ここのところ、民法にかかりきりで、一般知識の学習が全くできていない。

行政書士試験では、一般知識も4割以上の正答率が必要なのだが、これってなかなかシビアな足切り条件だよなぁ・・・。
範囲が広すぎて、何をどう学習すればよいのだか、雲をつかむような感じである。

最近は新聞も隅々まで読むようにしているし、ＴＶニュースもしっかり観てはいるのだが・・・。

今更ながら、道は険しいと痛感・・・。

今日、久々に知人たち4人で呑んだ。
前の会社の仲間である。

あの人この人の消息を聞く。
会社勤めを辞めて、農業へ進んだ人もいる。
リストラで失意の人も少なくない。

映画「永遠と一日」のセリフが思い浮かんできた。
「なぜ、人は願った通りに願いが叶わない？
　なぜ、人は希望もなく腐っていくのか？」

ほろ苦い飲み会だった・・・。

ミステリはもちろん愛読書だが、旅行記も最近よく読む。
今は、「鈍行列車のアジア旅」を寝る前に読んでいる。

時間の流れ方が違うというか、特に東南アジアの人は細かいことなんか気にも留めないような感じがする。
きっと孤独にも強いんだろうなぁ・・・。

今日は代理権のおさらいをしている。

無権代理って、代理権もないのに勝手に本人になりかわって、法律行為をすることだが、そんな人がいるのが信じられない。
表見代理も、授与された代理権の範囲を勝手に逸脱することだが、これまた信じられない。

こんな行為をする代理人って、ある意味、犯罪者に近いものがあるのではないか？
民法の根底には、人間に関して性悪説の考えが流れているように思う。

何か、心が寒くなってきた・・・。

書店の資格コーナやネットなどでは、それこそ「効果的な学習法」についての本や情報が溢れている。
行政書士についても、極端なのは、90日で合格力が身につくと謳っているのもある。

自分なんか、頭が古いせいもあるかもしれないが、ひたすらノートに書いて暗記＆理解していく方法しかできない。
テキストも、あれこれいいのを探して揃える余裕もなく、ユーキャンのテキストと心中（？）するつもりだし。
（正直、ユーキャンのテキストが他と比べていいのかどうかも分からない・・・）

背水の陣で試験に臨むという気持ちは強いが、精神論だけでは合格できないということも重々承知はしている。
せめて、予備校の直前講座ぐらいは受けた方がいいのだろうか・・・？

最近、桂枝雀師匠がまた脚光を浴びているような気がする。
雑誌やＣＤなどでよく取り上げられているようだ。

自分も昔、何回か高座を聴きに行った。
古典落語を創作落語のように噺し、まさに爆笑の渦であった。

「代書」の登場人物、松本留五郎が身近にいれば・・・って、
半分マジで思う。
くよくよしないで、とにかく笑ってみようよ、という気持ちになることができると思う。

まだ枝雀師の落語を聴いたことがない方、心からオススメします。

今、学習の合間にカー「囁く影」を読んでいる。

悲しいこと・悔しいことばかりの毎日だが、ミステリを読んでいる時間だけは、暗い海に灯台がまたたいているように感じる。
余生は、ミステリの読書三昧の生活ができれば、ほかに望みはない。

悲しいこと・悔しいことは胸に閉じ込め、墓場まで持っていこう。

昨日、ＴＶで無縁社会の特集番組を観た。

おからをもらってきてクッキーを作っている人の話が印象的だった。
その人自身も、社会からつまはじきにされた過去がある。
「おからは、誰からも必要とされず、捨てられる。だったら、オレがもう一回、作り変えてやりたい」
その人は、涙ぐんでいた。

雪が降り続ける一日。
何となくまわりがシーンとした中で勉強。

制限行為能力を理由に契約等が無効になった場合、制限行為能力者が金銭を受け取っていたら、「現に利益を受けている」ものを返せばよいとの民法規定。
遊んで使ってしまったら、その残り分だけ返せばよいことになる。

しかし、同じ制限行為能力者でも、未成年者と成年被後見人（重度の認知症の方が当てはまるかと思うが）とでは事情が違うのでは？
未成年者の場合、確信犯的に遊興で使ってしまうケースが多いのでは？

こんな雪の夜は、焼酎のお湯割りでも呑もう・・・。

今週も仕事がキツく、やっと日記を更新できる。

明日からの3連休、全国的に雪らしい。
家にこもって、ひたすら勉強勉強・・・。

雪といえば、浮かんでくる句がある。
「降る雪や明治は遠くなりにけり」
今の自分には、昭和は遠くなりにけりという感慨がある。
ちょっと鼻の奥がツンとなってしまう。
「限りなく降る雪何をもたらすや」
これまた、妙に悲しくなってしまう。

最近、心が弱くなってしまったのかな・・・。