「心の燈台内村鑑三」

[内村鑑三]

宗教家、評論家として世界的偉人。

高崎藩の江戸屋敷に生まれ、札幌農学校から米国の大学に学び、帰朝後、迫害と貧窮の中に著述に専念し、聖書の研究と発行、日露戦役には非戦論を唱えた熱烈な基督教者であった。

『如何にして基督教者となりしか』は世界的名著である。

歿年 昭和5年3月

「分福茶釜の茂林寺」

分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)

子供たちにおなじみの分福茶釜は、館林市内の茂林寺にあり 今も数々の寺宝と共に公開されている。
この寺は、応仁年間の創建と伝え、境内広くゆかしい寺である。

寺宝 周文筆絵画
双鶴丸紋鏡 等
所在 館林市堀工
交通 東武電車茂林寺 下車

｢県都前橋生糸(いと)の市(まち)｣

前橋市

昔は厩橋(うまやばし)と言い、戦国時代に城下町として生まれ、江戸時代には酒井･松平両氏10万石の城下町で、領内の政治経済の中心地。

群馬県の養蚕の発達と共に製糸業地となり、明治以後は県庁も置かれて政治･文化･経済の中心地となり、輸出生糸の生産地として全国に有名。
前橋市の人口

平成12年5月1日現在
28,4178人
↓
そして今年は
(平成23年11月1日現在)
33,8846人

繭と生糸は日本一

群馬県は早くから養蚕地として知られていたが、生糸が重要輸出となってから特に盛んになった。

製糸技術の改良は、明治3年前橋藩士の手で器械製糸が始められてからで、それ以後前橋を中心に発達した。

福島県と共に日本の主要生産県である。
平成11年
養蚕戸数 1560戸収穫量 623t 生糸生産量 190620kg 器械製糸 184080kg　国用製糸 5760kg 玉糸製糸 60kg

｢耶馬溪しのぐ吾妻峡｣

[吾妻峡あがつまきょう]

吾妻川の中流約4kmにわたる一大渓谷。

清流が岩に激してほとばしり、新緑、紅葉に映える風光は関東渓谷美中の第1位である。

附近に川原湯温泉〓がある。

十景
弁天島･若葉台･屏風岩･八丁暗がり･竜頭岩･竜尾岩･紅葉岩･新蓬莱･白糸滝･布袋岩
所在 吾妻郡吾妻町
長野原町

交通 吾妻線川原湯温 泉下車