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from: Yukoさん
2020/09/08 16:37:44
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演劇鑑賞
コロナ禍で地味な日々を送っていましたが久しぶりに演劇鑑賞をしました。65年前の作品で76歳で亡くなった従兄の劇作家八木柊一郎の処女作「三人の盗賊」です
コロナ禍で地味な日々を送っていましたが久しぶりに演劇鑑賞をしました。
65年前の作品で76歳で亡くなった従兄の劇作家八木柊一郎の処女作「三人の盗賊」です。
この作品は当時文学座で話題をよんでいた3人の女優荒木道子・加藤治子・岸田今日子が三姉妹として出演。
その頃10歳だった私はなぜかこの初演を見に行っているのです。
65年も前なのであらすじも何も覚えていません。
ただ舞台にその当時(昭和30年)では見たこともないマントルピースがあったことだけは鮮明に記憶していました。
この「三人の盗賊」が、黒澤世莉さんという演出家の方により静岡市葵区人宿町の「やどりぎ座」で公演される事になり、
八木の遺族にお声がけを頂き彼の息子、娘とともに観劇することになったのです。
久しぶりの新幹線にワクワク♪
早めに到着して静岡ならではのうなぎを堪能しました♪
会場の建物です。
瀟洒なマンション一階の花屋さんの上に「やどりぎ座」のアトリエがあります。
ソーシャルディスタンスを守り半分の20人ほどの観客席で本当に小さな舞台でしたが舞台装置も必要最小限に用意されていて原作を忠実に再現してくれていました。
この白い枠が私の覚えていたマントルピースです。
2時間の公演でしたが今の時代でも十分通じる内容で65年前27歳の若さでこれを書いた従兄に改めて敬意を表したい思いです。
ワープロもなかった時代の手書き生原稿を従兄の息子がお貸しして皆さんに喜ばれました。
「浅田次郎氏 天国までの百マイル」の文化座舞台脚本が八木柊一郎の遺作になってしまいました。
最後に出演者と写真となり私は辞退したのですが初演を見ている貴重な存在ということで引っ張り出されてしまいました(;´Д`)
ちなみに優子という私の名前もこの従兄が選んでつけてくれました。
from: Yukoさん
2020/09/08 22:14:41
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ぐら姐さんありがとう^^
従兄の長男からこういうのが静岡であるけれど行く?
と誘われ二つ返事でOKしました。
彼も私が初演を見ていることを知らなかったので大喜びしてくれました。
この長男がすべての著作権を持っているのでこれからもオファーがあれば再演されると思います。
1960年代大物女優のテレビ作品はほとんどと言っていいくらい従兄の脚本でした。
「天国までの百マイル」もぜひ再演してほしいですね。
でもこれは浅田次郎さんの作品ですから(^^ゞ
from: ぐら姐さん
2020/09/08 21:52:28
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Yukoさん、
従兄さん、文学座の脚本を書かれていたのですね。
荒木道子・加藤治子・岸田今日子という素晴らしい女優さんたちが演じたとは!
65年前の処女作を上演なんて、「やどりぎ座」の方はどうやって発掘したのでしょうねえ。
劇団の2周年の記念に選ぶぐらいですから、内容も素晴らしいのでしょうし、劇団の方が遺族に連絡をくださるというのも嬉しいことですね。
Yukoさんが10歳でそれを観ていることも、マントルピースを憶えていることもすごいです。
縁あって繋がっていくのですね。
次は、遺作の「浅田次郎氏 天国までの百マイル」も上演されるといいですね。
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