-
from: 弾き語りストさん
2025年01月13日 14時18分59秒
icon
感動の偏屈者
🌟弾き語りストです
新年だからといって何も目出たいわけじゃない、とかいう人がいる。
そういうのを「偏屈」とか「へそ曲がり」とか「天の邪鬼」というのか。
はっきり言って、友だちにはなりたくないし、できれば距離を置きたい。
人の性癖(下ネタでなく)は簡単には変えられないもので、
何かっていうとひと言余計なことを言わないと気の済まないような人は
一瞬でその場を凍りつかせるのが得意だ。
自分の悪癖を承知しているにも拘わらず
どうしてもそうしないとムズムズするものらしい。
もうそうなると、半分は〝病気〟だ。
よく世間では、「B型」や「AB型」に対して
この「偏屈病」を札付けしたがる。
世間のBとABの人からの反論を承知で言うが、
血液型によるステレオタイプな性格診断を
科学的根拠なしとする説が有力だが、
「なぜ血液型というものが存在するのか?」と。
どんなに頭が良くて、イケメン・美形であっても
性格が「偏屈」なら、半径1メートル以内には接近したくない。
どんなに阿呆で、へちゃでな♂・♀でも
性格が素直で笑顔のキレイな人の回りには善男善女が群がる。
かくいう私も「偏屈者」かもしれません。。
私はBでもABないけど偏屈な人はAにもOにも結構たくさん出現する。
ま、多少その出現率が偏っているという位のものだ。
素直な性格の方が好き、なんていいながら
若いときの藤原紀香みたいな人に近寄られたらムズムズする。
普段は、まともな事いっておきながら
人には「エコなんて意味ないな」などと声高に宣言する。。
還暦過ぎたら、あの世は射程距離。
持病の不整脈、前立腺炎、両脚の下肢静脈瘤手術。
加齢が原因なのか、左鼠径ヘルニアも腹腔鏡手術で二泊三日の入院。
おまけに、2023年秋の、目の手術が原因での、左眼失明。
片メクラで一年経っても、日常生活あちこちに支障がでる。
全盲の人の辛さ苦しさには遠く及ばないが、けっこうしんどい。
生きてる内に美味いもの食べて美味い酒をのまなきゃ、なんて
人生を達観したようなことを考えているのに、
夜中に目覚めて、暗闇の向こうに、我が存在の消滅を思い、オロオロしている。
自尊心の強すぎる人や自意識過剰な人は嫌いだし
自分のことを好きだととか平気な顔して言うのは寒気がする。
人のことは良く批判するくせに、誰かが自分の事を話題にしていたら
聞き耳をたてる。
自分のことが嫌いだと生きてはいけない、なとど
ナルシストな人はいうかもしれないが、
そんなことはけっしてない。
自分のコピーロボットがいたら付き合いたいか?
という質問にどう答えます?
私は、即決で「No!」「否!」「勘弁してよ〜」。
よく考えてもらいたい。
人は誰でも自分のことを優先して考えて生きている。
腹が空いた時に他人の腹の空き具合を心配する人はいない。
なんかかんか理由つけて自分の行動を正当化しているのが
人間...というか私という個体なのだ。
そんないいかげんなヤツのことを信用できます?
だから、まちがっても私は私のことを「好き」だなんて思わない。
じゃ、嫌いかって?...そう聞く人もいる。
好きじゃないけど嫌いなわけでもない、と答える自分も自分。
ようするに、私は私のことを「仕方のないヤツだ」くらいに思って
この67年ほど付き合ってきたんじゃないだろか。
人が見てなきゃズルをするし、
できれば楽して暢気にギターを弾いて暮らしたいし、
人のために何かをしようなんてちっとも考えてないし、
お世辞と知っているくせに、誉め言葉には弱い。
ほんとにしょうがないヤツだなぁ〜と思う。
ということは、
人を感動させるような〈弾き語りスト〉も
「偏屈者」の方が断然いい、ことになる。
とすると、
私もその候補の一人...なんだが
まだまだ破天荒さが不足して単なるへそ曲がりジジイの域をでない。
その人の人生は顔や手に現れる。
額や目尻に刻まれた深いシワや
酒やけの顔色と悲哀の色をたたえた瞳...私には無い。
やはり、
人を感動させられるような「偏屈者」をコンプリートさせるには
こうした暗く、不健康で、どよよ〜んとした
ヘドロみたいな深淵さを、資質の一面に持っていることが必要なのだな。
そうかぁ、だから私には友だちというものがいないのだな...うん、妙に納得。
なんの負け惜しみでもなく、友達は、無くても、いい。
それじゃあまたね。(^^♪
↓YAMAHA silent Guitar
コメント: 全0件