar」であるところの、
「28本目のGuitar」→〔Jagard JD-200〕についても、さすがの「寺田楽器製」
ということで、entry-modelながら、これまたなかなかどうしておぬしもやるのうというほどで...。
後日、またそれらをreportする。
それじゃ、また!。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
【 Keep on pickin'♪】
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