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from: 弾き語りストさん
2011年04月21日 18時11分10秒
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滑り止めWAXの続きの話ですけど…
♪弾き語りストです滑り止めWAXの続きの話ですけど…いつも利用する通販Netショップからドラマーご用達の滑り止めWAXが到着。昔なつかしい、アルミだか
♪弾き語りストです
滑り止めWAXの続きの話ですけど…
いつも利用する通販Netショップから
ドラマーご用達の滑り止めWAXが到着。
昔なつかしい、アルミだかブリキだかの缶々入り。
made in U.S.A。
直径5〜6センチかぁ、意外と…小さいな。
世の中に、思っていたよりも「小ぃせ〜」っていうのけっこうある。
自分の肝っ玉や○ャン玉…なんてその代表格。
たいていは、根拠のない先入観で、事前の思い込みサイズが
現物より大きめだった場合が多い。
札幌の時計台、五千円もした X'mas ケーキ、ショーケースでは大きく見えたチャーシュー麺のチャーシュー、京都・清水寺の舞台、子供時代に神童と呼ばれた男の脳みそ、アポロ月着陸船、三十年ぶりに訪れた母校の小学校の木製の椅子、ビッグ○○という名のハンバーガー、月給3カ月分もしたダイヤの婚約指輪etc.…
缶々入りのWAX、フタを空ければ固まったロウほどの堅さ。
カップケーキのアルミ箔のようなフリフリ状の
白い薄紙にギュッと詰め込まれてる。
色は、昔風にいうなら「群青色」
やや紫を帯びた深い青色。
今風に言えば「ウルトラマリンブルー」?
これで色のイメージが出来る人は素晴らしい!
絶対音感ならぬ「絶対色感」とでもいうべき。
いやもっと鈍い色だな。
「紺瑠璃色」かな。
日本の伝統色見本帳見ながら書いてますが…。
光沢はない、サティンフィニッシュ。
香りは、ココナッツ風味の
トロピカルなフレーバー。
わるくないですよ。
いやしい幼稚園児なら思わずひと舐めふた舐め…。
それくらいの美味しそうな固形物の香り。
ではではさっそくお試しお試し。
親指の腹にヌリヌリ……んん、ぜんぜんベタベタしなぁーい!
ならばと、それをば、人差し指に転写してスリスリ。
親指と人差し指をごしごし…おお! oh! 王! サラサラしてる。
じれっとの三枚刃で剃ったあとの肌触りのごとく。
いま急に思い出したことありけり。
小学生の頃見た漫画週刊誌の怪しげな通販広告。
服が透けて見えるメガネ、泡鉄砲、顔が細くなるマスク、
そっくりの絵が描けるマシン…
そんな中に、ある薬剤を指に塗って親指と人差し指でスリスリすると……
モクモク煙が出る奴…あったなぁ。
知らない?
閑話休題…
このWAXを右手の親指・人差し指の各第1関節あたりに塗り塗りして
フラットピックを挟んでみると、
あら不思議、指を離してもピックが落ちませ〜ん。
これでピッキングするとピック位置が固定されて
実に具合がよろしい。
位置が固定されると具合の良いモノ。
昔、おいたが過ぎたズボンの中の我がムスコ。
会社内における良い方に傾いてきた私の評判。
レコードに針を落とすときの最初の位置。
必殺仕掛け人の梅安が相手の息の根を止める際の鍼の刺し位置。
小さな胸の女性のブラの位置(単なる想像)。
…ま、こんなとこか。
与太話が過ぎた。
なんのことはない、滑りを良くするのがWAXだとばかり
五十年以上も人間をやって来たが、
アコギ用のフラットピックをきっかけに
「滑らないワックス」というのを初めて使った、というだけのお話。
これを「なんだくだらねー」と一笑に付すか
「なるほど、なんと含蓄のある意義深い貴重なお話」と絶賛するかは
アナタの度量次第だ。
それじゃ、また(*^^)v -
from: 弾き語りストさん
2011年04月12日 18時43分15秒
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指紋の摩耗に追いつかぬチンチン代謝…でツルリ
♪弾き語りストです受験もギャグも、スベるのはイヤだよね。北国の雪道が滑るのは雪や氷よりも道路表面の「水」が最大要因。アイスバーンが太陽熱で溶けたひにゃ
♪弾き語りストです
受験もギャグも、スベるのはイヤだよね。
北国の雪道が滑るのは雪や氷よりも
道路表面の「水」が最大要因。
アイスバーンが太陽熱で溶けたひにゃ
生半可なドライブテクじゃ制御不能の
どえりゃーことになると聞いた。
手相は変わる、と聞いたことはないか?
阪神版木、いや半信半疑だ。
一方、
指紋は3カ月目から5カ月の胎児の頃に形成され
その後、一生変わらないという。
犯罪に手をそめて、指紋を消してしまわない限り…。
じゃあ、
指紋のデザインは死ぬまで変わらないということか。
なら、その溝の深さはどうだろう。
というのも、
多くのギター弾きが経験している
フラットピックの指上における上っ滑りのことだ。
人によって癖はあるが、
もっぱらGibsonのミディアム、ティアドロップ型を横向きにして
人差し指の第1関節横っ腹に置いて
親指でそれを押さえて固定する。
これが自分のもっぱらのフラットピックスタイル。
最近、
加齢のせいで指関節が固くなったのか
フラットピッキング時にこのフラットピックが
よく滑る、あるいはずれることしばしばなのだ。
フラットピックを良く使う人は
アコギを弾きながら、指の中でくるりとピックを反転することは
さして難しくはない技だが、
フラットピックがずれたり、滑ってしまうと
弦への当たり角度が変わったり
最悪、ピックをずり落とし大変に恥をかく。
おやぢの脂ぎった顔面同様、
保湿力のなくなった指から加齢臭を伴う
脂が浮いてきてフラットピックがずるり!
ライブステージでミスして変な手汗をかく、
観客席のきれいなお姉ちゃんに
年甲斐もなく赤面ついでに
指先からも加齢臭を伴う汗が噴きでて
フラットピックがずるり。
が原因かとも思ったが、
別の疑惑も横合いから浮上してきた。
傷や火傷で指紋が損傷しても
皮膚の下からは指紋が再現され元通り修復されるんだ、そうだ。
ところが
年を取ると、指紋の皮膚は硬くなり摩耗していくらしい。
いわゆる、指紋の摩耗に新陳代謝の速度が追いつかない。
つまり、指紋がすり減ったままで再生が間に合わない。
や、やはり…これか。
初老の階段を昇り始めた自分の指紋は
日々、セルロイドのフラットピックによって
当然、摩耗を起こしているわな。
その割に、身体のチンチン代謝、いや新陳代謝が
年ごとに低下しているから
指紋の摩耗によって、
若い頃よりフラットピックが滑りやすくなったのではないのか!
(チンチン代謝の低下も大問題だが…)
そこで、
アコギにまつわる諸問題をつねに「百円ショップ」で
解決してきた自分は
さっそく、○イソーショップにてスポーツ用の滑り止めテープを探した。
イメージは高校時代の部活、バレーボールでつかった
指テープのアレ。
が、どう見ても、それは表面つるつるで
生の指紋より滑りそう。
次に検討したのが、
防水効果のある傷バン。
これは、一見、布製のような感触だし
水をはじくから滑り止めになるかも…。
で、
試してみたが、いまいち具合がよくない。
しかも親指に巻くと、
サムピックはめた時に剥がれてべたべたする。
同じ悩みを持つアコギ弾きたちの対策の一つが
滑り止めのイボイボがついたフラットピックを使う。
あるいは、フラットピックに滑り止め用のテープを貼る、
といった対症療法だ。
イボイボ系は、
チンチン代謝の低下の方にも応用できそうだが
滑り止めテープの方は、フラットピックのしなり具合が
微妙に変化したり、音質に影響がでて
いまいちだと、その筋のアコギ弾きはおっしゃる。
探してみると、
Netショップにそのものスバル、いやズバリの
ピックの滑り止めありき。
液状のそれをフラットピックにちょいちょいと付けて乾かす。
するとあら不思議。
ピックを持っても滑らない。
汗をかくと若干液状に戻るが
乾かせば元通り。
使用後は手を洗うこと。
目に入れない、飲まない、チンチンに塗らない…
など注意書きもあれこれと。
日本製だが、
なんだか危険な臭いもするのでNG。
次に見つけたのが、オックス(失神!)じゃなくワックス。
ドラムを叩く人は汗をかく。
汗で手が滑ると、握っていた棒っきれ(スティック)が
吹っ飛んで観客の頭を直撃したり、目ん玉に突き刺さって
デンジャラスこの上なし。
ところが、
このワックスを棒っきれに塗ると
あらら不思議と滑らないいんだとか。
某野獣の鼻水という名の外国産のこのワックス。
クチコミをチェックすると
フラットピックに使っても滑らないとの感慨に付記して
「ベトベトする」「ニオイがイヤだ」…とか。
さらに捜索継続すれば
同じくドラマーご用達のWAXあり。
鼻水よりベタつかない、鼻水より臭いが好きなど
概ね好評……で、これください。
注文しました。
紙数が尽きたので、つづきは次回また。 -
from: 弾き語りストさん
2011年04月08日 13時20分44秒
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【おやぢ・アコギ・フォークで検索…ヒットは80万件】
【おやぢ・アコギ・フォークで検索…ヒットは80万件】♪弾き語りストですヤホーにて【おやじ・ギター・フォーク】のキーワードで検索かけたら約80万件がとこ
【おやぢ・アコギ・フォークで検索…ヒットは80万件】
♪弾き語りストです
ヤホーにて【おやじ・ギター・フォーク】のキーワードで検索かけたら
約80万件がとこヒットした。
多いのか、少ないのか?
わからん…が、
自分と似たような趣味・志向の同世代おやぢは、
日本全国に津々浦々に、まぁ、うじゃうじゃ…いる…のだろう。
個人ブログやらライブイベント会場などで
似たような年回りのアコギ弾きに出会った時の
初老男(オレのこと)の複雑な心理状態
同世代の同好の士に対するかすかなシンパシー
若者に混じって弾き語る気恥ずかしさを共有する同情心
青白い炎のようなライバル心からくる気負いや対抗心
ライブで彼がウケれば軽く嫉妬し、
拍手が少なければ自意識は喜ぶものの、かえって自分の出待ちに緊張する。
そんな素直になれないひねたおやぢの、可愛い気のない態度
散歩途上の犬が、同類との遭遇で見せるしぐさ。
これと似て、アコギ弾きおやぢが同類と遭遇した時の対応は
だいたい三通り
〈その1〉…完全に無視または冷淡な応対。目も合わせないし尻の臭いも嗅ぎまわらない
〈その2〉…初対面なのに尻尾プルプルさせて、親しげにあれやこれやの質問ぜめで
友好的な親交を図ろうとする
〈その3〉…最低限のオトナの挨拶のみに終始。そのくせ内心は気になって仕方がないから相手のアコギをチラ見、ステージは覗き見、観客の反応を盗み見る姑息な仕儀
四十代後半から五十代、もしくはアラ還くらいまでで
今、アコギを手にしているおやぢ達のスタンスと性向の分類
〈分類1〉…中学・高校あたりからずっとアコギを弾いているおやぢ
→まぎれもない素人なのになぜか〝アマチュアミュージシャン〟を自称したがる。
客観的な評価をとりあえず横に置いておいて、ギターテクと歌には一定の自信がある
と思っている(思いたい)
〈分類2〉…若い頃、真剣に弾いていたが仕事や家の事情で中断。
小遣いも自由になるようになり憧れの高級海外ブランドアコギを購入して、アコギを再開したおやぢ
→基礎的なスキルがあるのでなんとか格好がついているが、メタボ体型や禿げ具合が
弾き語りとちぐはぐなギャップがやけに悲しい
分類3〉…無趣味のワーカフォリックだったのが、にわかに趣味でアコギを始めたおやぢ〈
→とりあえず通販の入門セットを購入したが、老眼で楽譜が見えずらい、Fコードが押さえられない、すぐに指先が痛くなる、練習曲がうろ覚えでアコギと歌がシンクロしないなどの理由で、アコギが趣味なのかはたまた辛い苦行なのか分からなくなっている
あくまで主観
ただ単に自分がそう思うだけ
断定するほどの根拠もないから
自説として展開するけど
これは似合わんなぁ〜という〝アコギおやぢの生態〟
前頭部が淋しくなったのに見え見えの前髪すだれ隠しの長髪で
中途半端な無精ヒゲを生やして、
裾が短くウエストのサイズがキュウキュウのGパンでライブに立っている
そんな…アコギおやぢ
酒とタバコと長年の不摂生でガラガラになっただみ声を
渋いハスキー声だと言い張ってKeyの高いオンナ歌をがなったり
お世辞にもイケメンだとは言えないビジュアルで
あまくせつないバラードを躊躇なく選曲してしまう
そんな…アコギおやぢ
ライブ会場にやけに若作りの配偶者の姿
ウケもしないMCの最中に、よせばいいのに妻に向けてヒラヒラ手で合図。
ワンマンショー気取りで観客に手拍子求めて、
逆にアコギのリズムが狂いだす。
いいじゃないの(本人が)幸せならば…とアナタは言うだろう。
そりゃそうだ。
他人がとやかくいうことじゃない。
昨日、S楽器のスタッフ「Y氏」の話。
六十過ぎた彼の父はいまでもフェンダーのエレキと
Martin D28を弾いているという。
Y氏自身は事情があって楽器が弾けないが
その息子、小3は、祖父の影響で、すでにアコギを始めているとか。
おじいが死んだら、FenderとMartinはオレの物だと言っている。
なんて素敵な話だろう。
三代に亘って弾き継がれるギター、そしてなにより
おじいと孫が一緒にギターを弾き語る、その光景。
虎は死して皮を残し、人は死して名を残し、同時にアコギも残す。
それがMartinであってもYAMAHAであっても構わない。
血のつながりがアコギを介して永遠に生き続ける。
全国のアコギおやぢ達はそれを目指すべきなんだろうな。
何を?って、自分と子供と孫とでアコギを通して
精神のつながりを持つことさ。
見え透いた白々しいことを言うのが嫌い。
とってつけたような優等生的、善人ぶった物言いはもっと嫌だ。
音楽は人を感動させるとか、歌のある暮らしは素晴らしいとか…。
それでも、
あえて言わせてもらえば、
アコギや歌で親子や爺孫がつながっているっていうのは
想像するだけでも胸の辺りがなんだがジュクジュクしてくる。
それじゃ、また(*^^)v -
from: 弾き語りストさん
2011年04月05日 17時33分55秒
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想い出の傍らにはいつもアコギがあった
【想い出の傍らにはいつもアコギがあった】♪弾き語りストですアコギに関するエトセトラ。懐かしい想い出の傍らに、いつもアコギがあった。そんなあの頃のことな
【想い出の傍らにはいつもアコギがあった】
♪弾き語りストです
アコギに関するエトセトラ。
懐かしい想い出の傍らに、いつもアコギがあった。
そんなあの頃のことなど…。
その時、ボクは森の中にいた。
いつも辿る貯水池脇の横道を抜け
すこし開けた草はらの中だ。
雑草の茂る草はら、夏の直射を避けて
枝葉の茂った大樹の木陰に入り
デイパックの中からとりだした水筒の
赤い色をした液体で喉を潤し、ひと息ついたところ。
抱えてきたギターケースの中にはYAMAHAのFG。
小道具を入れた小袋から取りい出したる
フラットピックとカポダスト。
今日は何を唄おうか。
気持ちの良いこんな日の天気にふさわしく
弾き語ったのは
〔高石ともやとザ・ナターシャセブン〕…
♪わたしを待つ人がいる♪
遠くで クマゲラのドラミング…ダラララララ。
その時、ボクは緞帳の前にいた。
照明が落ちて真っ暗な空間。
古びた木製の椅子に腰掛けて
放送部のエミちゃんの合図を待っている。
体育館の暗がりに目が慣れれば
あすことあすこに見知った顔が微笑んでいる。
文化祭の最終日、飛び入り参加の舞台の上だった。
膝の上にはMorrisのドレッドノート。
替え歌を用意してきたよ。
それじゃ歌うからね。
〔加川 良〕…
♪枚方駅前をのぞくことがあったら♪
エミちゃん、ボクの歌、どうだった?
その時、ボクは林の中の野外礼拝堂に立っていた。
ぐるりと木立に囲まれてひっそりと佇む舞台の上。
昨日は神父先生がお説教、今夜はボクの弾き語り。
欠けてひび割れたコンクリートの観客席。
夜露に濡れた冷たい席で耳を傾ける人は
誰もいない。独りよがりのワンマンショー。
聴く人がなくても、響き渡るよ天然のコンサートホール。
こたえる人なくても、響き渡るよボクの歌声とアコギの音。
肩から下げているのは先輩から貰ったBlueBell。
Capo=2で弾くからね。
ゆっくりしたテンポがいいんだよ。
〔吉田拓郎〕…
♪君が僕を嫌いになったワケは♪
クマザサのすき間から光る二つの眼がすぐ消えた。
その時、ボクは雨あしを気にしながらテントの中にいた。
時折、吹き込む風は水気を含み
足元や手の平に冷たくあたる。
商店街のお祭りによばれた小さなライブ。
にわかセットの機材でも
素人の歌うたいにはお釣りがくるほど嬉しくて
ハモニカ吹き吹き、さあて始めましょうか。
通りすがりの好奇の目にも
少しは慣れ始めたころには
いっそいつもよりくつろいでしまう自分が
本番弱し、の汚名返上でくすぐったい。
シールドつないで弾いているのはYAMAHAのサイレントGuitar。
これ持ってきて良かったこんな雨の日は、
ほんとこれなら雨粒気にせず良かった、と。
隣のアコギ弾きが自分のアコギを抱えてぼやいてみせる。
〔ディランⅡ〕…
♪俺のあん娘はタバコが好きで♪
ドゥビドゥビとは唄うけど、ほんとは喫うのも嗅ぐのも嫌いだよ、タバコって奴は。
その時、ボクは独身寮の大浴場にいた。
入浴時間の終わった更衣室。
湿った汗とホコリの臭いが少し気になるけど
ここは絶好の録音スタジオ。
ふと思いついた自主制作のオリジナルテープ。
テレコを持ち込んで、
椅子とアコギがあればセット完了。
寮生が誰も来ないことを祈りつつ
一発録音で弾き語りを録り溜めめていくのさ。
ミスれば、もう一度テープを巻き戻して録音し直し。
いまじゃ旧世紀時代のアナログ環境だったけど
一発勝負の緊張感が心地良く
録りだめしてゆく積み重ねの作業もなぜか楽しい。
風呂場の臭いが付くのを気にしながら弾いていたのは
KASUGAのウエスタンタイプ。
古き良きオールド・ジャパンギター。
〔John Denver〕…
♪This Old Guitar♪
空にあこがれて空に散ったCountry Boyだったよね。
その時、ボクは下宿屋の2階のうらさぶい部屋にいた。
あらかた荷物は送ってしまい、
残っているのは身の回りのもと寝袋と、そしてアコギだけ。
就職が決まって旅立つ前夜は
先を越された隣がの奴が流す、
いつものあの曲も聞こえない。
故郷の兄貴に初めての子供が生まれたと
電話を取り次いでくれたのは大家のおばあ。
昼の弁当付きの一日三食。
それが良くって4年も暮らしていた。
夜のギターはやめてくれ。
酒盛りはせめて週末だけにね。
家賃を溜めたらいけないよ、どうせあの店で
飲んじまったんだろう。
小言も懐かしい大家のおばあ。
明日の朝一番の汽車に乗る。
最後の夜に弾いていたのは、
質屋で見つけたFlavor。
日本製っていうだけの出自も不明な一本さ。
〔松山千春〕…
♪夢なら、いまもこの胸のなか♪
いまなら分かるよ痛いほど、この歌の気持ちがさ。
アコギに関するエトセトラ。
懐かしい想い出の傍らに、いつもアコギがあった。
そんな懐かしい日々が、これからもまた新しい想い出に
なってゆくだろう。
それじゃ、また(*^^)v