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from: 弾き語りストさん
2016年05月20日 13時51分46秒
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“昭和歌謡”
2016.5月某日 晴れ 朝晩ストーブ焚けども日中は夏日!
「昭和歌謡」がYou(外国人)になぜだか人気だそうな。
60~70年代(昭和30年代から4、50年代)あたりの歌謡曲がとくにイイ、らしい。
スゴイEPレコードコレクターのYou(外国人)をテレ東の番組が紹介していた。
You(外国人)の目の付け所って意外と侮れない。
日本人にはない感覚のアングルからぐいぐい迫っていて、
真摯な姿勢にすごく感心する。
折しも、最近の自分のLiveでも、
従来からの70年代フォークに加えて、
この"昭和歌謡"をネタ曲にし始めたところなんだが、
You(外国人)人気と聞いて、"うまいことブームにのっかっちゃったかも"、と。
五十代になってからも"フォーク野郎"というのを旗印に弾き語りのLive活動を開始。
去年、あるLiveで、フォークじゃない歌謡曲ナンバーを試しにやってみたら、
これが思ったより観客のウケがよく、ちょっといい気になったりした。
以来、Netオークションでも"昭和歌謡"関連の楽譜を物色。
実際、"昭和歌謡"というのは、小中高の頃に、
テレビ・ラジオで聞き覚えのある歌が多く、
試しに"ひとりカラオケ"でLive前の声出しがてら実際に唄ってみると、
けっこう音域バッチリで唄えたりしたものだから、
Liveの時のプログラムの箸休め?ってゆうか、
そんな狙いでちょこちょこまぜるようになった。
ちょっとコアなフォークソング曲だと、聴衆の反応がイマイチ。
"昭和歌謡"というのは誰しもどこかで耳覚えがあるようで、
弾き語りしながら視線の端っこでチラ見する"客と思しき人々"の反応には、
明らかな"生体反応が"があって、ウケに乏しい時のカンフル剤としても
"昭和歌謡"は、この先、Liveネタとしては、有効なのではあるまいか。
「また逢う日まで(尾崎紀世彦)」
「天使の誘惑(黛ジュン)」
「雨の御堂筋(欧陽菲菲)」
「手紙(由紀さおり)」
...最近、弾き語りしたこのあたりの"昭和歌謡"はそれなりにウケた...ようだ(あくまで個人的感想)。
どうもオレの、Live時におけるMCは堅苦しいようで、
しゃべっていても、客席が"クスリ"ともしないことの方が多い。
根がくそまじめなのか、たまに面白ネタを仕込んだところで、さざ波も立たないことおびただしい。
だいたいが無理に笑わそうとするネタほど滑るのはよくあること。
なにを言ってもウケる人というのは、天性のセンスというか、人柄。
なんであの人はいつも面白くて、オレのは受けないのかボヤくことしきり。
ここは無理せず自然体で、というのがたどり着いた峠。
短く簡潔にごくさりげなく場をつなぐしゃべりに徹する。
他の人のMCで"いいな"と思うのは、最低限その曲のことが分かるようなしゃべり。
"昭和歌謡"なんかだと、歌い手そのものを知っている人が多いから、
ごくサワリ程度のMCでも、ふむふむとうなずいてくれる。
場がなごむと演奏もしやすい。
この"昭和歌謡"の挟み込みが空気を和らげてくれたらウレシイ。
持ち時間20分で、四、五曲やれるとしたら、真ん中あたりに"昭和歌謡"を放り込むとどうなるか?
知らない歌聴かされて"退屈"だった人たちが、
"この歌なんか知ってる"とちょっと振り向いてくれるかも。
人間、自分に興味のないことには冷淡。
ちょっとでも関心のあるものだと、振り向かないまでも聴き耳だけは立ててくれる。
自分のこと考えてもまったくその通りだもの。
よくも今まで、ヒト(聴き手)の気も知らずにやりたい曲だけ弾き語りしてきたか。
反省しています。
そんなこんなで、また。o@(^-^)@o。
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