震災から今日で４８日目となりました。

まずは今回の震災でお亡くなりになったみなさん、そのご家族の方々、
お悔やみ申し上げます。
また被災されてしまった皆様方、日々の生活大変でしょうが、
復興に向けてがんばってください。日本中が、世界中が応援しています。

震災の件もあり、しばらくブログを書きませんでしたが、試験日も
決定しましたので、改めて書いて行こうと思います。

今回の震災について。
はっきり言って、他人事ではありません。東北の地震が発生した際、
私が居を構える信州もおおいに揺れました。
またそれから数時間後、その信州北部（北信）でも大きな揺れがあり、被災地となってしまいました。
私の住んでいる場所は、信州中部（中信）ですがしばらく余震が続き、
本当に怖かったです。
今日も朝から「朝ズバッ！」を見ていると臨時ニュースで北部で揺れが
あるテロップが流れました。
この一カ月半、ほぼ毎日見るようになってしまいました。
感覚がマヒしそうです。
もうひとつ、他人事にはできない事実があり、私の家は裏が山であり、
「土砂災害危険地域」指定エリアです。そして私の家はレッドゾーン。
昨年の会合で土砂災害防止工事が決まりました。
今年は裏山の土地買収（県と地元自治体）、来年からレッドゾーンを
先行して工事が始まります。予算にもよりますが、向こう１０年に及ぶ
工期だそうで、長野県内１、２番目の事業だそうです。その直後・・・

こういった事があると、やはり１０年というスパンはとても長く感じ、また、「用地買収に１年も？」と思ってしまうのはわたしだけでしょうか？
晴れた日などは裏庭から裏山を見るとサラサラと時々砂が流れて来ています。不安です。余震が完全に納まっていない中、もし今地震が来たらと
思ってしまいます。

震災から約１ヵ月間は社労士の学習が手に尽きませんでした。毎日毎日報道番組を見て、ほぼＴＶは付けたままです。被害者、行方不明者の数が増えるのには身震いをするくらいでした。
最近は震災後の普及に向けての報道が毎日されていますが、地震に加え、原発被害、それに伴い畜農被害。国や東電の対応の悪さ・・・
政界のゴタゴタの最中・・・もっとマシな政治をしていれば、今までしてきていれば・・・と時々思います。なんとなく、国の対応より地元自治体、海外救援活動の方が早いような気がするのはわたしだけでしょうか？
国のお役人の見解がどうしても甘く見えてしまうのはわたしだけでしょうか？年金政策のように「１００年もつ年金制度」も２、３年で大変な事になってしまっていたし、（年率の見解の甘さですね、これは）原発についても予測外の数値だったとか・・・
リスク予測処理ができないことがこんなに恐ろしい結果を招いていることを、改めて実感しました。やはり目先の地位や政権、お金の事ばかり見ている現在の日本の政治ではダメなのでしょうか？
こういった事があっても「一致団結」ができない政治では国民も不安ですよね。

被災されている方々の中で社労士の受験を目指していた方もいたかと思います。目先の事で大変でしょうけど本当に頑張って欲しい、そう思います。私には募金という形でしかお助けすることができません。
しかし、みんなで頑張ろうという気持ちには嘘偽りはありません。
一日も早く、元の生活ができるようみんなでがんばりましょう。
気休めかもしれませんが、今回の災害で思った事を書かせていただきました。