今、こんな本読んでます。
■福岡正信著：わら一本の革命


土に関わる本を、今までに20冊ちかく読んだんすが、
ここかしこにこの著者の名前が出てくるんです。
前から読んでみたいと思ってて、先週意を決して買いました。1260円！

読んでみると、いやいや、すごい！
自然農法の元祖と言われるだけあります。
40年かけて「何もしない農法」を生み出す！
・耕さない（不耕起）
・無肥料
・無農薬
・無除草
で、お米を豊作してしまう！
つい最近、2008年95歳で逝去されておりますが、
この方の残したものは、現代農法の対極的なバイブル！となるような崇高さを感じます。
ただ、真っ向から科学の全てを否定（「相対性理論くそくらえ！」のくだりが印象的！）から始まっているので、賛否が分かれてしまうのかも？

この本をキッカケに一躍奮起された木村秋則さんや、山下一穂さんのような方々がいるおかげで引き継がれ、今は噛み砕いて教えていただける次代の中にいるということでしょうか。
そのルーツを知る上で、恐ろしいほど崇高な価値ある１冊でありました。

■木村秋則著：リンゴが教えてくれたこと

この本は涙出ます！絶対オススメ！

■山下一穂著：超かんたん無農薬有機農業

最近やっと復刻版が発刊されて、ようやく購入。
この方、元プロドラマーで文章がリズミカル！
楽しく読めます。CD-ROM付き！

やっと今日の内容をアップできるよになりました。
本日の凛々子、プランターAの様子

だんだん賑やかになってまいりました！

プランターBの様子


実もだんだん大きくなってきましたよっ！


よく見ると、それぞれのプランターの左凛々子が旺盛で、右凛々子が小振り…。

しかしながら、右凛々子がそろってダブル花房。鬼花もプランターBの右凛々子。
実なりは小振りの右凛々子に軍配なのです。

しかもさらに！
右凛々子はA,Bそろって「芯止まり」になっておりました！


芯止まりとは：出るはずの新芽が花芽になってまい、その先行き止まり…の状態（自分流解釈）。
凛々子は芯止まり性に分類とは聞くものの、第二花房で芯止まりはチト早くね？

これも土による影響か…
と思ったのですが、左右凛々子の環境は同じであるからにして、
定植後に性格が分かれるとは考えにくい。
ひょっとして…。以下自分流仮説

カゴメさんが播種機でポットに凛々子種を巻くとき、
この列は「病気に強いが芯止まりが早い」系で
この列は「小振りになるけど寒さに強い」系とか
交合させて失敗率が上がらないよう配慮してくれている！
それらが２苗ずつ、我が家に届いた！　とか。

心遣いありがとう！カゴメさん！

と言う事にしておこう（笑）。
気持ちもいいし（笑）！

というわけで、左凛々子さんたちは脇芽摘まず、
放置方式に変更することに致しました。

■2011年05月05日の話
定植後12日。
特に異常もなく、順調に生育してくれています。
よく見るとなんと！


ダブル花房だ！
一つの花房でV字形２列に花を着けてます！
多収穫の期待大！か？

そしてこちらの花はなんと！

花びらが８枚のトマトの花。
これが噂に聞く「鬼花」か！
初めて見ます。
型は悪いが肥大化しやすくて旨いらしい。
凛々子デラックスに期待です。

が、しか〜し。調べるところによると、この二つの事象、
・肥料が多すぎ
・水が多すぎ
・夜の気温が低すぎ（花芽ができる時の）
が原因と考えられるという。あまり好意的な記述が見られず。
肥料だったらどうしよう。昨年不作のトラウマが…。
ま。じっくり観察を続けていきます！

■2011年4月23日の話
培養土仕込みから1週間。いよいよ凛々子を定植の日。
コンパニオンプランツとしてバジルを購入済み！

大サイズプランター2個の土の具合は良好！に見えます。
生ゴミ堆肥からか、果物？野菜？の種からぽつぽつ双葉を出しております。
昨年は嫁さんの実家から頂いた「文旦」の種がそこかしこに発芽し、賑わいを見せましたが、今年は何の芽でしょうか。
そのまま放任、状況を見てみることに。

ここでちょっとしたアクシデント。
バジルを２株に分けようとしましたが、根っこが強力に絡み合って分ける事ができず！
悩んだあげく、ひとつのプランターには一緒に購入した「三つ葉」をコンパニオンに迎えてみることにしました。いらっしゃ〜い（笑）。
バジル／三つ葉、共に香草だし、忌避効果ありそうだし…
ネットで調べたら、三つ葉はきゅうりと相性がいいらしい…
ま、いっか。
という事で、呼称「プランターA」に「三つ葉 凛々子（いい名前だ）」、「プランターB」には昨年から１本だけず〜〜と枯れずにいる万能ネギとバジル。総じて「リリコ ネギバジル（ラテン系だ！）」で進めて参る所存です。

なお、以前から予定していたニラ・コン（パニオン）計画は、近くでニラ苗を見つけられず、あえなくボツということで…。


定植当日撮影し忘れました、ごめんなさい。以下の画像は5月5日のもの。

↑こちらがプランターAです。三つ葉と仲良くなりますように！　すでに花が咲き始めてます。


↑こちらがプランターB。不明な双葉があちこちに…
左奥に万能ネギが控えめに植わってます。

■2011年04月16日の話
土曜日がやってきました。特製培養土造り。
昨年の反省から次の事をキーポイントに進めてみようと思います。
・定植間もなく葉がものすごく濃い緑に
　→窒素多すぎ。生ゴミ堆肥で野菜ゴミを繰り返し
　　同じ土で堆肥化したため濃縮堆肥を造ってしまったかも。
　　昨年の1/4程度にしてみる。
・半分以上が尻腐れ病を発症
　→尻腐れ病は病気でなくカルシウム不足による生理障害
　　とのこと。家にある苦土石灰を混入してみる。
・腐葉土を混ぜる
　→嫌気性発酵の生ゴミ堆肥と、腐敗菌が好気性発酵した
　　腐植を混ぜるってどうよ？　とかいう浅はかな発想から
　　昨年は使いませんでした。下手の考え休むに似たりです。
　　今年はフンダンに（でもほどほどに）使ってみようと思います。



という事でまずは土のブレンド。
上は特製生ゴミ堆肥、左は昨年キュウリ「うどんこつよし」君を育てそこねた土（ヒカラビてしまった）。数あるプランターの中で野良猫「ぶーにゃん」が喜んで寝てたから、動物目線で結構いい土なのではと、転居先から持って来たもの。
そして右はカラカラに乾燥させた昨年の凛々子土。微生物が活発な土は連作障害は出ないとアチコチで目にするけど、やっぱちょとコワイ。今年で３年目のトマト専用連作土。

↑マイプランターで寝やがる野良のぶーにゃん

そして混入する資材がこれ。左から腐葉土、油かす、EMWとその培養液。これに苦土石灰をまぜます。
「EM」は「Effective Micro organisms（有用微生物群）」の略で、私はこれに関わる本を結構読みました。ネットではエセ科学の代名詞のようにコキ下ろされてる事も知ってます。
これでなければ！という気はサラサラないけど、何より土と微生物の不思議な世界にいざなってくれたキッカケとなった存在でもあるので、特にこだわりなく私は使い続けてみてます。ここら辺の話はとてもおもろいので、別の機会にまた！


こんな感じで混ぜます！混ぜます！

混ぜおわた画像取り損ねました。すんません。



↑密閉して1週間以上養生
最初画像にあった凛々子さん、今日は定植してあげられないのた。ごめん、1週間待ってください。水は差し上げますから。

さて、この土の仕上り具合、目安になる情報を見つけました。

トマトのてっぺんの葉が下向きにカールしていたら、肥料が多すぎ。雑草放置や脇芽を伸ばして栄養を分散させる。
　　　　　
上向きに立つと肥料が少ないので追肥。

水平に広がっていれば健康、問題なし。

■2011年04月13日の話
カゴメさんから念願の「凛々子苗」が届く。

今年で2度目のチャレンジ（トマト栽培は3年目）。
今年こそはタワワに稔る凛々子を夢見て胸躍らせる。

が、しか〜し！
転居のおかげで、土作りが止まったまんま。
手塩にかけた大プランター5杯分の土は何とか持って来たものの、軽くするためカラカラの状態のままなのでした。

早速、翌土曜に緊急培養土造り、１週間寝かせて凛々子定植、その間にコンパニオンの手配（私のではなく）。との大雑把な予定を立てました。大事な凛々子ちゃんには、ポットのまま１週間無理を強いることになりますが、ここはグッと辛抱、辛抱。

長らくご無沙汰してしまいました。
４月に凛々子さん届けて頂きまして、5月12日現在順調に成育中。
試行錯誤で手塩にかけた土のおかげか、「ダブル花房」や「８枚花弁」など、今までにない育ちぶりに期待度大です。
まずは撮り溜めた画像を交えて、これまでの経過をアップして参ります。


今朝の凛々子。
真ん中はキャバクラ、もといコンパニオンプランツと勝手に思って植えた「ミツバ」。